氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
ピーター・ドラッカー(Peter.F.Drucker) |
クレアモント大学院大学(2003まで) |
学者:社会生態学者 |
70年 |
経歴
ウィーンで裕福なドイツ系ユダヤ人の家庭に生まれる。
1917年に両親の紹介で、同じユダヤ人の精神科医ジークムント・フロイトに会う。
1929年、ドイツ・フランクフルト・アム・マインの『フランクフルター・ゲネラル・アンツァイガー』紙の記者になる。
1931年にフランクフルト大学にて法学博士号を取得。このころ、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)のアドルフ・ヒトラーやヨーゼフ・ゲッベルスからたびたびインタビューが許可された。
1933年、自ら発表した論文がユダヤ人を嫌うナチ党の怒りを買うことを確信し、退職して急遽ウィーンに戻り、イギリスのロンドンに移住。ジョン・メイナード・ケインズの講義を直接受ける傍ら、イギリスの投資銀行に勤める。
1937年、同じドイツ系ユダヤ人のドリス・シュミットと結婚し、間もなくアメリカ合衆国に移住した。
1939年、処女作『経済人の終わり』を上梓。1942年にバーモント州ベニントンのベニントン大学教授となった。
1950年から1971年までの約20年間、ニューヨーク大学(現在のスターン経営大学院)の教授を務めた。
1959年に初来日し、以降たびたび来日。日本画のコレクションを始める。1966年には勲三等瑞宝章を受勲。
1971年にカリフォルニア州クレアモントのクレアモント大学院大学教授となり、以後2003年まで務める。1979年に自伝『傍観者の時代』を、1982年には初めての小説『最後の四重奏』を著す。
2002年、アメリカ政府から大統領自由勲章を授与される。2005年にクレアモントの自宅にて老衰のため死去。95歳没。
業務内容
ベニントン大学
ニューヨーク大学
クレアモント大学
「経済人の終わり」
「傍観者の時代」等
GM、GE等
やりがい
仕事への姿勢/考え方
自ら学ぶ上で最も効果的なのは自ら教えることをモットーに教鞭を振るった。更にコンサルタントとしては実務経験を第一として、仕事は月に3日までという規定のあるハーバード大学の誘いを蹴っている。また大きな組織の中で働くのは肌に合わないといい、自ら管理者とし働いた経験は少ない。
転機
8歳のとき、担任の教師の教えのもと学ぶという喜びを知る。計画建てて目標に取り組むことを教えられ、その時のことが後のマネジメントについての原点になっている。
私生活
基本的に仕事をしないときは前もって計画立てている読書などの学習を行なっていた。
また、日本の絵画について自ら「中毒」という表現を使い、個人的に収集したコレクションを日本で水墨画名作展として開くだけではなく、大学で東洋絵画の授業を講師として教鞭をとるほど日本画についての造形が深い。
今後の目標
参考URL:
感想①
今回P.F.ドラッガーについて自伝を読み書いた。20世紀を生きた、この人の人生は波瀾万丈の人生だった。様々に職を変え、その度に新しい人と出会い助け、又助けられていた。一方で人生の中で常に学習することを忘れず、亡くなるまで手帳に予定を立てている。
私は計画建てて取り組むことが何よりも苦手だ。物事をなすためには自ら学習することが重要だと思う。新しい分野を学ぶことで新しい人にも出会えると参考文献を読み感じた。
ITという比較的新しい分野を学んでいく上でその周辺の分野について自ら学んでいこうと思った。
感想②
大学でマネジメントの方法についても学習している。この「マネジメント」は彼が発明したものであると始めて知った。実務経験を重視し自ら常に第一線で活躍し続けた姿勢に感銘を受けた。私も彼のように、時代に負けず確信した自分の道を歩みたいと思った。
感想③
私は経営学にとても興味を持っている。そして経営の父と呼ばれるほど偉大な経営学者であるピーター・ドラッカーのことも当然知っていた。現代の経営においてドラッカーが残した功績は計り知れない、しかしこの記事を読む中でその功績の元となったドラッカーの学びへの真摯な姿勢を垣間見ることができた。
私は学ぶということが苦手だ。物事をいつも後回しにしてしまいその結果、大変な思いをすることがよくある。しかしドラッカーのように勉強計画を建て、そのとおりに物事を実行することで経営的思考を養うのも面白いのではないかと感じた。そしてこれからは、目標を持つだけでなくそれを実現するための学習内容についても計画を建て、自分の人生をマネジメントしていきたいと思った。
感想④
ユダヤ人は頭が良いという通説がありますが、彼の経歴を辿っていくとそれが事実であるような気がしました。彼が人生で主たるテーマとして研究してきた「マネジメント」で世界的な功績を残したのも「計画建てて目標に取り組むことを教えられ、その時のことが後のマネジメントについての原点になっている。 」という記述にもあるように、8歳のときに教わったことを後々まで実践していたことがすばらしいと思いました。
感想⑤
様々な経験をしていてとても尊敬できる。ユダヤ人が迫害されてたときから業績を残し
ていてすごいと思った。
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最終更新:2018年01月31日 19:21