フールプルーフ hool proof
不特定多数の人が操作するシステムに、
入力データのチェックやエラーメッセージの表示などの機能を加えることで、
人為的ミスによるシステムの誤動作を防ぐように設計する考え方。
テクノロジ系
ファームウェア Firmware
ハードウェアにROMなどの形で組み込まれ、
そのハードウェアを制御するプログラムのこと。
ハードウェアとソフトウェアの中間に位置することからこの名称で呼ばれている。
ストラテジ系
ファイアウォール Fire Wall
防火壁の意。
ネットワーク同士の境界線に設置し、
不正なデータの通過を阻止するためのもの。通過するパケットの内容を見て通過の可否を判断する
パケットフィルタ型が最も一般的ですが、動作するプロトコルの階層によって
サーキットレベルゲートウェイ型やアプリケーションゲートウェイ型などいくつかの種類がある。
テクノロジ系
ファイブフォース分析
業界の収益性を決める5つの競争要因から、業界の構造分析をおこなう手法のこと。
「供給企業の交渉力」「買い手の交渉力」「競争企業間の敵対関係」という3つの内的要因と、
「新規参入業者の脅威」「代替品の脅威」の2つの外的要因、計5つの要因から業界全体の魅力度を測る手法。
ストラテジ系
ファブレス fabless
その名の通りfab(fabrication facility、つまり「生産工場」)を持たない会社のこと。
製品の企画設計や開発は自社で行い、製品の製造は製造業に委託する。
このようして完成した製品を自社ブランドとして販売するビジネスモデル。
ストラテジ系
ファンクションポイント法
ソフトウェアの見積りにおいて、外部入出力や内部ファイルの数と難易度の高さから
論理的にファンクションポイントを算出し、開発規模を見積もる手法。
マネジメント系
フィッシング phishing
銀行やクレジットカード会社,ショッピングサイトなどの有名企業を装ったメールを送付し、
個人情報を不正に搾取する行為。メール本文内のハイパーリンクをクリックさせることで、
本物そっくりな偽のWebサイトに誘導し、設置してある入力フォームに入力した情報などの
個人情報を不正に収集するインターネットを用いた詐欺の一種。
テクノロジ系
フェールオーバ fail over
主系のシステムで障害が発生したときに、自動的に予備系のシステムに切替えを行うことで、
実行中の処理を継ぎ目なく続行する技術、またはそれを実現するシステム構成のこと。
テクノロジ系
フェールセーフ fail sefe
システムの不具合や故障が発生したときでも、障害の影響範囲を最小限にとどめ、
常に安全を最優先にして制御を行う考え方。例えば、工業用機械で進入禁止区域をセンサーで監視し、
人や物の侵入を感知したときには機械を緊急停止するというような設計がフェールセーフの実践例である。
テクノロジ系
フェールソフト fail soft
障害が発生した時に、多少のシステム性能の低下を許容し、
システム全体の運転継続に必要な機能を維持させようとする考え方。
フェールソフトを実践する対応としてフォールバック(縮退運転)やフェールオーバがある。
テクノロジ系
フォールダウン
モデムや無線LANにおいて通信が失敗したときにその速度を一段階ずつ下げて
再処理することで通信の安定化を図る機能。
テクノロジ系
フォールトトレラント
システムの一部に障害が発生しても全体としては停止することなく稼働を続け、
その間に復旧を図るようにシステムを設計する考え方。
これを実現するには各機器を二重構成にし障害発生時には機器の切替えを即座に行える設計であることが条件となる。
テクノロジ系
フォールバック fall back
システムの一部に障害が発生したときに、処理速度低や一部機能の制限をしても
システム全体としては停止することなく処理を続行する縮退運転のこと。
テクノロジ系
フォレンジック Forensic
不正アクセスや情報漏えいなどのセキュリティインデントの発生時に、
原因究明や法的証拠を明らかにするために対象となる電子的記録を収集・解析すること。
テクノロジ系
フラッシュメモリ flash memory
1.書き換え可能であり、2.電源を切ってもデータが消えない、3.半導体メモリ。
区分的にはEEPROMの一種で、ROM(Read Only Memory)に分類されるが、
書き換えが可能なためROMでもRAMでもない存在として別に分類されている場合もある。
USBメモリやSDカードなどが携帯電話、デジタルカメラ、ディジタルオーディオプレーヤーなどの
記憶媒体として広く普及していて、小型で大容量・安価なことから
以前のフロッピーディスクにかわるデバイスとして、手軽なデータの持ち運びにも使われる。
テクノロジ系
ブラックボックステスト
システムへの入力とそれに対して得られる出力だけに着目して、
様々な入力に対して仕様書どおりの出力が得られるかどうかを検証していくテストで、
「同値分割」「限界値分析」「原因-結果グラフ」「エラー推測」などの手法がある。
システムの内部構造とは無関係に外部から見た機能について検証するので
ブラックボックステストと呼ばれている。
マネジメント系
ブランド戦略
企業自体や商品・製品に対する顧客のイメージを高めることで、
顧客の商品などに対する付加価値を高めようとする戦略。
ストラテジ系
ブリッジ Bridge
OSI基本参照モデルのデータリンク層で接続し、
通過するパケットのMACアドレスを見てパケットを送信ポートを判断する装置。
テクノロジ系
ブルーオーシャン戦略
ランスの欧州経営大学院(INSEAD)教授のW・チャン・キムとレネ・モボルニュにより、
2005年2月に発表された著書「ブルー・オーシャン戦略」により提唱された戦略。
複数の企業が血みどろの競争を繰り広げている市場(レッドオーシャン)に対して
製品やサービスを考えるのではなく、これまでになかった付加価値を生み出すことで
