氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
大津心 |
アイティメディア株式会社 |
副編集長 |
6年目 |
経歴
サーバ管理者、IT系の出版社にて記者を経験後、2004年9月、中途入社。
業務内容
細かい記事の企画や記事の編集・掲載作業も含め、サイト運営全般を担当。
編集者の特徴
@ITはとても専門性の高い媒体ですので、1つのことにこだわったり、とことん追究しないと気が済まない人の方が@IT編集部には向いてると思います。そ ういう"オタクさ"が、専門性の高さにつながりますし、その専門性の高さが何より読者からの評価に結びついているのだと思います。
仕事に対する心構え
編集部に入ってきたメンバーだと、元々編集者だった人以外にも元プログラマやSEなどもいます。編集経験よりも、@ITの読者のようなITの現場で働いて いる方の方が、自分の知識を生かした仕事ができるのではないでしょうか。ただし、編集経験はなくても努力次第で克服できますが、興味とモチベーションは直 結するので、@ITで扱うテーマに興味がない方は厳しいと思います。
苦労とやりがい
編集者はつなぎ役、芝居でいう黒子なので、主役である筆者さんや周りの多くの関係者に動いて頂かないと作品が完成しません。そのための社内調整や、外部の方との折衝は苦労が多いです。 一方、Web媒体はPV(ページビュー)やブログからのリンク数などで、読者の反応がはっきり出る。結果は数字にもはっきりと表れるので、自分の出した記事の反響はやりがいと充実感につながっています。
仕事への姿勢/考え方
アイティメディアの編集者は当然ITに対する興味は強いです。しかし、現在は読者の方でも編集者と同じような情報リソースに辿りつき、ブログなどで誰でも 情報発信できる時代です。アルファブロガーなど、個人でもメディアと同等もしくはそれ以上の影響力を持つ方もいらっしゃいます。われわれはプロフェッショ ナルとして、専門性の高さを維持するためにも、IT系の新しい情報に対するアンテナを常に感度を鋭く保つようにしています。
転機
前職といまの仕事はWebメディアという点では似ていますが、以前は記者職が中心であり、いまは編集職が中心である点が異なります。記者時代には取材と執筆に業務時間の大部分を費やしており、なかなかほかの仕事ができませんでした。そして、より大きな仕事をやりたいというのが転職を考えた一番の動機でした。
私生活
土日はしっかり休んでますよ。休日はだいたい、趣味のゴルフに費やしています。
今後の目標
担当している@IT情報マネジメントのサイト自体も大きくしたいですが、ビジネス面についても商品企画から考えていきたいと思っています。「編集だからお金のことを考えなくていい」というのは、古い編集者像ではないでしょうか。当社のメディアは誰でも無料で読むことができます。従って、基本的に雑誌や書籍のような販売収入がありません。クライアントから広告やマーケティングサービスを利用してもらうことで得る収入のみになります。そのためには、質の高い読者をどのように集めて、どのようにビジネスに結び付けていくか。ここを並行して考えないとメディアは成立しないのではないでしょうか。Webメディアはまだまだ歴史の浅い、ビジネスモデルが固まっていない発展途上のメディアだと思います。
そのようなメディアなので、あんまり「編集者だからこうだ」とか「営業だからこうだ」と決め付けて考える必要もないと思うんですよね。立場が違うと周りから求められることが違うというだけで、あまり肩書きは関係ないと考えてます。このような環境で、新しいビジネスを作っていきたいと思います。
感想①
大津さんは前の仕事である記者の仕事だけでは満足できず、もっと大きな仕事やりたいという気持ちで編集者になりました。自分の持っている能力を限界まで伸ばしたいという大津さんの気持ちに感心しました。編集の仕事は経験よりも自分の知識を生かせるほうが結果につながると、専門性の高いサイトの編集者として、いかにサイトに関する知識が重視されることを語っていました。編集の仕事はつながり役であるため、ほかの部著の方たちとの社内調整にストレスとを感じていると述べたことから、編集者の苦労を感じた。しかし、結果をはっきり見えるので、その結果から自分のやりがいを感じられるとを語った。将来の目標として、Webメディアはまだまだ成長を続けるメディアなので、そのような環境で新しいビジネスを作っていきたいと、仕事にやりがいを感じて頑張っている大津さんの姿は、将来自分の知識や専門性を高めながら、やりがいのある仕事をやりたいと私に強く感じさせました。最後に、興味とモチベーションが直結しているという大津さんの話から、自分の興味のない分野では成果が出せないことを感じ、興味と一致している職場で活躍したいと思いました。
感想②
編集者という仕事は苦労がたくさんあるがとてもやりがいのある仕事であることがわかった。自分の知識を活かし仲介役として目立つことはないけれど確実に周りに影響を与えることができる魅力的な職であると思う。プロフェッショナルであるという意識を持って専門性の高さを維持するなど仕事に対しての熱い思いが感じられた。Webメディアに関しては私も興味深い分野であり、様々な視点から発達させることができるであろう魅力ややりがいが見えた。私も自身の力を活かし、モチベーションが維持できるような興味のある仕事をしたいと思う。
最終更新:2017年02月26日 17:01