氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
斉藤優理 |
ソニー ソフトウェア |
アプリケーションスペシャリスト |
1年 |
経歴・業務内容
お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科理学専攻。
2012年ソニー株式会社へ入社。ソフトウェアの開発・設計(ユーザインタフェース)を担当しており、カメラのアプリケーションを企画・開発している。現在は斉藤氏が提案したアプリを商品化するための準備を進めると同時に、特許の申請書類を作成している。
やりがい
ソニーには、女性エンジニアとして活躍している社員がたくさんいて、商品を作る過程では、“女性の視点”も大切にしている。また、仕事と育児を両立させるための制度や職場の環境も整っていて、とても働きやすい会社だと感じている。さらに、年齢に関係なくいいアイディアを生み出し挑戦し続けることで、手応えのある結果を得られる環境があると感じている。
仕事への姿勢/考え方
新しい写真の楽しみ方を提供できるようなアプリを提案・企画し、プロトタイプを実装する」というテーマで、実務テーマ研修に取り組んでいる。アプリの実装をするときは、他の人が読みやすいコードを書くように心がけている。さらに、仕事が終わっても、通勤電車の中ではニュースをチェックしたり本を読んだりしている。また、通勤電車内では新しいアイディアに繋がる小さな発見もあるので、そのようなちょっとした時間も大切にしている。
学生時代に学んだ情報系の基礎知識や、学会発表などで鍛えられたプレゼンテーション力は、現在の仕事に大いに活かせていると感じている。しかし、現在の業務に必要な技術的知識は、まだまだ不十分であると感じており、先輩に質問したり、プログラミングなどの研修を受けたりして、日々勉強している。
転機
自身のコンピュータがBrainウイルスに感染したのをきっかけにウイルス対策ソフトウェアの開発を始める。
私生活
入社して半年間で、国内は金沢と北海道(富良野)、海外はタイ(バンコク)へ旅行に行った。また、週に一日“ノー残業デー”と呼ばれる日があり、この日を利用して毎週お料理教室に通っている。ソニーには、仕事とプライベートをうまく両立していく制度が整っており、うまく活用している社員が多いと感じている。
今後の目標
将来の夢は、新しいアイディアを提案し続けられるエンジニアになることである。そのためには、技術的な知識を深めることはもちろんであるが、日頃から他社の動向に目を向け、色々なことに興味・関心を持つことを心掛けており、休日には様々な場所に出かけたりしている。また、世界中のエンジニアや研究者が考えている技術やアイディアを、様々な角度から学び、未来を見据えながら仕事ができるようになりたいと考えている。そのために社内のみならず社外でも、積極的に機会を作って勉強に力を入れていきたいと考えている。
感想①
この人材像を紹介するにあたり、自分とは異なる立場の方でまだ社会に出たばかりの方を調べようと思い、女性でかつ2012年に入社された斉藤氏の人材wikiを作成した。ただ単にプログラムをきれいで正確に書くことや、ただ単にプロジェクトを円滑に進めて成功するだけではなく、女性目線での商品開発や若手ならではのユニークな発想に興味を惹かれた。私は今まで“大企業”というと、プレッシャーが重くのしかかり、毎日仕事が多くて、女性であったら子育てする環境はないと思い込んでいた。しかし、この方のインタビューを見てみると、様々な年代の方や国籍の方と仕事をして、幅広い人間関係を築くことができたり、さらに仕事だけではなくプライベートも楽しんでいたりしていた。私はISプログラムに進みたいと考えているが、社会人にとって大切な“柔軟な思考”と“多角的な考え方”を大学生活で身に着け、さらにこの方のように、仕事もプライベートも両立できるような社会人になりたいと感じた。
感想②
女性エンジニアの活躍は社内の活気にもつながるし新たな目線から開発に刺激を加えていることが分かり、大きな影響を与えていると感じた。また常に意新しいアイデアを提案し続けたいという姿勢はとても好感が持てた。これからますます女性が活躍する場面が増えてくると思うのでお手本となる存在であると思う
感想③
女性エンジニアということで注目してみたが、書かれているだけあってすごい人だった。
大学院を出て一年で企画もしているとは驚いた。それでもまだ勉強することがあり、日々の業務では足りない知識があるらしい。自分は今程度で音をあげている場合ではないと思った。
感想④
「女性の視点」といったお客様の視点に立ち、さらには日常の何気ない気づきも製品に取り入れていることがよりよいアイデアを生んでいるのだと思った。ある1つの固まった考え方ではなく、柔軟な思考で状況に合わせてどうするべきなのかを考えられる人材になりたいと思う。
感想⑤
女性であること、仕事もプライベートも両方充実させていることに興味を持ってこの記事を選択した。仕事では積極的に研修などに参加し、プライベートでは料理教室や旅行に行くということで、公私どちらでも自分磨きし続けている方だと感じた。自分を磨くことはいい仕事をすることにつながると考えられるため、自分のために時間を使うことの大切さについて考えさせられた。私も斉藤さんのような素敵な女性になりたいと思う。
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最終更新:2018年02月10日 13:30