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別離 - (2024/03/10 (日) 01:17:09) の1つ前との変更点

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**0219:別離 「たけすぃ、ワシはコイツと試合をしてからすぐに後を追う。だからたけすぃは早く本州に行くんだ」  夷腕坊の傍らでストレッチしていたキン肉マンは、たけしにそう言って諭していた。 「キン肉マン…それはできないさ」 「なんでじゃ?」 「まだキン肉マンとランチを食べてないさ」 「たけすぃ、何を言ってるんだ。今こうしてる間にも」 「何してんだ。早くしろ」  夷腕坊の上で待ちわびる剣八。 「キン肉マン」  笑顔でキン肉マンに促すたけし。 「たけすぃ、お主…」  話をはぐらかすたけしの笑顔を見て、彼はすべてを理解した。  一瞬二人の目が合う。コクリと頷くたけし。キン肉マンはたけしを一瞥すると、直ぐ様夷腕坊に飛び乗った。 「…すまん」 「30分の辛抱さぁ」  たけしはもう一度にっこり笑うと、二人分のデイパックを肩に掛け傍を離れた。 「小僧、そこは暑いだろ。此処なら割と涼しいぜ」 「お、サンクス。あんたはマジョルカの友達的存在か?」  木陰から呼び掛ける男にたけしは促されるまま近づいた。彼の名は志々雄。  火傷した肌を覆う包帯は一見するとミイラそのものである。 「よいしょっと、て…うわぁーっ!大丈夫かぁソレ!」 「ん?包帯のことか?」 「いやいや、大ピンチだぞ髪の毛」 「…珍妙な処に気をかける小僧だ」  済し崩しに志々雄とたけしは会話を始めた。夷腕坊に時々注意を向けながら。 「おい。スグルっつったか」 「皆はワシをキン肉マンと呼ぶがのう…なんじゃ」  思い出したように剣八が話し掛け、それに応じるキン肉マン。 「じゃあキン肉マンよ、俺様が勝てば手前ェの命はねえ。  だが俺様が30分以内に手前ェを斬れなかったらどうなるんだ?」 「コイツ…あっさりワシの勝利を否定しおって…時間切れなら引き分け、痛み分けじゃな」 「そうか…」 「今度はこっちが聞いてもいいかの?」 「なんだ」 「ワシが勝っても命はとらん。さっき言った理由での。  そのかわり…まあ隠していても始まらん、もしワシが勝てば、その時はワシ達の仲間になってほしい。  そして、共に主催者を倒してほしい」 「断る」 「ゲェ、断られても」 「主催者を倒すのは俺だ。それと面白そうな奴がいりゃあ俺は闘る」  そう言うと剣八は刀で肩をトントンと叩く。  瞬間。二人の目が合う。  ニヤリと笑う剣八を見て、キン肉マンは確信した。 「剣八…おぬし、マーダーではないな?ワシと同じ、強い志を持っているように感じる」 「俺は強い奴と戦うのが好きなだけだ。ただそれだけだ…と、長話が過ぎちまったな。そろそろ闘ろうぜ?  たけしが手前ェに心配掛けまいと譲った時間だ。さっさとやっちまおうや」 「剣八…」  慈愛の眼を一瞬、剣八に向けると、キン肉マンは胸を大きく反らし、息を吸い込む。 『これよりキン肉マンvs更木剣八による試合を行う!!  制限時間は30分!エリアは四方4×4mココ、夷腕坊の上!!ギブアップするか3秒間フォールで決着する!!』  剣八が刀を構える。キン肉マンがファイティングポーズをとる。 『試合…開始!!!!』  どこからともなくゴングの音が響いた――!! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「オゥルアッ!!」 「おわぁーっ!!」  一人の男が刀を振るい、一人の男は転げ回る。 「手前ェ逃げてばっかりじゃねえか!!さっきの威勢はどうしたァッ!!」 「アホかー!刀なんぞに斬られたら死んでしまうわい!!」 