宝石乙女まとめwiki内検索 / 「試金石とクリスマスの前」で検索した結果

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  • 試金石とクリスマスの前
    世の中にはクリスマスというお祭りがある。 それが間近に迫ってきた今日……。今までなら僕はクリスマスを心から反対しただろう。 何故ならクリスマスパーティーを開くような友人はいないし 当然のことなら彼女もいない。実に陰気な日だったのだ。 だが今年は違う。今年のクリスマスには試金石がいる。 これは大きな変化だ。試金石が隣にいるだけで大分救われる。 ……最も、聖夜を性夜にしようなどという輩とは違うので静かなものになりそうだが。 「いやぁ、楽しみだな、クリスマス」 あまりにも楽しみなのでつい口に出た。本当に、ついだ。 「クリスマスなら私は珊瑚の家にでも行くが」 などという思ってもいなかった返答がきたのだ。 ……そうなると今年も陰気なクリスマスですか。それ、僕も行っちゃダメですか。 ショックの表情が顔に出たのだろう。試金石は意地が悪い笑みを浮かべた。 「冗談だ」 「……また...
  • 小説-その他メイン
    ...でも」より 試金石とクリスマスの前 107スレ目「黒曜石が「電気石の好きな季節ですね…」と言ってたんだって」より
  • 試金石と売れ残り
    新しいゲームの発売日ということで近くのゲームショップにやってきた。 何故か試金石まで一緒だ。曰く何をするかわからないからだとか。 目当てのゲームを見つけて会計を済ます。さぁ出ようと思って振り返ると 試金石の姿が無い。辺りを見回せば何やら黄色くて丸いぬいぐるみを見ている試金石が。 「何、それ」 「ジャック・オー・ランタンのぬいぐるみだ」 「ハロウィンは過ぎたんだけど」 どうやらそのぬいぐるみはワゴンセールされている物らしい。 欲しいとか気に入ったとかは言わずにソレを眺めつづける試金石。 何かあのかぼちゃに深い思い入れでもあるのだろうか。 「これらはハロウィンが過ぎたらこんなところにおかれてしまうのか?」 「まぁ、季節終わったら大体そうだね」 「解せない。この子達の気持ちも考えたらどうなんだ」 そう呟いて唇を強く結び、怒りからかカタカタと震え...
  • 試金石とこたつアイス
    朝からずっと降っていた雨は夜にようやく弱くなった 雨特有の匂いが鼻腔をくすぐる。これで寒くさえなければ完璧なんだけど。 何せ寒いと亀が部屋に現れる。大量の南瓜に囲まれた亀が現れる。 この微妙な気持ちは、生八橋は焼かねば食えぬと言われた時と似ていると思う。 「これで煎餅や蜜柑があれば完璧なのに」 「さっき食べたでしょ」 「それが通るなら主人だってさっきゲームやってたじゃないか。やめたらどうだ」 ふてくされたような返事をする亀、もとい試金石。 そんなこと言ったって蜜柑も煎餅も品切れです残念ながら。 「餅はないのか餅は」 「正月になったらね」 「ケーキはないのか?」 「クリスマスになったらね」 「コタツで何か食べるのがロマンなのに……」 「年寄りか君は」 むー。と唸りだす試金石。まだ諦めていないのか。 その唸り声は何故か段々少なくな...
  • 試金石と寝相
    元々は殺風景な部屋ではあったが最近大量に購入したジャック・オー・ランタンの 人形のおかげで幾分部屋っぽくなったのではないだろうか、女の子の。 悲しい。男として悲しすぎる。本棚が僕の唯一の存在感なこの状態。 今日は一段と冷え込む。となると当然あの寒さ嫌いの人は亀と化す。 何しろものぐさな亀だ、いろいろと僕に命令してくる。王様と言い換えてもいい。 南瓜に囲まれた世界の王。それが彼女で、僕は都合の良い奴隷だろうか。 奴隷……彼女にとって僕がそんなものでないことを願いたい。 ああそうさ彼女がそんな風に僕を扱うわけがない。だからドアの前で躊躇しなくてもいい。 さぁ今こそ扉を開こう。きっと彼女は笑顔で出迎えてくれるハズだ。 「お、主人。丁度いいところに。蜜柑が切れた追加をもってきてくれないか」 「……了解」 僕の少しばかり儚い希望は無表情な彼女によって瞬殺され...
