氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
剣持秀紀 |
ヤマハ株式会社 |
開発 |
15年 |
経歴
1993年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。同年ヤマハ(株)入社。音響関係の研究開発に従事。1996年エル・アンド・エイチ・ジャパン(株)に出向。音声合成に関する技術開発に従事。1999年ヤマハ(株)復職。以降,VOCALOIDを含む歌声、音声信号処理に関する研究開発を続けている。
業務内容
1993年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。同年ヤマハ(株)入社。音響関係の研究開発に従事。1996年エル・アンド・エイチ・ジャパン(株)に出向。音声合成に関する技術開発に従事。1999年ヤマハ(株)復職。以降,VOCALOIDを含む歌声、音声信号処理に関する研究開発を続けている。
やりがい
仕事への姿勢/考え方
最終的には、お金に結びつかなければならないというのが企業研究の一番の大きな特徴。企業の研究は最終的にはなんらかの製品に結びつき、世の中に出ていく。しかし、一番大切なのは、この技術を使って世の中の人をどのように幸せにできるかという視点を持つことである。
今後の目標
これからも、VOCALOIDをもっともっとよくしていかなければならないと思っている。VOCALOIDによる作曲を簡単に始めることができるような環境を作り、将来的には誰もが気軽に作曲できるようになればいいなと思っている。
感想:私は中学二年生ごろからある分野の研究に興味があった。音声合成の分野である。きっかけはVOCALOIDとの出会いである。私自身はそのソフトを使って音楽を制作したことはないが、そのソフトで制作された楽曲を聴いて非常に感銘を受けた。このソフトを制作した剣持氏の「ものづくり」への信念があってこそ、その楽曲に感動が生まれ、魅了された私がいることに気がついた。彼のようにはいかないかもしれないが、音声合成の分野を通じて社会に貢献したいと思っている。
感想①
剣持さんはVOCALOIDの開発に携わっている方で、VOCALOIDは世界に知られています。剣持さんは。VOCALOIDを利用して将来的には誰もが気軽に作曲できるようになることが目標としており、私のバンドをやっている友人は実際にVOCALOIDを使って作曲していました。そして、VOCALOIDを使った楽曲が世の中に出回っていて、それが普通となっています。つまり、目標はほぼかなっているのです。こうした大きなことを成し遂げた一つの要因は、お金にならなければ意味がないと自分の職種をわきまえた堅実さだと思います。
また、作曲という用途をメインに考えているようですが、VOCALOIDは障害で歌が歌えない人の声なき歌を楽器の音色ではなく歌声に乗せること可能にしました。これは人を大きく幸せにしています。なぜ、こうなったのか。それは、「一番大切なのは、この技術を使って世の中の人をどのように幸せにできるかという視点を持つことである。」という剣持さんの信念があり、そのために具体的どうすればいいかを考え実行してきたからではないかと思いました。
感想②
企業の研究はただ新技術を追い求めればいいのではなくそれが人に結びつき、お金となって企業に貢献しなければならないものであるということを感じた。私は音楽の演奏や音楽理論が趣味なので、このように情報技術を通して音楽、音響の研究ができることはとても羨ましく憧れる。
感想③
仕事に対する姿勢がすばらしいと思いました.お金を稼ぐことも大事だけど一番大事なのはお客さんの幸せであるというところが心にきました.
