コールサイン

コールサインってナニ?

  • コールサイン(Call Sign)とは・・・
  1. 識別信号‐無線局を一意に識別するための文字列。
  2. コードネーム 暗号名とかのこと。
  3. NATO(北大西洋条約機構)フォネティックコードのこと。

1.識別信号

無線局を識別するための、重複しない一意の文字列である。このうち呼出符号(コールサイン、callsign)は符号(文字、数字)の羅列であり、一般的には意味を持つ語とはならないが、アメリカ合衆国などいくつかの国では、放送局の名前としても採用され、運営者の希望に基づく文字列が指定されることもある。

日本においては総務省(「地方委任局」の場合には所轄の総合通信局(沖縄の場合は沖縄総合通信事務所))から指定され、電波法施行規則第6条の5によると次のものを指している。 呼出符号(標識符号を含む) 呼出名称 無線通信規則第二十条に定める第七A表の前文に規定する船舶局識別及び海岸局識別 無線通信規則第二十条に定める第七A表の前文に規定する船舶局選択呼出番号及び海岸局識別番号

―分かりやすく言えば、車のナンバープレートですね。 このほかに、詳しい内容は語ると論文になってしまいますので詳しくはこちら

ちなみに本ページ名であるJA2YAVは上記の規定等によって設定されたものです。

JAL123(日本航空123便)

これは航空会社用のコールサインです。航空無線等で使われるものです。

2.コードネーム

コードネーム (code name) は、元来の意味は、ある事物や人物などを指す際に、限定された範囲でのみ判るようしたに別名のこと。暗号名、もしくは秘匿名など。 現代では、開発中の製品などに対して、分かりやすく区別するためにつける別名・愛称も指すようになっている。かつては大々的にアピールすることはなく、社内・部内およびその事情に詳しいマニアのような限られた範囲でのみ用いられるこが多かった。しかし近年では、コードネームを一般に向けて広く名前を公表するケースが多く、製品の愛称としての意味合いを強めている。特にMac OS XやAndroidに付けられたコードネームは、製品名としてそのまま用いられるほどであり、メーカーもコードネームを用いて大々的に広告している。

某intelのCPUのお名前や、某任天堂のゲーム機のお名前もコードネームなんです。

3.NATOフォネティックコード

NATOフォネティックコード(英: NATO phonetic alphabet、仏: Alphabet phonétique de l'OTAN)は、欧文通話表のひとつ。無線通話などにおいて重要な文字・数字の組み合わせを正確に伝達するための、国際的な頭文字の規則の通称である。単にフォネティックコードとも言う。 このコードはNATO(北大西洋条約機構)だけでなく、ICAO(国際民間航空機関)、ITU(国際電気通信連合)、IMO(国際海事機関)、FAA(アメリカ連邦航空局)、ANSI(米国規格協会)などの諸機関でも使用されている。

「ブラボー2!こちらチャーリー2!標的視認!」「こちらブラボー2!了解した!」

茶番終了・・・・

上記した「ブラボー」「チャーリー」などがフォネティックコードと言われるもので、 アルファベッドそれぞれに名前を付与したものです。

 作られた理由ですが、船舶が発達し様々な理由で信号を使用する機会が増えるようになりました。 そこで国際的に旗旒(きりゅう)信号、発光信号、音響信号(ホイッスル、サイレン、霧笛、ベル) など普及しましたが、時代とともに無線技術は進歩し音声通信も可能な時代を迎えることになりました。

 そこで、国際的な音声通話のための信号の規定が必要となり設定されました。 これが音声によるコード、「フォネティックコード(音声コード)」と呼ばれるようになりました。

再び時代は経過し、冷戦の幕開けとともにNATOが結成されてアメリカ軍との無線規模が世界規模になったことによって、通称「NATOフォネティックコード」が広く知られることとなりました。 このコードの使用について紆余曲折があったのですが、これについては割愛させていただきます。

ラジオ部のコールサインは

Jジュリエット Sシエラ 2トゥー Yヤンキー Aアルファー Vヴィスキー です

画像にフォネスティックコード表を添付してあります。

最終更新:2013年03月19日 15:22
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