  • 試金石とコタツ
    「寒い」 しっかりとコタツに入っているハズの試金石がそう漏らした。 コタツに入ってぬくぬくしてるのに寒いとは如何なものか。 とりあえず今は黒い巨人を倒すのに専念する。 何しろ凶悪な巨人だ、少し目を離せば仁義無きドロップキックが飛んでくる。 それに成す術なく吹き飛ばされる我が愛機。もうそうなるのは嫌だ。 しかし、ゲーム機からは悲鳴にも似た爆発音が聞こえるばかりだった…… 「うぁぁぁ寒い……」 そう言いながら本日八個目の蜜柑に試金石は手を伸ばした。 食いすぎだ。……かくいう僕も今ので六個目なのだが。 「寒い寒いって、今までそんなんでどう過ごしてきたのさ」 「基本的には暖かい所へ逃げるように移住していった」 「渡り鳥か……」 「そういえば似てるな。そうか、私は鳥、か」 手でひらひらと飛ぶ真似をしてみせる試金石。 とりあえず蜜柑を机におい...
  • クリスマスの夜
      誰か俺に教えて欲しい、どうしてクリスマスはイブに祝うんだ?   まぁ、そんなことはどうでもいいか。   それにしても……。 「何で俺の家にみんな勢揃いなの?」   リビングにありったけのテーブルが並べられ、そこにはご馳走やケーキが満員電車のように。   そして何より、宝石乙女+そのマスターがそろい踏み。宝石乙女オールスターズ状態になっている。 「マスターの家が一番広かったので……その、ごめんなさい」 「あ、あぁいいよ黒曜石、謝らなくて。どうせパーティはするつもりだったんだから」   もちろんこんな規模でやるつもりはなかった。軽い宴会だろこれ。忘年会か? 「何けちけちしてるのよー? にしし」 「ちょっ、月長石ちゃんっ。勝手に背中乗らない!」 「だってー、アメジスト賑やかなの嫌いだって言って来なかったんだもーん。だから相手してよー」   だったらアメジストの方に行け...
  • 試金石とコーヒー
    今日も爽やかな朝がきた。ただし天気はどんより曇り空。 とりあえずそこは気にしないで朝はやっぱりコーヒーだね、うん。 ブラックコーヒーは甘いパンにはよく合う。うん。最強コンビだと思うね僕は。 すいません、現実逃避してました。目の前で信じられない事を起こしている人がいたので 全速力で逃亡していました。もう何か言うのもためらうぐらいです。 「……試金石」 「何だ、主人」 「砂糖やミルクを入れるのはいいんだけどさ」 「うむ?」 「……それ、砂糖何杯め?」 「これで8杯めかな」 つまり砂糖入れすぎ。小さじ8杯とかじゃなく大さじ8杯だ。 MAXコーヒーがまだ苦く感じられるに違いない。 罰ゲームじゃないんだからそんなに甘くして一体どうする気なんだ。 「何故そんな目で見る。コーヒーは甘いものだろう」 「いやそれは人の好みだからいいんだけどさ。入れ...
  • クリスマスの準備
      玄関に編み上げの可愛らしいブーツが置いてある。黒曜石ちゃんが来ているようだ。 「おじゃましています」 「いらっしゃい、ゆっくりしていってね。それにしても、本だらけだね。何の相談かな?」 「クリスマスにパーティでも、と思いまして。黒曜石と料理の相談をしていたのです。人数が多いですから、いまから手配や準備しておかないと」 「ああ、なるほどね……手伝えることがあったら言ってよ。力仕事くらいしかできないけど。さて、お風呂に入るよ」 「はい。その時はお願いしますね」 「でも……どう考えても厨房係が足りないわね……」 「他の姉様たちはいかがでしょう?」 「う~ん、彼女たちには会場のほうをね。気配りと采配は一流だから、厨房に閉じ込めるのはもったいないわ。虎ちゃんや漬物石ちゃんにもお願いしてみようかしら……」 「置石さんも来ちゃいそうですね……」 「それ、いいかもしれないわね...
