氏名 |
所属 |
職種 |
市東 拓郎 |
株式会社Pluto |
代表取締役社長兼CTO |
経歴
電気通信大学情報システム学研究科情報ネットワークシステム学専攻博士後期課程在学中。2011年12月、金田賢哉氏、業天亮人氏ら2人と共に株式会社Plutoを設立。
事業内容
株式会社Plutoは「家電のクラウドサービス」を運営するベンチャー企業。
Plutoという、たった1万2800円(税込み)でリモコン制御の家電を「スマート家電」に変えてしまう手乗りサイズのリモコンステーション、およびスマート家電化サービスを製作。ステーションを家のルータや有線LANとつなぎ、スマホからWebアプリにアクセスするだけで、家中の家電をスマホ経由でコントロールすることができる。
やりがい
仕事への姿勢/考え方
学生の頃からマシン語や電子工作を趣味としていた市東は、現在の仕事について「自分がやりたいと思うことをやり続けてきた」と述べている。小中高と先生との衝突も多かったが、そうしたことが現在に活きていると感じており、そうした意味で、ベンチャーの立ち上げに重要なのは、「何かを信じて続けること、好きなことを押し通すこと」だと思っているようだ。
転機
「電子工作の趣味が高じて自分でプログラムを書くようになりました。だから今でもC言語みたいな高級言語よりも低級言語が得意なんです。例によって小学校の時はコンパイラを買うお金がなく、マシン語しか知りませんでした。中学校の時にお年玉でVisual Basicを買ったのが初めてのコンパイラ購入経験です」 ─エンジニアtypeより引用
『大学生の時代にアルバイトしていたベンチャー企業で、i-modeで動かせる家電を自分で作って、同僚に自慢していました。それが面白いということになって、インターンで来ていた3人で検討を始めたところが発端です。それが2010年くらいですが、3人で話し合って得た共通認識は、「家電のウェブサービスはない」ということ。そして、「人と仲良くなることで、生活で便利なのは家電ではないか」ということでした。』 ─NEOZINEより引用
私生活
今後の目標
現在Plutoは法人への営業に注力し、新製品を開発している。今後はインターネットと生活をつなげて便利&快適にするスマートアイテムを出していく予定だ。
また、市東は個人的に、大学でも専攻している量子力学の相対性理論の理解を深めたいとも述べている。
参考URL:
感想①
起業ができる人、というのは皆お金や社会のことを第一に考えて始めるとばかり思っていたが、市東さんのように、「これが好き」という気持ちから企業を設立するに至る人がいるという事実に驚いた。そして、自分の趣味や好きなことを職業に繋げていということが、素晴らしいことだと思った。インタビューで市東さんが語った、「何かを信じて続けること、好きなことを押し通すこと」という言葉に勇気をもらった。自身の学びを深めながら、社会の役に立つものを製作している市東さんはとても魅力的な人間であり、私も自分の好きなことに真っすぐ生きていきたいと思った。
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最終更新:2017年03月05日 12:28