氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
山口勝治 |
NEC |
プロジェクトマネージャー |
19年 |
経歴
某国際通信事業者で通信ネットワークの監視と運用保守を担うエンジニアを5年ほど務める。海洋システムに関する設備の設計を手掛けてみたいと、海洋システムで実績のある国内の大手メーカーに転職する。10年間在籍したが、主に案件の入札対応やプロジェクトのインプリメンテーションなどを手がけるSE業務を担当。もっと大きなプロジェクトを自分の手で動かしてみたいという思いが強くなり2008年にNECへ転職。
事業内容
アジア各国の通信事業者を顧客としたさまざまな海洋システム案件に関わり、プロジェクトマネージャー的な立場でプロジェクトのまとめ役を担っている。お客さまからのオファーを受けて、システムを設計して提案書を作成し、予算の見積もりなども含めて受注までの折衝をリード。契約後も、システムを納めるところまで責任をもってプロジェクトを管理していく。
やりがい
これまでに渡航した国は20各国以上で、文化や習慣の異なる国を相手にビジネスを進めていくのは苦労もあるが、得るものもたくさんある。懸命に考えた提案を受け入れていただいて受注できた時の達成感は、スケールが大きいだけにまさに格別である。またシステムを納めた後、お客さまからNECに対する評価の声をいただいた時も、大いにやりがいを感じる。
仕事への姿勢/考え方
世界中の通信業界を相手に、NECブランドをさらに高めていく力になれればと思っている。
お客さまとの折衝に専念できるのは、社内調整など上司のバックアップがあるおかげである。
転機
私生活
今後の目標
まずはプロジェクトマネージャーとして誇れるような実績を上げること。さらに、海洋システムで築いた実績をもとに、各国の事業者の通信ネットワークにもビジネスを広げていきたい。
感想①
エンジニアとしてキャリアをスタートさせたが、大きなプロジェクトを自分で動かしたいという思いから転職をし、現在は数百億円規模の大きなプロジェクトを担うプロジェクトマネージャーとして活躍されていてすごいなと思った。国と国とを結ぶ海洋システムのプロジェクトは、規模も大きくて苦労も多いだろうけれど、やりがいも大きそうだなと感じた。
上司がしっかりバックアップしてくれるから、お客さんとの折衝に専念できる、ということから、仕事を上手く進めていくために、周りがしっかりフォローをしてくれる環境であるということが大切だなと感じた。
感想②
記事に一通り目を通して、この人は常に高みを目指す人だな、と感じた。自分のやりたい事のために、ある程度勤めた会社を去って新たな環境に足を踏み入れることは、容易くできることではない。また勇気だけあったとしても不可能だ。この人がそれを出来たのは、実績も伴っているからである。自分も高校の部活で結果が全てという現実を痛感したことがあるが、社会に出てもそれは同じだと感じた。また、最後の最後まで手を抜かずに仕事を終えている部分も素直に尊敬したい。ある程度満足したら気が緩みがちで、そこを己の意思だけで継続させるのはとても難しい。けれど、それだからこそ最後に大きなやりがいを得ているのだろうと思う。自分もそういった人間になれるように日々努力していきたい。
感想③
社会人になっても現状の自分に満足せず、やりたいことがあれば転職することを厭わないアグレッシブな姿勢は私たち大学生も見習うべきだと感じました。こういった姿勢は日々を漠然と過ごしているだけでは身につかず、やりたいことを探し続ける心を持つことが大事であると思いました。
感想④
仕事へのやりがいからは同氏の誠実な人柄が読み取れる。納品先の評価に喜びを感じる姿勢はエンジニアとして素晴らしい。お客様のことを念頭に置いてシステムを開発しているのだろう。このように顧客の満足をやりがいとするプロジェクトマネージャーに中枢の役割を担ってもらうのは頼もしい限りである。海外を相手にした取引には国内とは異なる困難が伴うが、スケールの大きさに達成感が比例すると述べていることから、今後も活動の幅を広げつつ良質なシステムの開発を目指してくれると期待する。*関連記事
最終更新:2018年02月21日 13:11