  • 小説-クリスマス総合
    クリスマスの準備 53スレ目「黒曜石たちと蒼星石や翠星石と七つのお祝いに」より プレゼントの準備 53スレ目「黒曜石たちと蒼星石や翠星石と七つのお祝いに」より ケーキの準備 53スレ目「黒曜石たちと蒼星石や翠星石と七つのお祝いに」より 小さくて大きな宝物 53スレ目「黒曜石たちと蒼星石や翠星石と七つのお祝いに」より 殺生石、クリスマスを考える 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より 厨房の打ち合わせ 「宝石乙女に萌えるスレ避難所」より オーナメントの調達依頼 「宝石乙女に萌えるスレ避難所」より ツリーの飾りつけ 「宝石乙女に萌えるスレ避難所」より アドベント・カレンダー~黒曜石~ 「宝石乙女に萌えるスレ避難所」より 化石と漬物石のクリスマス 「宝石乙女に萌えるスレ避難所」より 食材の...
  • 試金石と3時のおやつ
    「三時過ぎか」 「ちょうど眠くなるころだね」 昼食をとりしばらくゲームしていたらもう三時。 時が過ぎるのは早い。明日からまた学校だと思うと憂鬱だ。 こうなったら開き直って昼寝の一つでもしてしまおうか。 「おやつがほしいな」 「……君は」 少し横になろうとした瞬間に面倒くさい事を言うのだこの人は。 大体おやつだなんてそうそう簡単にでてくるものじゃない。 ここは諦めて一つ昼寝でもしていてもらいたいものだ。 「多分何もないよ」 「いや実はさっき好奇心で買ったものがある」 「……何か嫌な予感がするけど、何」 「辛さ二倍になったハバネロだ。なかなかにうまそうだぞ」 「あー、僕は遠慮しておく」 辛いものはそんなに好きじゃないんだ、僕は。 試金石はそうか、と呟いて袋を開けた。……目が、目が痛い。 たまらず部屋から退散する。軟弱者と後ろか...
  • 試金石とハロウィン
    久しぶりに珊瑚の家に行く。ハロウィンということもあり お土産にはパンプキンパイ。それも激甘。一口食べると舌が溶ける。 呼び鈴を鳴らすとこれまた久しぶりに見る天河石が出迎えてくれた。 「甘いお菓子をあげるし悪戯もしないから家に入れてくれるかな」 「うん。いーよ、入ってー」 部屋の隅々にはカボチャの提灯。これを一体誰が作ったのか。 珊瑚かその珊瑚のマスターの二択になるが珊瑚であろうと結論するのは普通すぎる。 何事も面白い方が楽しい。それ故に私はマスターが夜なべしてこれらを作った ということにしておきたい。その方がとてつもなく楽しいだろう。 「おや、試金石か。久しいな」 「やあ、この家でもハロウィンはやるんだね」 いつ見ても綺麗だし素敵だ珊瑚。でもとりあえず仮装してほしかった。 天河石でさえ私のような黒衣に身を包んでいるんだし、幽霊ぐらいには化けて...
  • 試金石百合日記4
    「冗談じゃない。」 これは私の声だ。何が冗談じゃないかというと、海に行くことになってしまったのだ。 是非とも珊瑚を拉致してハイレグ水着か何かを着せてやりたいものだが そういうわけにもいかず、一応誘ったが華麗に断られた。 珊瑚がいない海に価値等あるはずもない。…待てよ、来ないといけない状況にすればいい。 そうと決まったら善は急げだ。電話電話。 「私だ。」 「試金石?何の用だ?珊瑚ならいないぞ。」 「嘘をつくな。まぁいい。突然だが天河石の水着を見たいとは思わないか。」 「…そりゃあ…い、ちがっ…。」 気持ちがいいぐらいの慌てぶりである。 「実は海に行くことになったのだ。だから誘っているんだよ。 で、どうかな?天河石の水着。スクール水着がいいかな?ビキニかな?ほうほう、ハイレグ と申したか。この助平め。」 「…いや、俺はスクール…げ、ちがっ...