「当たり前だはははははははははははは!!!!!」 「ぎぇぇェ!」  試合なのかコントなのか。戦闘狂の剣八と天然のキン肉マンの戦いは開始から15分経過していた。  狂喜乱舞する剣八。七転八倒するキン肉マン。  死神と超人は戦いを純粋に楽しんでいた。 「…煩い」  木陰からボソリ、声がした 「あぁ…うるさいな」  もう一つ、声がした 「志々雄のかあちゃんの鼾」  芝生に腰掛け試合を観戦する志々雄とたけし。何気なく志々雄は尋ねた。 「………たけし。お前、行かなくていいのか?」 「ん?何がさ?」 「…敵討ちだ」  たけしが子供であり、彼自身が人の闇を知らないからか。彼らは今迄あった出来事を僅かながらも共有していた。  たけしは志々雄の問い掛けにしばらく俯いていたが、直ぐ様にっこり空を見上げる。  老けた顔をしているが、その瞳は赤ん坊より“潤”粋だった。 「俺は…ゴン蔵が大好きさぁ。」  ゆっくりと立ち上がり、大きく背伸びする 「~でもキン肉マンも大好きさぁ。ほっとくわけにはいかないさ」  志々雄はあぐらをかいたまま、微笑を浮かべた。 「そうか…俺なら居ても立ってもいられないがな」  奇妙な関係ではある。かたや維新志士。かたや7歳のリーダー。  しかし二人とも、木にもたれ静観していた。まるで父子が戯れるように。  ――志々雄は以前から考えていたことがある。  彼の中にある、弱肉強食という名の正義について。  彼の目的は全員殺し生き残ること。ゆくゆくは剣八、ヒソカとパピヨン、剣心を倒し、もとの世界に戻ること。  ――つまりこの小僧は、邪魔だ。  愛する由美ですらこの国を手に入れる“正義”のためなら、手に掛けられる覚悟はある。  ならば、この小僧を手に掛けることなど、造作もない――  だがもし、彼を殺るならば、剣八と同等若しくはそれ以上の力をもつ男、キン肉マンが黙ってはいないだろう。  それに、剣八も一本筋の通った男だ。何をするかわかったものではない。  それになにより、15分しか戦えないという最大の弱点がある。  志々雄は思考する。彼がもとの世界に帰るため、最速最良最善の一手を。  数を減らす。敵を一度に多数作らない。そして誰かが持っているであろう最強の武器、無限刃を手に入れる。  そして、長時間戦える場所に行く――  (蝦夷地が封鎖されたなら東北か。そこならこいつらに邪魔されずにこの小僧を殺れる。ククク――)  志々雄は微笑より小さな微笑を含むと、ゆっくりと立ち上がった。 「たけし、行くぞ」 「え?ウ〇コか?」 「本州だ」  志々雄はそれ以上言わなかった。代わりにたけしに眼差しを向けた。  たけしはどう思うだろうか?人の闇を知らないこの少年は―― 「志々雄――」  開始から25分が経過し、未だ二人の戦法は変わっていなかった。  剣を振るう剣八。転げ回るキン肉マン。 「手前ェ、いい加減に…」 「そうか、そうじゃの。そろそろワシからも攻めようかの。太刀筋も見切ったことじゃし」 「あぁ?」 「ただ逃げ回っているだけだと思っておったか?」  にゃ~、といやらしく笑うキン肉マンを見て、剣八は青ざめた。 (こいつ、こんな顔して妙に戦法気取りやがって。だが関係ねえ! ) 「ウォラァッ!!」  剣八がムラサメブレードを振るう。上段、初速は十二分。  しかしキン肉マンは、その詠嘆の振り下ろしに完璧なタイミングで――パンツを下ろした。 「…ここじゃあっ!!真剣おケツ取りぃ!!」  ぱっくり割れた尻に吸い込まれるムラサメブレード。これまた完璧なタイミングで腰を大きく右に振る。  刀は明後日の方向に飛んでいった。 「チィッ!」  剣八は一瞬怯んだものの、頭に裏拳を合わせる。  しかし裏拳は頬をかすめるだけ、一瞬速く懐に入ったキン肉マンにブリッジの体勢をとられる。  跳ね上がる更木剣八。