氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
平鍋健児 |
株式会社永和システムマネジメント |
コンサルタント |
21年目 |
経歴
1989年に東京大学工学部を卒業。その後3次元CAD、リアルタイムシステム、UMLエディタJUDEなどの開発を経て、現在は株式会社永和システムマネジメントにてコンサルタントとして活躍。
業務内容
オブジェクト指向開発、アジャイル型開発を研究、実践している。現在マインドマップとUMLの融合エディタ、astah*(アスター、旧JUDE)の開発をおこなっている。
やりがい
モチベーションが低い中でやらざるを得なかったプロジェクトなどは多数あったが、それでもお客様からの感謝の言葉が自分の成長に繋がることもあるし、それが人生の中の重いゲになることもある。こういったことがやりがいに繋がっているのではないだろうか。
仕事への姿勢/考え方
エンジニアとして生きる時間の質やエンジニアが達成感を感じるような瞬間などについての考え方、いわゆるQoEL*1をプロジェクトの中でも大切にしていきたいと考えている。QoELがあってプロジェクトが成功して初めて、そのプロジェクトは成功だと言える。*1(平鍋氏の造語、Quality of Engineering Lifeの略)
個々の「もの」自体に価値があるのではなく物と物との関連、人と人との関連、それらの関連ひとつひとつに価値があるのではないかという考え方を持っている。個人と個人が結びつくことによって実用的な価値が格段に広がったり強くなったりすることもある。「関係」が持っている価値はとても重要である。
転機
大学卒業後に入社した会社でCADの開発をおこなっている際にソフトウェアに関する問題に直面し、ソフトウェアを意識し始めた。92年にオブジェクト指向という考え方に出会い、これこそが自分の求めていたものだと確信した。
私生活
土日はとにかく「メールボックスを処理しない」ことを心がけ、仕事を忘れることにして、子供と遊んだり音楽を聴いたりなど趣味の時間に当てている。
今後の目標
「ハート駆動型コミュニケーション」をモットーに、人に感動を与えられるコンサルタントを目指している。
感想
人と人との関連がもたらす影響力についての考え方やQoELといった環境についての考え方、コミュニティについての考え方、ファシリテーションについての考え方など、平山氏について調べていくうちに様々な考え方に触れることができた。このように平鍋氏の様々な考え方を見て気づいたことは、平鍋氏は常に周りを見ているということであった。常に全体を見渡してバランスをとるような考え方にはとて素晴らしいものであると感じた。私が将来コンサルタントになるかどうかは関係なしにこういった全体を見渡すことができる能力は身につけておいたほうが良いのではないかと思った。また、ISプログラムの生徒ならほぼ全員が使っているであろうastahの開発者が偶然にも平鍋氏であったので個人的に非常に驚いた。情報入手元に記載されているTHE PROJECT MANAGERSにはここに書ききれなかったことが沢山書かれているので是非見て頂きたい。
関連記事
- 「ハート駆動型コミュニケーション」をモットーに、人に感動を与えられるコンサルタント、というマインドが非常に魅力的に感じた。 -- 名無しさん (2011-01-21 15:08:47)
- 今後の目標であげられている、「人に感動を与えられるコンサルタント」が非常に心に響いた。自分もそのような人間になりたいと思った。 -- 名無しさん (2011-01-21 15:31:12)
- 土日の過ごし方がすごく家庭的でいいと思った -- みかん大王 (2011-01-21 15:34:33)
最終更新:2024年07月06日 21:11