氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
嶋正利 |
AOIテクノロジー株式会社 |
代表取締役社長 |
40年 |
経歴・業務内容
1967年にビジコン株式会社(当時:日本計算機販売株式会社)に入社。その後Intelと提携して「Intel4004」の開発に成功させ、1971年に発表した。Intel4004開発後はビジコン株式会社を退社し、株式会社リコーに転職したがスカウトにより1972年インテルに転職。8ビットマイクロプロセッサのIntel8080の主任設計者となっている。1997年にITX株式会社とオリンパスとの合弁会社であるAOIテクノロジー株式会社の代表取締役社長に就任。またコンピュータ専門大学の福島県立会津大学教授として指導にあたっていた。
やりがい
大学では化学を専攻していたが、同じ研究室の先輩からの話を聞いたりしてコンピュータのプログラミングをやりたいと考えるようになった。また特定の専門分野を持っていなかったために自由に物事を考えることが可能になった。また知識なり経験に頼らずにやれる職であったからだという。
仕事への姿勢/考え方
転機
入社後、事務ソフト部門に配属された。そういったアプリケーションの開発には興味がわかず、上司に開発部門に異動させるよう直訴し、1967年の秋に日本計算機製造(株)茨木工場に出向となり、待望の電卓開発の仕事につくことになったその後、相次いで開発されるICに対応するため、担当した電卓の開発チームが渡米してしまい、他の事情もあり嶋は一旦ビジコンを離れる。静岡県警察に転職し科学鑑識課に勤めるも、3ヶ月後に開発の仕事ということで電卓の世界に復帰した。そして1970年、「Intel 4004」を開発することとなる。
今後の目標
感想
自身の力により未来を切り開いていく姿勢は素晴らしいものだと尊敬できる。長年にわたり自身の力を信じて頑張る姿勢、そして他人に流されない意思は受け継いでいくべきものであると思う。
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最終更新:2021年03月04日 21:46