氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
守安功 |
株式会社ディー・エヌ・エー |
代表取締役兼 CEO |
15年 |
経歴/業務内容
1973年、大阪府に生まれる。1998年、東京大学大学院(工学系研究科航空宇宙工学)修了、同年4月、日本オラクル株式会社入社。1999年11月、システムエンジニアとして株式会社ディー・エヌ・エーに入社。2004年に携帯オークションサイト「モバオク」、アフィリエイトネットワーク「ポケットアフィリエイト」、2006年2月には、「モバゲータウン(現:Mobage)」を立ち上げ、同年6月、取締役に就任。2009年4月、取締役兼COOに就任。2010年4月、取締役兼ソーシャルメディア事業本部長兼COOに就任。2011年6月、代表取締役社長に就任。2013年4月より代表取締役社長兼CEOに就任。
やりがい
前任の南場氏の退任理由が「365日24時間に渡って社長業を優先できなくなる」ということであったため「365日24時間すべてにおいて社長業を優先すること」がモットーだという。社長をやることに意欲的でDeNAの成長と新たなサービスの創出を楽しみにしてほしいと社長業を楽しんでいる様子で語った。
仕事への姿勢/考え方
DeNAのアイデンティティは「世界を切り拓く永久ベンチャー」という言葉に集約されている。どんなに大きな企業になってもベンチャースピリットを忘れずに新しいことに挑戦していこうと考える。またDeNAには「ツーランクアップの目線」という文化があり、自分の役職よりも2つ上のランクに目線をおいて物事を考えなければならない。さらに「発言責任」という文化もあり、こうすべきだと思ったら発言しなくてはならないという。
転機
2011年6月25日付けで、DeNA新社長に就任した。前任の南場智子氏が「病気療養中の家族の看病のため24時間365日に渡って社長の業務に専念できなくなったこと」を理由に社長を退任した。カリスマ経営者の後を継ぐ形で経営の舵取りを担う。しかし全く気負いはないようで「2006年に取締役に就任した時点で自分のなかでは次の社長になることを考えていた」と語るように後継者としての強い認識のもとに経営に参画している。
私生活
今後の目標
「グローバルNo.1ソーシャルゲームプラットフォーム」としてのポジションの確立を掲げているが「この事業だけをやります」という考え方はなく、会社が成長する事業であればさまざまな新しいことに挑戦していきたいという。世界を見回すとインターネットサービスを提供している日本の会社でグローバルに成功している会社はないため「DeNAは日本には閉じていない企業であり、欧米と中国のインターネット大手と互角に戦っている」「あそこは何をやってくるかわからない会社だ」と言われる企業を目指している。
感想 ①
守安氏は社長に就任することが決まる5年前から自分の中で次の社長になることを考えていたというように先を読んだスピード感がある経営戦略が会社のさらなる発展に繋がったのだと感じた。守安氏を中心に発案されたモバゲーは今では誰もが知っているソーシャルネットゲームサービスである。しかし事業領域を決めた途端に自ら事業の幅を制限してしまうという考えから会社が成功したからといって現状に満足していない。多くの人に求められ会社が成長するための事業であればさらなるサービスを提供しようという姿勢から新たなことに挑戦する大切さがわかった。DeNAにあるツーランクアップの目線と発言責任の文化は社会人になるために必要であり、自分の置かれた立場以上の目線で物事を見つめ思考し発言することを心がける。さらに自分のまた守安氏はエンジニア出身であるがマーケティングやコーポレートも担当した経験があり、トータルなバランスで考えることができるのが強みだと語る。私も何かをする際にはさまざまな経験を積んで総合力を身につけるようにしたい。
感想②
今回、守安功氏を調べるにあたって、驚いたことは積極性、信頼性であると感じました。積極的に行動してきたから、人とうまく関わってきたから今の地位がある、と感じました。調べるまでは日々の行動などは気にせず生きてきましたが、調べたあとは守安功氏のように行動していこうと思いました。
感想②
今、多くの若者はソーシャルゲームで遊んでいる。その代表の一つとして挙げられるのがDeNAである。そんな大企業の新社長に若くして選ばれた守安功。彼が若くして新社長を任されたのは、どんな大企業になってもベンチャースピリッツを忘れず新しいことに挑戦するという「向上心」があったからだ。名を残した偉人はみな「向上心」を持っていたと思う。向上心は全てのことに対して必要である。満足してしまったら成長は止まってしまう。自分自身も向上心が欠けていると思う。ある程度のレベルまで頑張ると満足し、努力をやめてしまう。私も常に上を目指して努力するぞ、という強い意思をもって生きたい。
感想③
大企業となってもベンチャースピリッツを忘れず新たなことに挑戦していこうという考え方がとても印象深かった。会社が大きくなるにつれ保守的になりがちだと思っていたが、そういうわけではなく新しいことをするのは大変労力や勇気のいることだと思う。村安氏自身も、社長として強い自覚をもった人物だからこそ、このように常に前進し続ける会社を支えられるのだと思った。
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最終更新:2017年02月26日 17:14