関根純(スターバックスコーヒージャパン)

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    氏名        所属        職種        社会人経験年数   
 関根純   スターバックスコーヒージャパン   飲食サービス業   46年 


経歴

1947年生まれ。東京都出身。
早稲田大学商学部卒業後、株式会社伊勢丹 (現三越伊勢丹)に入社。常務執行役員新宿本店長などを経て、05年に丸井今井(現札幌丸井三越)の専務執行役員営業本部長として札幌に出向。09年には 同社社長に就任。その後、11年にスターバックスコーヒージャパン代表取締役最高経営責任者に就任。

業務内容



やりがい

伊勢丹も非常に進歩的な企業風土の会社ではあったが、現在のスターバックスはまだまだ日本出店から16年と非常に若い会社である。彼は、自分の使命はこのまだ青年期に差し掛かったばかりの「スターバックス」を、いい大人に成長させることだと自覚している。百貨店からカフェ、という不慣れな業態で、大きな組織をリードしていかねばならないということで、引き受ける際には「自分にできるだろうか」と自問自答を繰り返したこともある。しかし、実際に入ってみると、根本は百貨店と同じ接客業。すなわち、長年に亘り、彼自身が好きで魅力を感じてきた「ヒューマンビジネス」に相違なく、彼は日々本当に楽しい気持ちで仕事に向かっている。

仕事への姿勢/考え方

次代を担う若い世代にアドバイスしたいのは、「自分ひとりでなく、仲間(チーム)を巻き込んで仕事をして欲しい」ということだ。最近つくづく、仕事において一番必要なのは「リーダーシップ」ではないかと考えている。若い人たちには、周囲の人をまとめ、チームとして成果を挙げるリーダーとしての力を養うことを意識して仕事をして欲しい。これはどんなキャリアのステージにおいても意識すべきことで、例えば駆け出しのチーム構成員時代であっても、「このチームにおいて自分に求められている役割は何だろう」と常に意識しながら仕事をすることで、大きな力が養われるものと考えている。

私生活


転機

第一転機:大学の講義で労使問題に興味を持ち、その講師が伊勢丹顧問を務めていたことから、伊勢丹の自由闊達で進歩的な気風に惹かれ入社した。当時は年商800 億円のローカルな百貨店であった。入社後、しばらくしてメキシコ旅行中に伊勢丹の取引先の方と親しくなり、その縁で帰路立ち寄ったサンフランシスコのドレークホテルで伊勢丹の幹部社員との会食に参加した。貧乏旅行をしていた彼は夕飯にありつける、と気楽な気持ちで同席していたが、これが彼のキャリアの転機となった。
第二転機:伊勢丹で充分に勤め上げたので、そろそろ引退後の人生プランを思い描くようになっていた。自分なりにもっと楽しいことを模索して悠々自適に過ごしたい。そんなことを考えていた時、サザビーリーグの森正督取締役社長に「スターバックスコーヒージャパンの社長をやらないか」と打診された。最初は「もう若くもないのに勘弁してくれ」というのが正直な気持ちであったが、彼は自分に信頼を寄せてくれていることが嬉しくて引き受けることにした。やるからには顧問として週に何度かだけ顔を出すようなスタンスではなく、きちんと仕事と向き合いたいと考えた。


今後の目標

スターバックスは日本に上陸して十数年の非常に若い会社である。青年期に差し掛かったばかりのこの会社を大人に成長させることが自分の使命だと彼自身思っている。この先、会社の成長とともに出てくる課題に対処していくことはもちろんだが、会社としての夢を打ち出して、それを現場のパートナーたちと共有したい。これが彼の経営者としての責任でもあり、自らのモチベーションにもなると彼自身思うため、それを一生懸命考えているところである。夢がないところには進歩はない。一人ひとりが自分の強み、良さを自身で見つけて整理して、自分には何ができるかということを考えていけば、チームの構成要員になれるのではないかと考えて、彼は毎日過ごしている。
スターバックスのトップとしては、スターバックスを通じてどれだけ地域社会やお客さまに貢献することができるか、また若い従業員たちのキャリア形成や人生設計にどれだけ貢献できるか、を日々意識しながら仕事をしており、これが彼の現在の仕事上のテーマでもある。

参考URL


感想①

関根氏は常に進化を求め、現状をよりよいものにしようとする意識の高い人物であり、現在のスターバックスジャパンの発展に欠かせない存在なのだと改めて知った。
また、リーダーシップをもつことが重要だと彼は述べているが、今の私はまだ駆け出しで、先輩に教わることがたくさんある。しかし、リーダーシップを身につけるために、「今自分に出来ることは何か、自分の役割は何なのか」を少しずつ考えていって、その中で多くを学び大きく成長していきたいと強く思った。
スターバックスは人とのつながりをとても大切にする会社であり、私自身常日頃感じていることである。人とのつながりがあってこそ最高のサービスをお届けでき、お客様に喜んでもらえるので、自分も早くそうなれるようさらに努力したい。

感想②

「周囲の人をまとめ、チームとして成果を挙げるリーダーとしての力を養う」といことは本当に大切なことだと思う。授業など勉強面でなく、日常生活で友人と遊ぶ時にもこの力は重要だ。自分は複数人相手と話すことが苦手なので、それを克服した上でこれを獲得したい。

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最終更新:2020年01月27日 20:27
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