感想④
私は音楽という分野は、幼いころに始めたピアノのおかげでずっと関心を持ち続けている分野だ。歌うことも好きで、現在はアカペラサークルに参加している。そのおかげでたくさんの曲を聴く機会が多くなり、剣持さんの開発したVOCALOIDで奏でられる曲も何曲か知っている。
音楽の中で作曲という作業は、専門知識がないとできないとか、曲に使う楽器が無ければ作れないといった、とっつきにくいイメージを持っている。しかし音楽は娯楽であり、自分が求めている音楽が無ければ、自分で作ってしまえばより楽しむことができるものである。さらにそれをインターネットでたくさんの人と共有することができれば、音楽という分野はかなり幅広く親しまれ、発展することができる。実際にVOCALOIDのソフトを手にしたことは無く、VOCALOIDで作曲したことは無いのだが、現在ではパソコンを使って実際にVOCALOIDで作曲する人はたくさんいる。今後の目標に誰もが気軽に作曲できるようになればいいな、と述べているよう、将来的には自分が歌った鼻歌が楽譜に書き換わるような音声認識ソフトができれば、より多くの人が作曲に携われるのではないだろうか。
感想⑤
彼は音声合成技術および応用ソフトウェア、VOCALOIDを開発した人物である。これは楽譜と歌詞を入力し強弱やビブラートなどの表情情報を加えることで人間のような歌声を出せるようになるというものである。今まで普通の楽器の音を再現しているのはよく見てきたであろうが、人の声を機械で再現できるとは誰も当時は予想できなかったであろう。さらにそれを専門的なものにせず、誰もが気軽に作曲できるようなものにしたいと考えていることも興味深い。岩田聡もゲーマーだけでなく今までゲームをやってきてこなかった人たちでも分かりやすく面白いゲームを提供していたいと考えていたようだったが、この人も同じように専門分野的なように感じていた音声合成技術を一般の人にも分かる形にすることを目指している。専門的にして作ってしまうと閉塞的になり、結果としてその分野の縮小が懸念されてしまうのだろう。
感想⑥
企業の研究は最終的にお金に結びつかなければならない、という言葉が印象に残った。自分も将来社会に出て行く身として就職した際にはこのような意識を持たなければならないと思った。
また、自分も音楽関係に少し興味があるので、誰でも気軽にVOCALOIDなどで作曲できるようになったらぜひ利用したいと思う。
感想⑦
彼はヤマハ株式会社でVOCALOIDなど、音声信号処理や音響関係の研究技術開発をしている。私は地元にある大企業という事と音楽が好きという事から漠然とヤマハ株式会社に就職したいと考えている。しかし、情報学と音楽を結び付けることにはどのようなことがあるのか、何ができるのかを全然知らなかった。しかし剣持氏の記事を読むことで、音声という情報を扱う分野があること、また近頃身近となっているVOCALOIDも情報学を用いたものだという事を知った。今回剣持氏の記事を読んで、情報と音を結び付けた分野のことを初めて知った。今後、さらに音声信号処理など音を扱う情報学について知りたいと思う。
また剣持氏の記事を読んで、自分の好きなことを学び職につなげるだけでなく、根本には学んだことを活かして他の人や社会をいかに幸せにできるかという考えが必要であることを強く感じた。現時点では私はまだ自分の好きな事を好きなようにやっているだけだが、今後それを活かして社会にどう貢献できるかという事を考えることが重要であると感じた。
感想⑧
自分の興味のある分野をとことん追求している姿勢がすごいと思った。会社であることは売り上げを伸ばすことはもちろんだが、世の中の人がどんな製品を求めているか理解し求められているもの提供し世の中を幸せにする考えは仕事の上でとても大切で、製品の発展にもつながるのかなと思った。社会貢献への姿勢を忘れてはならないと思った。自分の好きなものを純粋によくしていきたいという気持ちが必要で、この気持ちが研究を支えているのだとわかった。自分の興味があるものを見つけて、増やすためにもさまざまなものに興味を持っていこうと思います。
感想⑨
この方は京都大学を卒業後ヤマハに就職をし音声に関する開発をしている
私はこの方の世の中の人をどのように幸せにするかを考えることが大切だという仕事への姿勢に共感したのと同時に尊敬しました。
感想⑩
私は中学生のころからVOCALOIDを知っていて、そのVOCALOIDによる作曲をどのように可能にしたのか興味があった。このソフトのおかげで誰でも簡単に作詞作曲ができるようになり、音楽活動の幅がとても広がったと思う。今はただVOCALOIDに興味があるというよりも音声そのものについて興味があるので、剣持さんのように音声の分野の研究もやってみたいと思った。
感想⑪
私は将来、音声認識について学びたいと思っており、この人に興味を持ちました。ボーカロイドと言えばヤマハですが、誰が開発したなどの具体的なことは全く知りませんでした。
『人間に比べれば感情が足りない』など、さらに改善点を探し続けていく姿勢が大事なのだなと思いました。私もこの人のように自分の興味あることをとことん追求し続けてみたいと思いました。
感想12
高校の先輩で活躍は前から知っていました。中学生のころよく聞いていたVOCALOIDが、彼を含めた研究者の成果だと思うと、すごいことだなとしみじみと思います。作曲というとなんだか難しいことのように思いますが、彼らの発明によって彼の目標のように、作曲ということに年々子供のうちから抵抗がなくなっている人が多くなってきているように思います。芸術は崇高なものであるべきだという人もいるかもしれませんが、剣持さんの考えのように私も楽しくみんなが気軽にできる娯楽になるべきだと思います。
最終更新:2020年01月06日 19:00