低価格で顧客に提供することで競争相手のいない平和な市場(ブルーオーシャン)を開拓し、
利益を最大化するというのがこの戦略の基本的な考え方となっている。
ストラテジ系
ブルートフォース攻撃
パスワードクラックに用いられる手法の1つで、
特定の文字数および文字種で設定される可能性のあるすべての組合せを試すことで
不正ログインを試みる攻撃手法。パスワード長が短く、
使用可能な文字種が少ない場合には、この手法によって破られる可能性が高くなってしまう。
テクノロジ系
ブレーンストーミング
様々なアイディアを幅広く集めるために行われる討議方法。
通常の討議とは少し変わっていて、参加者が遠慮せずにいろいろな意見を発言できるように、
批判の禁止・自由奔放・質より量・結合・便乗歓迎というルールにのっとって行う。
ストラテジ系
プッシュ戦略
流通業者に何らかのインセンティブ(主に経済的メリット)を提供することで、
自社製品を強力に販売し、消費者に商品を提供する戦略。
ストラテジ系
プラグアンドプレイ Plug and Play
周辺機器を接続するのと同時に、自動的にPCが認識しインストールと設定を自動的に行う機能。
設定やデバイスドライバのインストールなどをユーザが行わなくてもいいのでPCの使い勝手が向上する。
テクノロジ系
プラグイン plug-in
あるアプリケーションに特定の機能を追加するソフトウェアのことで、
単独では動作しない。アドイン(add-in)とも呼ばれる。
テクノロジ系
プル戦略
製造業者が、広告・宣伝などにより消費者に直接働きかけ、
消費者から流通業者に自社製品を取り扱うように仕向ける戦略。
ストラテジ系
プロキシ Proxy
代理の意味でインターネットへのアクセスを中継する装置またはそれを実現するソフトウェア。
Webページのアクセス時にその内容をキャッシュしておき、
次に同じページにアクセス要求があった場合には
インターネットに問い合わせることなくキャッシュをクライアントに返す。
Webページアクセスはクライアントでなくプロキシサーバが代理して行うので、
ネットワーク内部を秘匿にできセキュリティが確保が期待できる。
テクノロジ系
プロジェクト計画書
プロジェクトの目的と効果、対象とする業務内容と
その範囲、組織と役割分担、人員計画、開発規模、スケジュールなどを記した文書で、
プロジェクト進行の具体的な指針となる。
マネジメント系
プロジェクト憲章 Project Charter
PMBOKの「立ち上げプロセス」群の「プロジェクトの立ち上げ」作業の成果物として定義されている。
プロジェクトの始まりに発行され“根本的な取り決め”である
プロジェクトの背景・目的及びその内容を記述した文書。
マネジメント系
プロセス生産方式
食品/飲料、化学製品、医薬品、石油、素材などのように、
液体やガスなどの原材料を加工することで製品価値を生み出す生産方式。
ストラテジ系
プロダクトライフサイクル Product Life Cycle
製品を市場に投入してから販売活動によって普及、成熟し、
やがて落ち込んでその寿命が終わるまでの過程を、
導入期→成長期→成熟期→衰退期の順で推移していくと表現した概念。
企業は、製品が現在ライフサイクルのどのステージにあるかによって、適した商品展開の戦略を考える。
一般に、
導入期では「製品認知度の向上」
成長期では「他社との差別化」
成熟期では「製品改良・多様化」
衰退期では「撤退時期の決定」
などの戦略が重要になる。
ストラテジ系
プロトタイピング
システム開発プロセスの早い段階でシステムの試作品をつくり、
ユーザにそのイメージを理解させ、承認を得ながら開発を進めていく開発モデル。
マネジメント系
プロバイダ責任制限法
正式名称を「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律」といい、
特定通信による情報流通によって権利の侵害があった場合に、
その通信の提供者の損害賠償責任の制限および発信者情報の開示請求をする権利を定めた法律。
ストラテジ系
不正アクセス禁止法
ネットワークに接続できる環境で、
本人に許可なく他人のID・パスワードを使って認証が必要なページに接続することを禁止する行為、
および本人に承諾なく第三者にIDとパスワードを教える行為などの禁止を定めた法律。
不正アクセス罪が成立するためには、以下の4つの要件を満たすことが必要となる。
・特定電子計算機、すなわちコンピュータ・ネットワークに接続されているコンピュータに対して行われたものであること。
・コンピュータ・ネットワークを通じて特定電子計算機へのアクセスが行われたものであること。
・他人の識別符号又はアクセス制御機能による特定利用の制限を免れることができる情報又は指令が入力されたものであること。
・アクセス制御機能によって制限されている特定利用をすることができる状態にさせたもの(一部のセキュリティ・ホール攻撃のように、特定利用をすることができる状態に止まらず、特定利用をしてしまう行為をも含む。)であること。
ストラテジ系
不正競争防止法
7事業者間の公正な競争と国際約束の的確な実施を確保するため、
不正競争の防止を目的として設けられた法律のこと。
ストラテジ系
分散処理システム
複数のコンピュータにデータや処理を分散させるシステム構成。
クライアントサーバシステムのように階層型に分散する垂直分散、
プリントサーバやファイルサーバのように機能別に並列に配置する水平分散がある。
[メリット]
- 障害発生の影響を局所化できる。
- 機能ごとに性能向上や機能追加を行いやすい。
- 負荷の状況に応じてシステム構成を柔軟に変化させることができる。
[デメリット]
- 機密保護やセキュリティを保つのが難しい。
- 障害発生の原因究明が難しい。
- 運用管理が複雑になりがち。
IPFEAP テクノロジ系
最終更新:2012年10月20日 22:58