氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
クリスアンダーソン |
ワイアード(WIRED) |
誌編集長 |
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経歴・業務内容
アメリカ合衆国・ジョージ・ワシントン大学
アメリカ合衆国・カリフォルニア大学バークレー校 卒業
「ロングテール」(インターネット物品販売の手法、概念のひとつで、販売機会の少
ない商品でもアイテム数を幅広く取り揃えることで、総体としての売上げを大きくす
るもの)の提唱「MAKERS」の著者として、有名に。
仕事への姿勢/考え方
インターネットの一般化により、世界中の情報は今までよりもどんどんオープンになっていく。消費者は、画一的な大量生産的なモノだけでなく、細かいニーズ、本質的な欲求を捉えた情報にも、簡単にアクセスできるようになる、という「ロングテール」を用いた考え方。
「MAKERS」の中では、 何かを作りだす事、それが自分の未来を作るのという考えを提唱し、誰もが「メイカーズ=欲しいプロダクトを自ら作る人」になれる時代がもう来ていると述べている。
「スキルを持たない人たち」にモノを生み出すチャンス。
転機
私生活
今後の目標
コミュニケーションスキルやリーダーシップ、コミュニティを活性化させる材料をきちんと準備する、といったようなソーシャルスキルが、より強く求められるようになる。そして、さらに大切なのは、こうした能力を通じて自分のかかわるコミュニティからベストなソリューションを引き出し、商品として形にしていくこと。ここまでの流れを生み出すことが、プロのエンジニアの役割となる。
感想①
「インターネットの一般化により、世界中の情報が今までよりもオープンになり、大量生産的なモノだけでなく、本質的な欲求を捉えた情報にも簡単にアクセスできるようになる」、ロングテールという考え方を知ってしまうと自分の欲求にぴったりとあてはまった感覚を得られるようになり、ロングテールを求める傾向はさらに活発化すると思う。
また、MAKERSの「何かを作り出すこと」を自分たちで行っていく時代がくるのかと考えさせられた。個人がベンチャー的にものづくりに入れる余地が大きくなっているのだなと実感した。さらに、デザインを隠して、ほかの企業に教えない、従来型の製造業から、デザインを広く公開しながら、ネットワーク的に育てて製品化していくような手法も広がると思うと、自分自身も将来、ひとりの「MAKERS」になりたいと感じた。
感想②
WIREDはどのようなサイト又は雑誌かと聞かれると返答に困る。メディアである以上何らかの傾向があり何かに関連している情報を扱っているのは明らかで読んでもそれが理解できる。だが一括りにする以上の豊かさがWIREDにはある。それは彼の「ロングテール」という考えによるものだろう。
日本のビジネスは未だに多くが売れているものを調べ、その商品を大量入荷し大量に売りさばくといったものであるが、「ロングテール」の浸透により生産者と消費者がお互い活発化しそれぞれが本当に欲しいものを生み出す「MAKERS」になれる未来を願ってやまない。それを実現する可能性を持つのがインターネットという種であり、私たちは芽が出るように育てなければならない。
私は彼の創り上げたインターネットの理想像に大きく共感し、幻想で終わらせない「MAKER」として将来仕事をしていきたい。
最終更新:2017年02月21日 16:48