たちまち天を仰ぐ体勢になる。 「そりゃあ!」  剣八の躰に後れを取った四肢は、キン肉マンの四肢と複雑に絡み合う。 「ロメロ・スペシャル!!」 「グァッ!!…」  空が、蒼いな―――  俺も、青い―― ダァァンッッ!!!!  キン肉マンの背が夷腕坊に叩きつけられる。その衝撃は、すべて更木の関節に届けられた。 「よっしゃあ!見たか、たけすぃ!!」  夷腕坊からの跳ね返りで空中分解する二人。上手く着地したキン肉マンはにこやかに振り返る。 「たけすぃ……?」 &color(#99DDDD){【福岡県・街道/日中】 } &color(#99DDDD){【キン肉スグル@キン肉マン】 } &color(#99DDDD){ [状態]:軽度の疲労 } &color(#99DDDD){ [装備]:なし } &color(#99DDDD){ [道具]:荷物一式(一食分消費)} &color(#99DDDD){ [思考]:1.更木を倒し仲間にする } &color(#99DDDD){     2.ゴン蔵の仇を取る } &color(#99DDDD){     3.仲間を探す(バッファ、ウォーズ、ラーメン、ボンチュー、マミー) } &color(#99DDDD){【更木剣八@BLEACH】 } &color(#99DDDD){ [状態]:軽度の疲労、股関節・両肩の軽い炎症、全身に軽度の裂傷 } &color(#99DDDD){ [装備]:なし(ムラサメブレード@BASTARD!! -暗黒の破壊神-は近くの木に刺さっています) } &color(#99DDDD){ [道具]:荷物一式、サッカーボール@キャプテン翼 } &color(#99DDDD){ [思考]:1:キン肉マンを倒す } &color(#99DDDD){     2:志々雄、ヒソカらと決着をつける } &color(#99DDDD){     3:強豪を求め本州へ向かう } &color(#99DDDD){【たけし@世紀末リーダー伝たけし!】 } &color(#99DDDD){ [状態]:健康 } &color(#99DDDD){ [装備]:パチンコ@ONE PIECE(鉛星、卵星)、キメラの翼@ダイの大冒険 } &color(#99DDDD){ [道具]:荷物一式 } &color(#99DDDD){ [思考]:1.ゴン蔵の仇を殺した犯人を倒す。(ただし大体の位置が分かるものの犯人はわかっていない) } &color(#99DDDD){     2.主催者を倒す } &color(#99DDDD){     3.仲間を探す(ボンチュー、マミー、バッファ、ウォーズ、ラーメン)} &color(#99DDDD){【志々雄真実@るろうに剣心】 } &color(#99DDDD){ [状態]:全身に軽度の列傷 } &color(#99DDDD){ [装備]:ゴンの釣り竿@HUNTER×HUNTER } &color(#99DDDD){ [道具]:荷物一式 } &color(#99DDDD){ [思考]:1:長時間戦える東北へ向かう } &color(#99DDDD){     2:無限刃を手に入れる } &color(#99DDDD){     3:全員殺し生き残る } *時系列順で読む Back:[[筋の通し方]] Next:[[火炎交響曲]] *投下順で読む Back:[[筋の通し方]] Next:[[火炎交響曲]] |192:[[強きカリスマ]]|キン肉スグル|270:[[追走~剣八とキン肉マン~]]| |192:[[強きカリスマ]]|更木剣八|270:[[追走~剣八とキン肉マン~]]| |192:[[強きカリスマ]]|たけし|235:[[トンネルを抜けると]]| |192:[[強きカリスマ]]|志々雄真実|235:[[トンネルを抜けると]]|