  • 殺生石、クリスマスを考える
      ……さっきから殺生石がテレビに釘づけだ。こんな夕食の場面も珍しいせいで、僕の箸は進まない。 「殺生石、なんか珍しい物でもあった?」 「? そういえば全然食べてないー。もらっていいっ?」 「駄目です」 「ぶぅ……でもご飯食べるときはちゃんと食べなきゃー。テレビばかり見てちゃダメっ!」   まぁ、蛋白石の言うことも一理あるけど。 「……そうですね、そうしましょうか」   テレビから目を離し、黙々と箸を進め始める殺生石。んー、やっぱり気になるなぁ。どうしたんだろう? 「もしかして、何か悩んでる?」   とりあえず話を切り出してみたけれど、悩みごとだったら殺生石のこと、華麗にごまかされそうだ……。 「え? あぁ……少し気になることがありまして」 「気になること?」 「はい、最近世間ではくりすますなるものが話題に上がっているようですね。てれびもほとんどその話題でした」 ...
  • 試金石百合日記
    試金石の父親様。 試金石は最近壊れしまいました。 ストーカーじみてしまいした。 何かもういろいろとごめんなさい 主人が何かブツブツ呟いているが気にしない。 今日も今日とて珊瑚をストーキングするのだ。 只今珊瑚は夕食の買出しの真っ最中。 雨が降りそうなのに傘ももっていません。 …これはチャンスと見た。 さて、とうとう雨が降り出してしまいました。 「むぅ、雨か。弱ったな。」 ああ見えるぞ私の勝利へと繋がる栄光のロードが。 「お困りかな珊瑚さん。」 「試金石!いつからそこにっ…!」 「…今通りかかったところですよ、ぐ・う・ぜ・ん。」 「…とても偶然には思えぬ。」 「そんな事より、この雨合羽をどうぞ!」 「…む、ありがたく頂こう。」 珊瑚の雨合羽。色は当然黄色。 …本気で珊瑚のマスターと交渉したくなるな。 想像以...
  • ある日の試金石
    最近の私の日課は、気配と姿を消して珊瑚にまとわりつく事である。 人それをストーカーと呼ぶ。だが気にしない。楽しいし。 珊瑚は武術の達人のようだが、流石に私のこの魔法には敵わない。 …が、相手がペリドットとなると話は別。すぐに見つかってしまう。 まだまだ修行が足りないな。 さて、今日も今日とて珊瑚を監視、もとい観察している。 このままお持ち帰りしたい。そして独り占めしたい。 だがそこはグッとこらえる。 しばらくボーッとしていたが置石が呼び鈴も鳴らさずに 家に突入した。咄嗟に姿を現す。 「ぬ、お主、いつの間に。」 「ずっと前から。」 「ねぇねぇ、アメジストから面白い事があるって聞いてやってきたんだけどー?」 面白い事?そんなもの多分ないと思う。 …私としてはそこに珊瑚がいれば面白いのだが。かわいいし。 「面白い事?…そこで転がっている天河石とでも遊べばよかろう。」...
  • 試金石百合日記9
    「天河石のマスター。」 「突然現れるな。」 もはやいつもの光景である。私が珊瑚に会いに行くのは もう諦めたのか最近は実に自然に反応してくれる。 だが今回は珊瑚に会いたいの半分、マスターと話がしたいの半分である。 その話というのは言ってしまえばからかいたいだけだ。深いイミは無い。 「天河石が好きなんだな。」 「ああ、天河石はかわいいし、小さいし。」 まぁ一般的な反応だろう。確かに天河石はかわいい、癒し効果がある。 だが、それもこのマスターの発言なら話は別だ。彼は墓穴を確実に掘っている。 「それは、珊瑚よりも、かな?」 「そんな事あるわけがないだろう。二人を比べるなんてできない。」 まぁこれも普通だ。あの二人を比べるなんて神様が許さない。 そもそも比べるのが間違っている。天河石になら天河石なりの魅力が、 珊瑚になら珊瑚なりの魅力が備わっているのだ。 「比べているの...
  • 試金石百合日記10
    「愛しの彼女が振り向かない。」 「…どこかで聞いた事のあるフレーズだけど…。で、どうしたの。」 気づかぬ間に呟いていたらしい。どうしたのと言われても それは言葉通りである。愛しの彼女、つまり珊瑚が振り向かない。 「主人。私に何か至らぬ所があるか?」 珊瑚が私に振り向かないのには何か理由がある。いや、無いとおかしい。 「いや…その、試金石自体には問題は…あるだろうけど。ただ単に女の子同士 っていう趣味はないんじゃない?ノーマルなんだよ、きっと。」 確かにそうかもしれない。でも、その、今のままというのは寂しい。 ストーキングしているというのも楽しいが、それは私の一方的な愛だ。 少しだけでもいいから珊瑚の方からも送って欲しい。ほんの少しでいい。 私はこんなにも珊瑚の事が好きだというのに…そりゃあ、今までが異常だったのかも しれないが気持ちは本物だ。私は珊瑚が好きなんだ。そ...
