氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
橋本善久 |
スクウェア・エニックス |
ゲームクリエイターかつプロジェクトマネージャー |
17年 |
経歴・業務内容
1997年東京大学工学部卒業(1993年~1997年)
1997年にセガに入社
2004年PS2用のアイトイソフトのディレクター/ゲームデザイナー/プログラマ
2005年テクニカルディレクターとして次世代機用汎用ゲーム開発環境「Hedgehog Engine」の開発を開始
2006年ディレクター/ゲームデザイナーとして「Sonic Unleashed」プロジェクトを立ち上げ
2009年4月時点の経歴は、第二CS研究開発部 第一プログラムセクション ゲームディレクター兼テクニカルディレクター
2009年7月ごろスクウェアエニックスに移籍
2010年の所属は開発部プロデューサー/テクニカルディレクター
やりがい
ファイナルファンタジーという、25年もの長い期間多くのユーザーの皆様に楽しんで頂いている歴史ある作品に関わるというのは、ゲーム製制作者 としてはとても嬉しいことであり同時に責任も重く感じるとのこと。喜びと緊張感を同時に味わいながら、今後も直接的、間接的、様々な形でファイナルファン タジー作品に貢献して行けたらと発言している。
すばらしい30周年、40周年、50周年が迎えられるように今後も全力で頑張りたいと
述べている。
仕事への姿勢/考え方
具体的なプロジェクトマネジメントとしては,「調査する」「戦略を立てる」「設計する」「計画する」「スプリント」といった手順が重要だと橋本氏は語る。
「戦略を立てる」というプロセスでは,入力と出力を念頭に置いて,入力のコストや出力されるものの価値などを概算したり,どの優先度が高いかなどを試算したり,どこから決定していくかなどを考慮したりする「プロジェクトの天秤」という考え方を紹介している。
転機
私生活
今後の目標
各職種の特徴に合わせて方法を調整したり,タスク管理システムをアプリケーション化したりといった方法でより効率アップを図っていくそうだ。
感想 ①
私の目標とするゲーム制作の中でも特にしてみたいと思う分野の職業であり憧れの職業に就いているということでとても尊敬の念を抱く人物です。また、プロジェクトマネージャーとしてどのようにチームのメンバーを引っ張っていけばいいのかということや、開発中のプロジェクトの将来を予測するにはどうしたらいいかなど、考えていることが大変興味深くもり、また同時にとてもためになる話であると感じた。プロジェクトの正確な予想は不可能であると発言していることからも、並みのプロジェクトマネージャーではないと感じた。また、私たちも情報科学科の学生としてグループでアンドロイドアプリを作成し、発表をすることがあった。このようなことも小規模ではあるが、自分たちでプロジェクトを作成し、どの程度の時間でできるか、発表までにどの程度まで完成させられるか、また発表に間に合わせるにはどうしたらよいかなどを考た。次からこのような活動をする際には橋本氏の話を深く心に刻み、少しでも近づけるように努力していきたいと思う。
感想②
私自身はチームワークというものにとても苦手意識があるため、プロジェクトマネージャーとして歴史あるファイナルファンタジーシリーズに携わる氏のことはとても尊敬する。プロジェクトマネジメントについて、優先度を考え「プロジェクトの天秤」にかけるという考え方にはとても納得し、勉強になった。これから実践していきたい。
最終更新:2018年01月13日 21:15