**0219:別離 「たけすぃ、ワシはコイツと試合をしてからすぐに後を追う。だからたけすぃは早く本州に行くんだ」  夷腕坊の傍らでストレッチしていたキン肉マンは、[[たけし]]にそう言って諭していた。 「キン肉マン…それはできないさ」 「なんでじゃ?」 「まだキン肉マンとランチを食べてないさ」 「たけすぃ、何を言ってるんだ。今こうしてる間にも」 「何してんだ。早くしろ」  夷腕坊の上で待ちわびる剣八。 「キン肉マン」  笑顔でキン肉マンに促す[[たけし]]。 「たけすぃ、お主…」  話をはぐらかす[[たけし]]の笑顔を見て、彼はすべてを理解した。  一瞬二人の目が合う。コクリと頷く[[たけし]]。キン肉マンは[[たけし]]を一瞥すると、直ぐ様夷腕坊に飛び乗った。 「…すまん」 「30分の辛抱さぁ」  [[たけし]]はもう一度にっこり笑うと、二人分のデイパックを肩に掛け傍を離れた。 「小僧、そこは暑いだろ。此処なら割と涼しいぜ」 「お、サンクス。あんたはマジョルカの友達的存在か?」  木陰から呼び掛ける男に[[たけし]]は促されるまま近づいた。彼の名は志々雄。  火傷した肌を覆う包帯は一見するとミイラそのものである。 「よいしょっと、て…うわぁーっ!大丈夫かぁソレ!」 「ん?包帯のことか?」 「いやいや、大ピンチだぞ髪の毛」 「…珍妙な処に気をかける小僧だ」  済し崩しに志々雄と[[たけし]]は会話を始めた。夷腕坊に時々注意を向けながら。 「おい。スグルっつったか」 「皆はワシをキン肉マンと呼ぶがのう…なんじゃ」  思い出したように剣八が話し掛け、それに応じるキン肉マン。 「じゃあキン肉マンよ、俺様が勝てば手前ェの命はねえ。  だが俺様が30分以内に手前ェを斬れなかったらどうなるんだ?」 「コイツ…あっさりワシの勝利を否定しおって…時間切れなら引き分け、痛み分けじゃな」 「そうか…」 「今度はこっちが聞いてもいいかの?」 「なんだ」 「ワシが勝っても命はとらん。さっき言った理由での。  そのかわり…まあ隠していても始まらん、もしワシが勝てば、その時はワシ達の仲間になってほしい。  そして、共に主催者を倒してほしい」 「断る」 「ゲェ、断られても」 「主催者を倒すのは俺だ。それと面白そうな奴がいりゃあ俺は闘る」  そう言うと剣八は刀で肩をトントンと叩く。  瞬間。二人の目が合う。  ニヤリと笑う剣八を見て、キン肉マンは確信した。 「剣八…おぬし、マーダーではないな?ワシと同じ、強い志を持っているように感じる」 「俺は強い奴と戦うのが好きなだけだ。ただそれだけだ…と、長話が過ぎちまったな。そろそろ闘ろうぜ?  [[たけし]]が手前ェに心配掛けまいと譲った時間だ。さっさとやっちまおうや」 「剣八…」  慈愛の眼を一瞬、剣八に向けると、キン肉マンは胸を大きく反らし、息を吸い込む。 『これよりキン肉マンvs[[更木剣八]]による試合を行う!!  制限時間は30分!エリアは四方4×4mココ、夷腕坊の上!!ギブアップするか3秒間フォールで決着する!!』  剣八が刀を構える。キン肉マンがファイティングポーズをとる。 『試合…開始!!!!』  どこからともなくゴングの音が響いた――!! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「オゥルアッ!!」 「おわぁーっ!!」  一人の男が刀を振るい、一人の男は転げ回る。 「手前ェ逃げてばっかりじゃねえか!!さっきの威勢はどうしたァッ!!」 「アホかー!刀なんぞに斬られたら死んでしまうわい!!」 「当たり前だはははははははははははは!!!!!」 「ぎぇぇェ!」  試合なのかコントなのか。[[戦闘狂]]の剣八と天然のキン肉マンの戦いは開始から15分経過していた。  狂喜乱舞する剣八。