氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
ティム・クック |
Apple Inc. |
最高経営責任者(CEO) |
24年 |
経歴・業務内容
1960年、アメリカ、アラバマ州に生まれる。
1982年、オーバーン大学で生産工学分野の理学士取得。
1988年、デューク大学でMBA(経営管理学修士)取得。その後、IBMに12年間勤務。
1998年、Appleに入社。
2004年、Macintosh事業部の責任者に就任。
2005年、AppleのCOO(最高業務責任者)に就任。
同年より、ナイキの社外取締役をつとめる。
2009年と2011年に、スティーブ・ジョブズの病気療養期間にCEOを代行。
2011年、スティーブ・ジョブズのCEO引退を受け、正式にCEOに就任。
やりがい
仕事への姿勢/考え方
「スティーブ・ジョブズは会社の顔、ティム・クックは経営、運営の顔」
徹底した在庫管理、丁寧な仕事。
とにかく慎重に、分析を欠かさずに。
利益のためのコストカット。
転機
今後の目標
感想①
2011年のCEO就任前まで、新作発表会に必ず登場するジョブズとは異なり、あまり名前を聞くことはなかった人物だと自分は感じていた。引用元のほとんどに共通して、「スティーブ・ジョブズとティム・クックは対極的な人物である」と書かれていたことがとても印象的だった。個性の強い、表舞台に出てくる、Appleの顔であったジョブズと、それを経営面、運営面でささえた、慎重派のクックは、まさにApple社における陰と陽であり、ジョブズの出す、先進的すぎるアイデアを、クックがうまく形にし、世に出すというサイクルが、まさに現在のApple社を形作った。やはり、情報システムにおける、開発者と経営者の関係がこの二人の間に成り立っていたと思う。
感想②
ジョブズのwikiを読んでいた時に度々「ティム・クック」という名を目にした。彼の名前を全く知らないわけではなかったが、やはりジョブズに比べると印象の薄さは否めない。そこで、彼の人物像を知るために彼のwikiを読んでみようと思った。
wikiにも書いてあるが、彼はジョブズと対照的な人間であると感じた。彼は大学を卒業し修士号も取得している。wikiを見る限り特に人生において大きなハプニングがあったようには見受けられず、appleに入社してからも非常に冷静に仕事をこなす人物であったように見受けられる。
「スティーブ・ジョブズは会社の顔、ティム・クックは経営、運営の顔」 この一文から、apple社が成功した秘訣が見いだせた気がした。いくら魅力のあるプレゼンで消費者を引き付けても、肝心の商品の出来が良くなければ見掛け倒しで終わってしまう。しかしapple社では、ジョブズの魅力的なプレゼンで人を引き付け、クックの堅実な経営で人々の期待を裏切らないという最高のサイクルが成立していた。このサイクルなくしてapple社の成功はなかったと思う。
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最終更新:2017年02月26日 15:38