氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
木谷 高明 |
株式会社ブシロード |
実業家・代表取締役社長 |
30年 |
経歴
1960年6月6日生まれ石川県金沢市出身。武蔵大学経済学部卒業。
1984年、山一證券に入社。アメリカ勤務などをこなす。同世代の勉強会である透水会の初代会長。1994年山一を退社。同年3月25日、ベンチャー企業のブロッコリーを設立。当初はイベント運営を主な業務とし、1994年~1998年には同人誌即売会コミックキャッスルを開催。1996年にはキャラクターグッズ販売店ゲーマーズの1号店を開店。「DC(デジタルキャラクター)マーケット」のキャッチフレーズを掲げ、キャラクタービジネスを中心にアニメ、ゲームなど多角的に展開した。1998年に始まるデ・ジ・キャラットのヒットで業績を伸ばし、2001年にはJASDAQ上場を果たした。しかし急激な事業拡大が祟り、2000年には赤字転落。2003年にタカラの支援を受け傘下に入った。2005年5月26日、木谷は社長を辞任、代表取締役社長から代表取締役会長兼最高開発責任者となり、コンテンツ開発機能の強化を行うとされた。2006年10月19日、ブロッコリーの代表権を返上し取締役会長・最高開発責任者となり、経営は現経営陣に一任し、企画開発・プロデュースに専念するとされた。2007年4月26日付で、取締役会長・最高開発責任者を辞任、自ら創業したブロッコリーの経営から完全に離れた。2007年5月、カードゲーム商品等を手がける会社として株式会社ブシロードを設立、代表取締役社長に就任。社名の由来は、ブロッコリー時代に自ら主導で企画しながら諸事情で映像化が果たせなかった『熱風海陸ブシロード』にちなんでいる。小説版の執筆や世界観設定・監修を担当していた吉田直は2004年に既に他界していたため、吉田の両親に対し「どうか、新会社の名に直君の作品名を下さい」と直接相談し、了承をもらったうえで命名している。2013年12月31日、社名の由来となった『熱風海陸ブシロード』が特別番組としてテレビアニメ化され、木谷にとっての10年越しの悲願を果たした。
業務内容
ゲーム・テレビアニメ等の製作総指揮・原案、また企画・エグゼクティブプロデューサー等も担当する。イベントやラジオ番組によく出演し、イベント等で木谷に名刺を下さいと言うと名刺がもらえる。理由は「会社の宣伝」という意味と「色々な方々に憶えてもらいたい」という願いが込められている。2012年4月9日に行われた、ダルビッシュ有のデビューマウンドでもあるアメリカ大リーグのシアトル・マリナーズ対テキサス・レンジャーズの試合の始球式を務めた。これはブシロードが2012年からレンジャーズの本拠地レンジャーズ・ボールパーク・イン・アーリントンのバックネット裏広告を展開することになった為である。「ブシロードレスリング」では、黒の帽子や仮面で正体を隠し、「キッダーニ男爵」を名乗ってリングに登場することが多い。プロレスの試合中はセコンドを務めているが、相手側陣営から「あれ、木谷社長だろ」と指摘されることもある。自身が企画を担当する『ヴァンガードTV』においても、いつもどおりの衣装で木谷として出演することもあれば、正体を隠してキッダーニ男爵として出演することもあった。また著書に「煽動者――徹底プロモーション仕掛人の哲学」がある。ちなみに限定版も存在する。
やりがい
ホントにベンチャーがやりたい人は、自分が先頭に立ちリーダーシップを取って、自己実現や自己表現をしたい人、と語っているように、彼もそれがやりがいである。
仕事への姿勢/考え方
良くも悪くも積極的。やると決めたことはまずやってみる。自らが先導して会社の宣伝をしており、自社のイベント・大会等には必ず参加している。
転機
1994年山一を退社し、ベンチャー企業のブロッコリーを設立したこと。加えて2007年4月26日付で、取締役会長・最高開発責任者を辞任し、同年5月に株式会社ブシロードを設立したこと。現在ではブロッコリーの経営はある程度安定している。
私生活
既婚、家族構成は妻と1男2女の三児。
今後の目標
TCG(トレーディングカードゲーム)に国境はない。
「世界No.1のTCGカンパニーになる!」──
コミュニティビジネスの市場が拡大する中、対面型のTCG(トレーディングカードゲーム)には大きな可能性が秘められています。例えば当社一押しの『カードファイト!! ヴァンガード』もそのひとつ。誰にでも気軽に始められるシンプルな構成で、アジア圏に留まらず欧米圏にも人気が飛び火、ワールドクラスで沢山のプレイヤーを魅了しています。「世界No.1」。それは願望や絵空事なんかじゃない。本気で実現するための、ブシロードの挑戦です。世界戦略の足がかりとしてシンガポールに現地法人を設立、国籍問わずグローバル採用を展開する当社ですが、どんな方にも共通して求めるのは、熱い「生き様」があるかどうか。あなたの人生は、あなたが主役。私たちブシロードと共に世界へ挑み、誰をも魅了するあなたの物語を創ってみませんか?世界No.1に向け、一緒に「ヴァンガりましょう」!
株式会社ブシロード
代表取締役社長 木谷高明
感想①
彼の提供するアニメやゲームは独創性がありどれも面白いものばかりだ。実際にイベント会場であったことがあるが、他の社長には出来ないだろうと思われることばかりしていて、見ていて飽きることがない(キッダーニの姿で登場したのを最初に見たときはさすがに焦った)。これは一種の才能であり、そのために株式会社ブシロードはここまで成長したのだろう。
感想②
一度会社に就職したものの退社してベンチャー企業を設立した木谷さんの熱意が伝わってきたように感じます。ベンチャーを設立したという積極性や経営が順調であるということがとても尊敬します。やると決めたことはまずやってみるという木谷さんの積極性を私も見習いたいと思います。
感想③
さまざまな企業の上に立ち、そこで終わるのではなくまた新しいものを生み出そうとする姿勢や、自ら率先して動いていく姿勢には学ぶべきところが多くあると感じた。
感想④
この方の先見の明には素直に感服するのみである。現在代表取締役を務める,ブシロードはカードゲーム界に旋風を巻き起こしたといっても過言ではない。一時はブロッコリーが赤字に陥ったが,諦めなかった彼の粘り強さは私も見習いたい。ブシロードという会社名の由来を聞いたとき,私は彼の責任能力の高さを垣間見た。熱風海陸ブシロードは無論視聴した。彼の責任感からか,会社名にしてその名を広めた甲斐がある,いや,有りすぎるというくらいに面白かった。
関連記事
最終更新:2017年02月26日 15:33