  • 試金石百合日記2
    ごめんなさい試金石のお父様。 完全に変態さんになってしまいました。 僕は何か悪いことしたでしょうか。 恋は盲目と言いますがソレなんでしょうか。 主人がまた何かブツブツ言っているがやっぱりそんなの気にしない。 魔法という便利なものがあるからいつも珊瑚をストーキングできるのだ。 この前は雷が弱点という事がわかった。 …しかし生憎にも今は晴天である。急に雷がやってくるのは不自然すぎる。 何かいいボロを見せないものかと後ろから珊瑚を観察。 抱きしめたいなぁ…おっとヨダレが。 「何している、ストーカー娘。」 ペシン。頭をはたかれる。何ヤツ。 天河石と珊瑚のマスターか。何故わかったんだ…。 「おかしいな、姿を消して気配も消していたはずなのに。」 「大体珊瑚の後ろで現れるからな、勘だ。それより 俺が誰もいない空間に話しかけているみたいだか...
  • きっと素敵なクリスマス
      もうすぐクリスマス。クリスマスにこれだけワクワクするのはいったいいつ以来だろう。   家族団らんって感じだった小さいころは、ただ単純に楽しんでいた気がする。でも物心ついたころには……俺は一人じゃなかったか? 「どうしましたの?」   っと、鶏冠石がすぐ隣にきていた。鶏冠石は鋭い。俺の考えは表情を見なくても筒抜けかも、なんて思うときもあったりなかったり。 「クリスマス楽しみにしてんの」 「その割には深刻な顔でしたわね」   にやにやと俺の顔を覗き込んでくる。趣味悪いヤツ……と思っていたら不意にその顔が邪のない微笑みに変わった。 「私とその姉妹がいますのよ? きっと素晴らしいパーティーにしてみますわ」   寂しく感じる暇なんてありません、と励まされてしまった。 「俺どんな顔してた?」 「泣きそうな顔」   フフっと笑って向こうに行ってしまった。   顔が...
  • 試金石の連絡方法
    またか、と言われるかもしれないが。暇である。それはもうとてつもなく。 主人は今でかけているようなので家にはいない。そこで、だ。 三つ程主人との連絡方法を思いついたのでどれが面白いか模索することにする。 連絡方法その1携帯電話。 まぁオーソドックスだ。メールなりなんなりで面白い事にできるかもしれない。 連絡方法その2伝書鳩。 主人の驚く顔が目に浮かぶ。今時伝書鳩なんか見かけないものな。 連絡方法その3テレパシー。 ……なんか、普通すぎてつまらないな。 さて。この三つの内どれを使ったら面白い事になるだろうか。 とりあえずシュミレーションしてみよう。 パターン1携帯電話(メール)の場合 「ん……メール?」 『差出人:試金石 件名:こんな時間まで 本文:一体何をしているんだ。暇で死ぬぞ。殺す気か。    この鬼畜王。ドS。人でな...
  • 試金石百合日記6
    毎度毎度飽きもせず、珊瑚の家(正確にはそのマスターの家だが)に通い妻をしている私だ。 毎回毎回、私と珊瑚の仲を裂こうと邪魔をされる。が、大体は突破してきている。 そして今日もドアを開けるなり仁王立ちしている人物が一人。これはこれは、お義父さん。ご機嫌いかが? 「誰がお前のお義父さんか…。」 「心を読んではいけない。」 さぁて、今日は如何なる手段で突破しようか。 「積年の恨み、覚悟。」 視点が天井へと移った。わかりやすくいうなれば、押し倒された。 「…何が積年の恨みか。ほら、さっさとどいて。私は珊瑚に会いに…。」 続きが言えない。形相がものすごい事になっている。 普段から強面の人だったが、さらにここまで怖い顔になれるとは。いやはや、表彰ものだ。 …いや、そんな事より、何故に私が押し倒されているのだろうか。 魔法で弾くなりなんなりは可能だが、口が塞がっている。ハンカチだ...