七転八倒するキン肉マン。  死神と超人は戦いを純粋に楽しんでいた。 「…煩い」  木陰からボソリ、声がした 「あぁ…うるさいな」  もう一つ、声がした 「志々雄のかあちゃんの鼾」  芝生に腰掛け試合を観戦する志々雄と[[たけし]]。何気なく志々雄は尋ねた。 「………[[たけし]]。お前、行かなくていいのか?」 「ん?何がさ?」 「…敵討ちだ」  [[たけし]]が子供であり、彼自身が人の闇を知らないからか。彼らは今迄あった出来事を僅かながらも共有していた。  [[たけし]]は志々雄の問い掛けにしばらく俯いていたが、直ぐ様にっこり空を見上げる。  老けた顔をしているが、その瞳は赤ん坊より“潤”粋だった。 「俺は…[[ゴン蔵]]が大好きさぁ。」  ゆっくりと立ち上がり、大きく背伸びする 「~でもキン肉マンも大好きさぁ。ほっとくわけにはいかないさ」  志々雄はあぐらをかいたまま、微笑を浮かべた。 「そうか…俺なら居ても立ってもいられないがな」  奇妙な関係ではある。かたや維新志士。かたや7歳のリーダー。  しかし二人とも、木にもたれ静観していた。まるで父子が戯れるように。  ――志々雄は以前から考えていたことがある。  彼の中にある、弱肉強食という名の正義について。  彼の目的は全員殺し生き残ること。ゆくゆくは剣八、ヒソカとパピヨン、剣心を倒し、もとの世界に戻ること。  ――つまりこの小僧は、邪魔だ。  愛する由美ですらこの国を手に入れる“正義”のためなら、手に掛けられる覚悟はある。  ならば、この小僧を手に掛けることなど、造作もない――  だがもし、彼を殺るならば、剣八と同等若しくはそれ以上の力をもつ男、キン肉マンが黙ってはいないだろう。  それに、剣八も一本筋の通った男だ。何をするかわかったものではない。  それになにより、15分しか戦えないという最大の弱点がある。  志々雄は思考する。彼がもとの世界に帰るため、最速最良最善の一手を。  数を減らす。敵を一度に多数作らない。そして誰かが持っているであろう最強の武器、無限刃を手に入れる。  そして、長時間戦える場所に行く――  (蝦夷地が封鎖されたなら東北か。そこならこいつらに邪魔されずにこの小僧を殺れる。ククク――)  志々雄は微笑より小さな微笑を含むと、ゆっくりと立ち上がった。 「[[たけし]]、行くぞ」 「え?ウ〇コか?」 「本州だ」  志々雄はそれ以上言わなかった。代わりに[[たけし]]に眼差しを向けた。  [[たけし]]はどう思うだろうか?人の闇を知らないこの少年は―― 「志々雄――」  開始から25分が経過し、未だ二人の戦法は変わっていなかった。  剣を振るう剣八。転げ回るキン肉マン。 「手前ェ、いい加減に…」 「そうか、そうじゃの。そろそろワシからも攻めようかの。太刀筋も見切ったことじゃし」 「あぁ?」 「ただ逃げ回っているだけだと思っておったか?」  にゃ~、といやらしく笑うキン肉マンを見て、剣八は青ざめた。 (こいつ、こんな顔して妙に戦法気取りやがって。だが関係ねえ! ) 「ウォラァッ!!」  剣八がムラサメブレードを振るう。上段、初速は十二分。  しかしキン肉マンは、その詠嘆の振り下ろしに完璧なタイミングで――パンツを下ろした。 「…ここじゃあっ!!真剣おケツ取りぃ!!」  ぱっくり割れた尻に吸い込まれるムラサメブレード。これまた完璧なタイミングで腰を大きく右に振る。  刀は明後日の方向に飛んでいった。 「チィッ!」  剣八は一瞬怯んだものの、頭に裏拳を合わせる。  しかし裏拳は頬をかすめるだけ、一瞬速く懐に入ったキン肉マンにブリッジの体勢をとられる。  跳ね上がる[[更木剣八]]。たちまち天を仰ぐ体勢になる。 「そりゃあ!」  剣八の躰に後れを取った四肢は、キン肉マンの四肢と複雑に絡み合う。 