氏名
石原 恒和(いしはら つねかず)
所属
株式会社ポケモン、株式会社クリーチャーズ
職種
ゲームプロデューサー、ゲームクリエイター
社会人経験年数
33年
経歴/業務内容
CG関連の会社に勤めていた際、コピーライターでMOTHERシリーズの生みの親である糸井重里と出会い、ゲーム業界に関わるようになる。1991年に糸井が代表を務めるエイプに入社、副社長に就任。入社後は、『MOTHER2 ギーグの逆襲』や『マリオのピクロス』などのプロデューサーを務めた。1995年、エイプを退社し、クリーチャーズを設立。任天堂、ゲームフリークと共同で『ポケットモンスター』を開発した。現在、株式会社ポケモン社長。
やりがい
新しい組み合わせでモノづくりに貢献し続けるうえで、そこに生じる困難を乗り越えることにやりがいや楽しさを感じている。
仕事への姿勢/考え方
遊びだからこそ徹底的にやるという姿勢を持つ。子供だけにターゲットを絞らず、あらゆる年代、人種、性別を目指してゲーム開発に取り組んでいる。また、「事件をおこす」という考え方で、クリエイターたちに向け常に新しい視点を与え続けている。
転機
1998年、ポケモンセンター株式会社(現・株式会社ポケモン)を設立し代表取締役社長に就任したことである。社名に商品名を入れることに対し、「非常にリスクの高いネーミングになりますが、この社名によってポケモンという枠が固まり、キャラクターの価値を守ることになります。この枠の縛りの中で、ポケモンの価値を高め、長く愛してもらうためにどうプロデュースしていくかが当社の役割になります。」と語っている。
今後の目標
インタビューに対し「このゲームを通じて、これまでのポケモンを再定義して、新しい次元にゲームを導いていきたい」とコメントしている。また「これまでにない遊び」を探究し続けていくことも目標である。
情報入手元
感想①
常に革新的な商品を展開していかなければならないゲーム業界において必要な考え方や持つべき目標を明確にしている点が参考になった。軸となる目標を確実に持つことで会社自体がブレることなく成り立っていき、またそうさせることこそがプロデューサーの役割なのだと感じた。このことは、私たちにとっても自分自身の最終的な到達点についてもう一度考えさせる、素晴らしい思想であると思う。
感想②
今年20周年を迎えるポケモンシリーズに携わる方ということで拝見させていただきました。驚いたのがマザーシリーズにも携わっており、まさにゲーマーの親と呼べるような人物だと思います。
是非、ポケモン二十周年を盛り上げていってもらいたいです。
感想③
ゲームプロデューサー、ゲームクリエイターとして数多くのゲームを作っていて、その中でもポケモンはとても有名である。シリーズとして出す時に次々と新しいアイデアおよび商品を出していく中で、目標を持ってものづくりをしている。新しいアイデアを試す時にこれは成功すると思ってやることが大切という考えは、今後自分が目標を持つようになった時に役立つ考え方だと思う。
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最終更新:2022年03月24日 16:18