氏名 |
所属 |
職種 |
社会人経験年数 |
原田博植 |
(株)Gruff |
データサイエンティスト・経営者 |
10年以上 |
経歴・職務内容
シンクタンク、外資ITベンチャー、リクルートにて、一貫してアナリストを務め、データベースの収益化に貢献。
リクルートではデータサイエンスグループの業務設計と組織設立をゼロから起案し達成。
人材領域からEC販促領域など多岐にわたる成長事業のデータベース改良やアルゴリズム開発施策を歴任。
やりがい
「市場」は、人の心の動きに伴い動きます。ここ数年で、それがなぜ動くのか、どうしたら動くのかを分析できるほど、データが増えてきています。それまでは「何となく」や「経験値」でしか説明がつかなかったものが、データの形で可視化できるようになってきているのです。今、これほど面白い分野はないと思います。
仕事への姿勢/考え方
なんといっても、データが示すことに対する「解釈」と、その解釈に対する「納得感の醸成」です。数字はあくまで数字でしかなく、その数字にどのような意味を与えるかは人間次第です。100人いれば、100通りの解釈があります。そして、そこの中から「何を選択するか」、すなわち意思決定は社内政治などの力学で決まります。だからこそ、この仕事はコミュニケーションが一番難しい。データサイエンスはまだ社内の役割として、完全に醸成されているわけでもありません。したがって、不信感を持つ人も数多くいます。あたらしい仕事はコミュニケーションを大量に必要とします。
転機
シンクタンクで約8年働きましたが、1つ、危機感を感じるようになりました。それは、「ITを覚えなければ」というものです。当時は「データ爆発」と言う言葉が使われていましたが、マーケティングの概念が変わってきているように感じました。
当時在籍していた会社では、プログラミングなどの実務はアウトソースし、リサーチ設計だけに集中しろ、という方針だったもので、このままでは時代の流れとズレるな、と思い…IT業界に転職したんです。
私生活
今後の目標
代表取締役を務めるグラフを中核として、AIを活用して企業の持つデータベースを収益化し、位置などの行動情報を活用したマーケティング施策の立案・実施を行う。アジアでの事業拡大を目指す。
参考URL:
- 【仕事のチカラ Vol.5】データサイエンティストって、どんな人?どうやったらなれるの? という疑問に答えてもらいました。
- トップ・データサイエンティストの原田氏がリクルートを“卒業”、AIやビッグデータ活用のベンチャーに専念 - 日経BigData
感想 ①
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最終更新:2025年01月09日 07:41