氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
GARNET CROW |
Being |
音楽バンド |
年 |
経歴
1999年にGARNET CROWは結成された。メンバーは中村由利、AZUKI 七、古井弘人、岡本仁志の四人である。ボーカルの中村由利が全作曲を、キーボードのAZUKI 七が全作詞を、同じくキーボーディストの古井弘人が多くの楽曲で編曲を、岡本仁志がギターアレンジを担当していた。この役割分担は一貫して行われており、メンバー個々のプロ意識の高さが彼ら独特のサウンドを作り出している。2013年に解散している。
業務内容
やりがい
ライブで大きな拍手をもらったときや、メッセージ、お便りをもらったときにやりがいを感じた。他に、毎回色々なサウンドを取り入れつつ挑戦している部分があったこと。制作時によって彼らのサウンドの趣向というのが色濃くでていで、分かりやすい動き方をしていると感じるが、その年ごとに、だんだん引き出しが増えていっている感じがしていたこと。
仕事への姿勢/考え方
「音質育ち」で在り続けることを目標としていた。音楽制作に対する姿勢はずっと変わらず、聴く人の永遠のスタンダードになるような曲を作り続けていくという信念で楽曲制作をしてきた。憂いのある声とメロディー、聴き手のイマジネーションによって完結する歌詞、常に実験的であるサウンドプロダクション、どんな楽曲であってもポップスへと昇華できるバランス等、4人のリレーによって音楽を生み出した。
私生活
転機
デビュー当時はネオアコや、かなりナチュラルなアコースティクギターを全面に出したような楽曲を多くリリースしてきたが、途中からバンドサウンドを意識した楽曲もリリースできるようになった。ライブをするようになってダイレクトにファンの人たちと一緒の時間を過ごす時間をもてて、とてもパワーをもらえたからだと中村は語る。彼らの中で、制作とライブという2本柱で音楽スタイルが確立されてきたのが、ひとつのターニングポイントである。ライブをするようになった頃からは本当に世界が広がった。
今後の目標
ビートルズと言えばリバプールサウンドみたいな感じで、ジャンルとして、”GARNET CROW”という音楽を確立したい。GARNET CROWの曲じゃなくても「これはGARNETサウンドだね」となるような状況にしたい。使い捨てにされたくないし、大事にされたいし、その人の思い出とずっと寄り添っていてほしい。
参考URL
感想①
10年以上もの活動を四人という人数で続けることは簡単なことではなかったと思う。人間の数だけの価値観や意見があるからだ。その中で、それぞれの信頼関係の下、完全な分業での音楽づくりを成し遂げてきたことは尊敬に値する。私はバンドでの音楽づくりは話し合いながらのものをイメージしていたが、互いが独立して創ったものを、時に音から意図をくみ取りながら、最終的に組み合わせて完成させるという作業は、神業に近いと思う。解散してしまったのは残念だが、彼らの音楽は彼らが望んだ通り、ファンの心の中では自身の思い出と寄り添う、ずっと心に残るものになり得ていると思う。
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最終更新:2017年02月26日 17:49