氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
西郷 彰 |
リクルートテクノロジーズ ITソリューション1部 |
ビッグデータ グループ シニアプロフェッショナル |
10年以上 |
経歴 ・業務内容
自ら立ち上げたベンチャー企業も含め複数の企業で約10年にわたりデータ分析に携わってきたが、基礎を身に付けたのは大学卒業後に入社した飲料メー カー。商品開発や市場調査を担当する中で、データの誤差などを加味しながら効果の判定や仮説の検定をする分散分析の経験を積んだ。その後、社会人 大学院に入学し、データの信頼度を測るのに有用な「ベイズ統計学」を学んだ。2009年、リクルートに入社。行動ログを使ったレコメンドアルゴリズムの独自開発をはじめ、ネットマーケティングにおける課題を統計解析や機械学習、情報推薦手法を用いて解決する社内横断組織の立ち上げを行う。現在はビッグデータ分析のけん引役として、多数のプロジェクトを推進している。
やりがい
月平均10~20件のプロジェクトの中には、難しい内容が含まれているのは事実、成果に対するプレッシャーも常に感じる。ただ、ビッグデータ活用の専門部隊としては、プレッシャーより新しい課題に取り組めるやりがいのほうが圧倒的に大きい。
仕事への姿勢・考え方
ビッグデータを活用するために分析していくことが現在のミッションである。「分析しました」で終わせず、どうマーケティングに繋げるか。どう売上につなげるか。分析の専門家がデータサイエンスによりビジネスを牽引する、そういった貢献を目指している。
転機
リクルートと出会ったのは、とあるデータ分析のプロジェクト。ユーザーのさまざまなデータやマーケティングデータが蓄積しているにも関わらず、それが十分に活用できていないことを知り、社内で情報分析の需要が拡大していることを感じた。自分がひとつのゴールとして設定していた「”分析スペシャリストが集まる専門組織”をリクルートでやるべきだ。」そう考え、転職を決意した。
今後の目標
これからも難しい課題難しいビジネス課題に次々と挑戦したいと思っている。
感想①
西郷氏はまだデータ解析の環境やその利点に注目していない会社から眠っているデータから利益を生み出し成果をあげたそうである。これからビジネス・マーケティングに関して会社が持っているデータの価値を見出してお金にかえることができるのだと思った。IT関連のことだけでなくそのほかの分野のことも学ぶ必要があるのだと考えた。
感想②
ただデータを分析するだけに留まらず、どのように活用するか、より良いマーケティングへと繋げていくかを考えている点は見習いたいと思う。社会調査士に興味がある私にとって、「データサイエンスがビジネスを牽引することが目標」だという西郷さんの言葉が印象深かった。
データ解析はどの会社も当たり前のように行われているのかと思っていたが、まだ十分に活用されていない眠ったデータの価値を見出す必要性もあるのだと知った。ビッグデータを活かすためにどのような分析をしていけばいいのか、今の内から考えていきたい。
感想③
就職したあとに大学院に入学して自分の知識を深めることに努力を惜しまないところや、会社でも新しいことに挑戦しつづけるところが、すばらしいと感じた。発展していない分野に手をつけて大きくしていくのは根気とやる気がなかったらできないことであると思うが、それを楽しんで行っているのでさらに進歩していっているのだと思った。
感想④
データサイエンティストであるこの人は大学卒業後に、入社した飲料メーカーで基礎力を身につけたそうです。入社してからでもある程度自分の土壌を作ることができることを知り、自分が就職するとき、入社後も色々教えてもらえ、学ぶことができる環境があるような会社に入りたいと思いました。またこの方は会社の眠っているデータから業務成績を上げているので、データサイエンティストとして活躍するためには自分の周りにある見落としがちな自称にも目を向けていくことが大切だと思いました。
感想⑤
社会人になってからも邁進し続け、大学院に入ったり転職を決意したりするなど積極的な人物であることがうかがえる。小目標を設定して自分なりのやりがいを見つけることで、モチベーションを維持していくことは重要であると感じた。データ分析という、多くの分野をまとめて扱う職種は、西郷氏のような粘り強い姿勢がなければ成り立たないと思った。
感想⑥
ビッグデータを分析するだけではなく、どのようにマーケティングに繋げるか考えるべきであると思った。
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最終更新:2023年11月17日 00:37