  • 試金石が珊瑚に惚れたきっかけ
    「なぁ試金石。」 「どうした主人。受験勉強とやらはもういいのか?」 「ちょっと休憩。少し聞きたい事があるんだけど。」 「何だ?」 「どうして試金石はそんなに珊瑚に惚れてるのかな?」 つまり、なれそめか。話せば少し長くなりそうなんだが…。 その日。何故か私は何処かに預けられる事になった。 主人はキャンプとかいうので出かけていて。両親も不在。 女の子を一人で長い間お留守番させるわけにはいかない。という主人の 妙なポリシーの下、当時唯一交流のあった珊瑚の家に預けられる事になったのである。 交流、といってもそれは主人との間だけであり。私と珊瑚や天河石は初対面である。 「君が試金石か。…宝石乙女にしては大きくないか?」 「ああ…私のこれは幻術でね。普段はこんなものだ。」 ボフン。と小さい爆発音と共に私は通常サイズに戻った。 「幻術って…ま...
  • 化石と漬物石のクリスマス
    化「世間はクリスマスムード一色や……まだ11月やのに……まあ、うちには関係あれへんけど」   ガラガラッ 漬「こんにちわー(ここんち呼び鈴ないんですね)化石さん、お元気ですか?」 化「あれ、漬物石はん。ぼちぼちでんがな」 漬「これ、よかったら。おにぎりと漬物です。私が漬けたの……」 化「おおきに。はあ、人の情けが身に沁みるなあ」 漬「あの、それでちょっとお願いがあるんですけど」 化「なんやん?」 漬「実はかくかくしかじか、で化石さんにもパーティーの準備を手伝ってもらえないかと」 化「ええ、うちが? できるかなあ」 漬「大丈夫ですよ。以前一緒にお漬物作ったときの手際、なかなかでしたから。それに、化石さんが一緒なら私も心強いです」 化「な、なんや照れるわあ……よし、漬物石はんのお願いならいっちょやったるか!」 漬「ありがとうございます!」
  • 試金石百合日記7
    今日は七夕。彦星と織姫が年に一回会う日だという。 だというのに、何が悲しくて願い事なんか叶えなければならないのか。 きっと毎年毎年泣いているに違いない。そして今年も泣くに違いない。 で、七夕とは全く関係が無いのだが。実は今日、珊瑚と天河石が家に来ているのだ。 しかもお泊りだという。珊瑚曰く、マスターは天河石に聞かれてはまずいような 所に出張中らしい。そこで、出張先について質問されない用に此処で 遊ばせて、マスターの出張先についての質問なんか忘れさせよう。といった 魂胆だという。マスターは明日の朝に迎えに来るらしいから、そんなに 遠い場所ではないと思うが、一体何処なんだろうか。 まぁいい。そんなのはどうでもいい。何故なら今が最高だから。 天河石は若干寂しそうにしていたものの、プリン効果でたちまちに復活。 今では短冊に願い事なんか書いて、呑気である。...
  • クリスマスツリーを彩ろう
      クリスマスまであと1ヶ月を切った。今まで特に興味のあるイベントでもなかったけれど、人つきあいが多くなってからはこういうこともやってみたくなった。   しかし、私の手にはこの紙袋は大きすぎる。いや、ただ単に買いすぎただけか。 「いいんだよー?」 「グリーンダヨー」   突然の声、電気石だ。さっそく私の手元が気になるらしく、紙袋に目が移る。 「クリスマスツリーの飾り」 「ぴかぴか?」 「ある」 「ふさふさ?」 「もちろん」 「ん……」   どうやら電気石はこのツリーを気に入ってくれそうだ。となると、やはりここは……。 「飾りつけ、手伝って」 「いいんだよー」 「グリーンダヨー」 「おかえり虎眼……あれ、電気石?」 「ん」 「ツリーの飾りつけ、手伝ってもらう。上がって」   私の後に続いて、電気石が靴を脱いで家に上がる。ちゃんと靴をそろえておくあたり...