「ロメロ・スペシャル!!」 「グァッ!!…」  空が、蒼いな―――  俺も、青い―― ダァァンッッ!!!!  キン肉マンの背が夷腕坊に叩きつけられる。その衝撃は、すべて更木の関節に届けられた。 「よっしゃあ!見たか、たけすぃ!!」  夷腕坊からの跳ね返りで空中分解する二人。上手く着地したキン肉マンはにこやかに振り返る。 「たけすぃ……?」 &color(#99DDDD){【福岡県・街道/日中】 } &color(#99DDDD){【キン肉スグル@キン肉マン】 } &color(#99DDDD){ [状態]:軽度の疲労 } &color(#99DDDD){ [装備]:なし } &color(#99DDDD){ [道具]:荷物一式(一食分消費)} &color(#99DDDD){ [思考]:1.更木を倒し仲間にする } &color(#99DDDD){     2.ゴン蔵の仇を取る } &color(#99DDDD){     3.仲間を探す(バッファ、ウォーズ、ラーメン、ボンチュー、マミー) } &color(#99DDDD){【更木剣八@BLEACH】 } &color(#99DDDD){ [状態]:軽度の疲労、股関節・両肩の軽い炎症、全身に軽度の裂傷 } &color(#99DDDD){ [装備]:なし(ムラサメブレード@BASTARD!! -暗黒の破壊神-は近くの木に刺さっています) } &color(#99DDDD){ [道具]:荷物一式、サッカーボール@キャプテン翼 } &color(#99DDDD){ [思考]:1:キン肉マンを倒す } &color(#99DDDD){     2:志々雄、ヒソカらと決着をつける } &color(#99DDDD){     3:強豪を求め本州へ向かう } &color(#99DDDD){【たけし@世紀末リーダー伝たけし!】 } &color(#99DDDD){ [状態]:健康 } &color(#99DDDD){ [装備]:パチンコ@ONE PIECE(鉛星、卵星)、キメラの翼@ダイの大冒険 } &color(#99DDDD){ [道具]:荷物一式 } &color(#99DDDD){ [思考]:1.ゴン蔵の仇を殺した犯人を倒す。(ただし大体の位置が分かるものの犯人はわかっていない) } &color(#99DDDD){     2.主催者を倒す } &color(#99DDDD){     3.仲間を探す(ボンチュー、マミー、バッファ、ウォーズ、ラーメン)} &color(#99DDDD){【志々雄真実@るろうに剣心】 } &color(#99DDDD){ [状態]:全身に軽度の列傷 } &color(#99DDDD){ [装備]:ゴンの釣り竿@HUNTER×HUNTER } &color(#99DDDD){ [道具]:荷物一式 } &color(#99DDDD){ [思考]:1:長時間戦える東北へ向かう } &color(#99DDDD){     2:無限刃を手に入れる } &color(#99DDDD){     3:全員殺し生き残る } *時系列順で読む Back:[[筋の通し方]] Next:[[火炎交響曲]] *投下順で読む Back:[[筋の通し方]] Next:[[火炎交響曲]] |192:[[強きカリスマ]]|キン肉スグル|270:[[追走~剣八とキン肉マン~]]| |192:[[強きカリスマ]]|更木剣八|270:[[追走~剣八とキン肉マン~]]| |192:[[強きカリスマ]]|たけし|235:[[トンネルを抜けると]]| |192:[[強きカリスマ]]|志々雄真実|235:[[トンネルを抜けると]]|

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