氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
田中考司 |
KDDI 株式会社 |
代表取締役社長 |
・ |
経歴
1979年京都大学工学部、1981年京都大学院工学研究科電気工学専攻卒業後スタンフォード大学へ進む。
1981年に国際電信通話 に入社し、その後KDDIソリューション商品開発本部長になる。
2012年12月1日同社の代表取締役社長になる。
業務内容
やりがい
対応が遅い企業と流動的な社会との差に注目し、その差をなくすことに力を注いでいる。安定した業績を出して保守的に走りがちである組織を、自律的に動く組織、自由な組織、アグレッシブな組織にすることに社長として日々取り組んでいる。
仕事への姿勢/考え方
80点で満足せず、100点を目指す。完璧主義者というわけでなく、100点を目指さずに物事を行っては良いものも作れず、加えて楽しくないという考え方である。
転機
「とことんやってないから満足できないし、後悔もするんだ」という出張先の会社社長との会話にて考えの変化を起こす。80点をよしとしてきた価値観が100点を目指さなければ楽しくないという価値観へと変わった。
私生活
今後の目標
世界26地域、59都市、96拠点を設け、海外展開を進めている。
感想①
社長になる人間に保守的な人間はいないと思った。現状維持に満足せず積極的に変化を望む。社長になるような人間が変化しているのに、自分のような凡人が現状維持を望むのは間違いであり、愚かであると感じた。積極的に行動したい。
感想②
人からの言葉に感銘を受けて自分の考えを変えなおす。そして価値観を変えてより良いものを目指す。そのように自分自身の変えるべきところは変えることができるから、どんな大きな企業でもその体質を変えていけるのではないかと考えた。競業他者の動きを素直に評価し、でも自分たちは自分たちのやり方でやるのだという軸をもっている。外の情報をそのまま受け入れず、自分自身で確認して判断する。直感で判断するだけでなく、確かな情報をあつめその上で公平な評価、そして自分独自の軸をしっかり持った状態で挑戦していきたいと思いました。
感想③
私はKDDI株式会社の田中考司さんの仕事への姿勢、考え方での100点を目指さねば物事を行う上で良いものは作れず、加えて楽しくないという言葉が心に残った。私自身80点でよしとする価値観であるためいつも中途半端結果になり、後悔したりすることが多々あった。KDDIの代表取締役の田中考司さんも私と同じような感じで80点をよしとしていたがある取引先の社長との出会いで100点を目指さねば楽しくないし、満足することもできないということを教わり、価値観が変わった。ある人との出会いで人はここまで変われるものだというのが分かった。何気ない一言で自身の価値観が変わり、良い方へと切り替われるものである。そこで素直に言われたことを受け入れるというのも大切なことである。その他にも現在の流動的な社会に目を向け、その社会への対応の遅い企業との差に注目し、その差をなくすことに力を注ぐことで保守的な組織ではなく、自立的に動き、アグレッシブな組織を目指しているのに驚いた。現在の社会の状況上保守的な企業が多い中、アグレッシブな組織展開を行うことでまた新たな成長をしようとしているのが見てとれる。その姿勢が世界へと拠点を広げ海外展開をしているところからもよく分かる。失敗を恐れず、チャレンジ精神を持つことが大切であり、自分の価値観を80点で満足していた自分から100点を目指す心持ちにすることが必要だ。現状に満足していては何も生まれないというのが分かった。
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最終更新:2017年02月26日 16:23