  • 漬物石、クリスマスを考える
    「クリスマス?」   漬物石は首をかしげる。まぁ、見た目から考えても西洋のイベントは疎そうだもんなぁ。 「そ、クリスマス。25日のイベントなんだけどね」 「そういえばテレビで見たような……何でしたっけ、ドラマにあったような気がしたのですが。あ、クリスマス特番でグリコンダーZX改のスペシャルありますね」   最近の特撮はクリスマスに特番やるのか……。 「あまり関係ないような気もするけど……まぁ、お祭りだよ、世界的な」 「お祭りですか。楽しそうですね」 「独り身だと楽しくない人もいるけどね……」   それとは別に、ほぼ毎年クリスマスも仕事に追われてるんだけどね、俺の場合。だがしかし! なんと今年は奇跡的に普通の日曜日が過ごせる、つまり普通にクリスマスが迎えられる!! これは常日頃お世話になっている漬物石に、何かおもてなしをしてやりたいと思った次第だ。 「それでは、その日はお祭...
  • 試金石百合日記8
    「なぁ主人。」 「何かな?」 「最近、私のスニーキングスキルが落ちたような気がするんだが。」 「そりゃあ…息を荒くしてればバレるよなぁ。」 知りたくなかった新事実。どおりでよく見つかるわけだ。 「それじゃあ今日はそこら辺を注意して潜入してくる。」 「いってらっしゃーい。」 こちらすねーく、珊瑚の家に潜入した。大佐、指示をくれ。 …大佐?どうした、応答しろ。大佐?…し、死んでる…。 まぁいいやとりあえず珊瑚の部屋に…。 …OH!生着替え!べりぐーっ!目の正月だっ。 パシーン。…おぅ…しっと。 「毎回毎回、ベタな見つかり方をするでない。」 「だって目の前に珊瑚の半裸があるんだからしょうがないじゃないか。」 「やれやれ…居間で退屈している主とでも遊んでこい。着替え終わったら 私も行く。」 と、部屋を追い出された。今にマスターがいるら...
  • 試金石百合日記5
    「第一回突発的サバイバルゲーム。」 やる気の無い私の宣言でゲームは開始される。 このサバイバルゲームは世界丸○えで言うビックリ企画なのである。 勿論ターゲットは珊瑚。他のメンバーは当然仕掛け人だ。 相手チームは瑪瑙、珊瑚、天河石 こちらのチームは私、化石、黒曜石 一応無難に集めたつもりだが、人選ミスにも程がある。 己の未熟さを猛省しつつAKを握る。化石さん、化石さん、銃口覗いたらだめです。 あと黒曜石さん、これ喧嘩じゃなくてゲームです。そんな思いつめた顔しないでください。 一応説明したんだけどなぁ…?こりゃあビックリ失敗かも。 とりあえず全ては瑪瑙にかかっている。一番重要なポジションだ。 …あれ?向こうチームに天河石がいない?…ゲエッ!マスター! しかもいろいろとフル装備。あわわ。しまった天河石じゃなくてアメジスト辺りを 誘えばよかったか...
  • 試金石百合日記11
    「やあ珊瑚。」 「またお主か。」 主人に言われたとおり、強引なんかじゃなくて少しずつ…。 そして確実に歩んでいこう。それがいい。 というかそうしなければ大人のキスをされた意味が無い。 「珊瑚、実は謝りたい事がある。」 とりあえず謝っていままでの清算をつけよう。 そうして、今度こそらぶらぶな関係に…。 「…あ、明日は槍の雨か?そ、それとも具合でも悪いのか? あ、頭をぶつけたか?だ、大丈夫なのか!?」 「ごめん、すごい悲しい。」 ひ、ひどい。そこまで意外か? 「じゃなくて、今までの事を謝りたい。ストーカーまがいの事したりとか 無理矢理キスしたりとか…。ごめん。」 腹をかかえて笑い出しそうだった珊瑚の表情は一瞬にして シリアスになり、静かに「そうか。」と。 「じゃあ、家に来るのもやめるのか?」 「珊瑚が嫌なら…。」 やっぱり...
  • 家電製品SOS!
