氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
田中耕一 |
島津製作所 |
化学者、エンジニア、大学教授 |
32年 |
経歴
富山県出身。東北大学工学部へ進学し、電磁波やアンテナ学を専攻。卒業後は精密機械製作会社の島津製作所に就職。入社後は化学分野の研究に従事する。1985年にたんぱく質などの質量分析を行う「ソフトレーザー脱着法」を開発。この研究が基で2002年ノーベル化学賞を受賞した。受賞理由は「生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発」。同年文化勲章を受章。2009年からFIRSTプログラム「次世代質量分析システム開発と創薬・診断への貢献」に採択され、中心研究者として活躍、質量分析システムの研究を続けている。現在島津製作所の田中最先端研究所所長兼シニアフェロー。
業務内容
やりがい
自分が好きで行っている研究が、会社や社会の役に立つということ。
仕事への姿勢/考え方
理論よりも実践を重視し、自分の開発した技術が社会に貢献することに喜びを感じる。
それゆえ管理者というような立場を嫌い、1エンジニアとして研究開発の現場に立ち続ける。
チームワークを重視し、異分野間のチームワークから,独創的な発明や知的財産が生まれると考える。
私生活
転機
大学在学中に自らが養子であったことを知ったショックから、勉学に没頭したこと。
実験中に誤った物質同士を混合してしまったが、それを捨てずに観察を続けたところ実験に成功したこと。
今後の目標
血液1滴で病気を早期発見すること
参考URL
島津製作所社内時報(URLなし)
感想①
関連記事
最終更新:2017年02月26日 17:59