氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
ティム・バーナーズ・リー(Tim Berners-Lee) |
World wide web consortium、マサチューセッツ工科大学およびサウサンプルトン大学 |
IT研究者 |
41年 |
経歴・業務内容
1955年 イギリスのロンドンで数学者夫妻のもと生まれる
1973年 ロンドンのエマニュエル校を卒業
1976年 オックスフォード大学クイーンズ・カレッジで物理学を専攻し、首席で卒業する
その後、英国の一流通信機器メーカーPlessey Telecommunications Ltd.二年間勤務
分散トランザクションシステムや、メッセージリレー、バーコード技術などの開発を担当
1978年 D.G.Nash Ltd.に転職
インクジェットプリンタ用のタイピングセッティングソフトウェアやジェネリックマクロエキスパンダーなどを開発する
1980年 スイス・ジュネーヴの欧州原子核研究機構(CERN)にソフトウェア開発のコンサルタントとして6か月滞在
この際、個人開発作業の一環として、ランダムにほかの文書と連結できる仕組みを持ったENQUIREを開発していた。これが後にWWWの概念の基礎となる。
1981年 Image Computer Systems Ltd.の技術デザインの責任者を務める
1984年 CERNへ復帰し、フェローシップを贈られる
1989年 CERN内の情報にアクセスするためのグローバルハイパーテキストプロジェクトの提案を公式に行う。これが後にWWWへと発展する。
1990年 世界初のWebサーバであるhttpdと世界初のウェブブラウザ・HTMLエディタであるWorldWideWebを構築する
1991年 WWWはインターネット上で利用可能なサービスとしてあまねく稼働する。
1993年 WWWを誰でも無償で利用可能とする
1994年 マサチューセッツ工科大学コンピュータサイエンス研究所に着任
World wide web consortiumを設立
このコンソーシアムは、その情報網が持っている可能性を十分に発揮させることを目標にしている。
1999年 MITコンピュータ科学研究所内の3Com創業者会会長に就任。
2004年 サウサンプルトン大学電子コンピュータ科学部の学長研教授に就任
2009年 world wide web foundationを設立
業務内容
現在の業務内容は、world wide web foundationにおいてフリーでオープンなWebの拡大を目指している。発展途上国を含む世界中のすべての人がwebの恩恵を受けられることを目標とし、これを実現するために政府、NGO、企業、学術機関などと協力している。また、マサチューセッツ工科大学およびサウサンプトン大学で教授をしている。
やりがい
仕事への姿勢/考え方
http://のスラッシュを二回打つことにしたことをいまだ後悔するなど、こだわりを持って仕事をしている
転機
仕事を辞め、個人でコンサルタント業を営んでいた時にCERNでconsultant software engineerとして6か月、independent consultantとして1年半仕事をし、その間に、ランダム結合を使ったstrong informationの最初のプログラム(Enquire)を作り、wwwの概念の基礎を作り上げたこと
今後の目標
今よりもより多くの人がWWWの恩恵を受けられるようにすること
感想①
wwwという世界的に普遍的となったものを作り出すということは本当に素晴らしいことだと思いました。彼は、学生時代から様々なものを生み出しており、そのことからも、今の大学生のうちから、何かに取り組むことの大切さを知りました。また、彼は転職などを繰り返しており、様々な場で挑戦することも大切だと感じました。彼のようなアイデアと、向上心を持った素晴らしいエンジニアに少しでも近づけるよう努力したいです。
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最終更新:2018年01月13日 20:50