氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
西垣通 |
東京経済大学 |
教授 |
40年以上 |
経歴
1972年、東京大学工学部計数工学科を卒業。同年、(株)日立製作所に入社し、コンピュータ・システムの研究に携わる。
1979年、情報処理学会論文賞を取得*¹。
1980年から米国スタンフォード大学に客員研究員として留学。
1982年、東京大学から工学博士の学位を取得*²。
1986年、病気によりサラリーマンを辞め、明治大学助教授となる。
1991年、サントリー学芸賞(芸術・文学部門)を受賞*³。
1996年、東京大学社会科学研究所の教授となる。
2000年、東京大学大学院情報学環・学際情報学府へと移る
2013年、東京大学を引退し、東京経済大学コミュニケーション学部の教授となる。
業務内容
文理融合の情報学の研究。サラリーマン時代は日立製作所でコンピュータのオペレーティングシステムの研究・開発をしていた。
仕事への姿勢/考え方
「情報学」というと、一般的にはコンピュータ工学を思いうかべる人が多いが、メディア論、心理学、社会学など文系の分野も情報に深く関わっている。つまり情報とは、コンピュータ工学などの理系分野と文系分野の両方に関わるものであるが、それぞれの分野の専門家は大勢いても、両方をブリッジする学問は存在しなかった。彼はこれに挑戦している。
私生活
転機
1986年、過労で椎間板ヘルニアを患い、サラリーマンから転職したこと。
今後の目標
研究テーマのひとつは「どうすれば真に魅力的な情報社会を建設することができるのか」
参考URL
感想①
情報学という学問を正確に理解するためには、工学系の知識のみならず、幅広い文系の視点が必要であることがわかった。
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最終更新:2017年02月26日 15:17