氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
辻本憲三 |
株式会社カプコン |
取締役会長CEO |
56年 |
経歴・業務内容
1940年生まれ。1983年に株式会社カプコンを創業し、代表取締役社長に就任。ファミコンブームの到来に合わせて業務用ゲーム機器だけでなく家庭用ゲームソフト事業にも参入し、「ロックマン」や「ストリートファイター」シリーズをはじめ国内外でヒット作品を次々に生み出す。1990年には株式を公開。2007年、経営に専念するため代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)に就任。
やりがい
仕事への姿勢・考え方
カプコンの最大の強みは「創造力」であり、個々のクリエイターの能力に加え、クリエイターが持つ創造性を自由に発揮できる風土があることが重要としている。そのための組織作りに力を入れ、失敗したときのセーフティネットも用意し、新たなことに自由とチャレンジできるように取り組んでいる。
転機
1966年に菓子店を開業し、その後、綿菓子製造機の行商を始めた。その行商中、子供向けパチンコ機が1機種当たり1千台売れたことでゲーム娯楽が今後成長することを確信し、子供向けパチンコ機との出会いをきっかけにゲーム機の販売を開始。
私生活
今後の目標
経営を次世代に確実にバトンタッチすること。将来、会社が確実に機能するように、創業者として培ってきた経営ノウハウをシステム化し、次の世代に引き継ぐことに注力している。
感想①
辻本氏の「他人にできないから価値がある。何事にも、創意工夫が必要。」という言葉が心に響いた。ほかの人とは全く違う考えを持つことは即座にできることではない。しかしゲームをプレイする人たちは楽しい、スリルなどの刺激を求める。ゲームはものによっては、称賛されたり批判されたりと十人十色の評価が与えられる。しかしそこも一つの魅力であり、個人個人のゲームを見つめる視点が違うのだと感じた。そういった評価も参考に更なる高みを目指してまた新たなゲームを作り出すことは非常に困難だが、辻本氏が掲げている「創意工夫」という信念を強みに一歩一歩人生を歩んでいきたいと感じた。
感想②
一見ゲーム業界と何ら関係のない業界から、ゲームの将来の可能性を感じ取った先見の明に感動させられた。社員が自由な想像力を働かせられるような会社作りを目指していることを知り、上に立つものとしての責任感を知らしめられた。
感想③
自分で創業し、それをここまで誰もが知っているほどの大きな会社にしたのがすごい。カプコンといえば、ストリートファイター、ロックマンシリーズなど、少し私は世代が違うが、私も含め多くの人が遊んできた。ゲーム会社を大きくする人というのは、想像力がとてもすごいのではないかと思った。大人が子供に楽しんでもらうゲームを作るというのは並大抵の人ではできないだろう。
関連記事
最終更新:2018年01月14日 11:25