     突然だが、珊瑚は雷が苦手だ。  比べるとすれば、天が『にゃあぁーっ!』って驚くぐらいの雷では、珊瑚はこうなる。 「おーい」  ふすまに声をかけてみる 「うぅぅ……」  中から聞こえるうめき声。  いや、珊瑚が怯えている声だ。 「珊瑚は雷に弱い……っと。今後の参考に……」 「って、誰だよお前は」  いつの間にか俺の横でメモを取っている娘が一人。  なんというか……魔法使い? とにかくエキセントリックな格好だな。  と、そこにもう一撃落雷。 「にゃあぁーっ!」 「ーっ!!」  居間からは天の悲鳴。ふすまからは珊瑚の悲鳴になっていない悲鳴。 「【天河石のマスター】、家電製品がコードに刺さったままだと落雷で破損するかも知れない というのを知っているかな?」 「いや、知ってるけど……だからお前は何なんだ。警察呼ぶぞ?」 「大丈夫、怪しい者ではない」  怪しい奴...
  • 試金石百合日記3
    いつものように私は珊瑚の家を訪れていた。姿を消してもバレるので最近は堂々と訪問している。 マスターには快く思われていないらしく、とうとう文句を言われるようになった。 「大体、お前にもマスターがいるだろうに。何だって珊瑚をつけ狙う?主人が嫌いなのか?」 「まさか、そんなはずはあるまい。毎日一緒に寝ているし、それ以上の事もしたことがある。」 とまぁ、ほんの冗談のつもりだったんだ。さっさと珊瑚に会いたいから正直言えば その珊瑚の保護者には用が無いのである。…でもお義父さんという事になるのかもしれない。 とにかく、今の私の発言は冗談だったんだ。精神的ショックを受けるとばっかり思っていたのだが 如何せん、効果が強すぎた。ショックが多すぎて気が狂ってしまわれた。 「まだ俺もそんな事してないのに!」 とか、まぁ、きっと幻聴だろう。普段真面目で温厚な天河石のマスターがま...
  • 試金石とバイオハザード
    「……グロい」 「ホラーだめなのにバイオハザードなんか見るもんじゃないぞ、主人」 「いやわかってるんだけどさ……好奇心には勝てない」 主人はこの前もゲームの方のバイオハザードを購入して序盤で放置していた。 辛い物がダメな人にかぎって何故か辛いものを注文したがる心理と似ている。 そういう人達はどういうわけか「次こそは大丈夫かもしれない」と思うのだ。 そこから考えてみれば主人は「次は怖くないかもしれない」で思い切り自爆している。 「もしも此処でT-ウイルスが蔓延したらどうする?」 「瞬間移動の魔法をフルに使う」 何を当然の事を言っているんだ。逃げるのが最優先だろうに。 だというのに主人はつまらなさそうな顔をする。それじゃあ面白くないとでも言いたげだ。 「他の人達は?」 「主人救出の後仲間である乙女たちを。その次に市民だ」 「そこで乙女の半数を...
  • 絵-複数メイン54-56スレ目
    「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より 54スレ目「黒曜石とか雲母がいろいろと準備をしてるって」より 54スレ目「黒曜石とか雲母がいろいろと準備をしてるって」より 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より ...
  • 焼き芋と試金石
    外は寒い。漏れなく寒い。今なら必ず寒い。絶対寒い。間違いなく寒い。 そこらからただよってくる金木犀の香りが嫌になるほど寒い。 だからお家で引きこもってぬくぬくしていたほうが100倍いいに決まっているのに。 「芋が大量にあるし寒いし丁度いいから焚き火でもしようか」 何を言ってくれているんだろうかこの人は。それでも私の主人か。 「めんどくさい。眠い。だるい」 「いいから行くよほら」 私のささやかな抵抗なぞ気にせずに外へ強制連行される。だから寒いんだってば。 で、庭。落ち葉が鬱陶しい。金木犀の香りがキツい。酔う。 それなのに逞しく落ち葉をかき集める主人。何が彼をそこまで駆り立てるのだろうか。 もうこうなったら誰にも止められないので諦める。焼き芋が食べたければ アルミホイルで芋包んでオーブントースターか何かに入れればいいのに。 あー寒い。どうにかなら...
  • アドベント・カレンダー~黒曜石~
      クリスマスの準備が始まっています。姉妹たちもみんなとっても楽しそう。   それはマスターも例外じゃなくて……。 「マスター、失礼します」 「やあ、黒曜石、おかえり。おつかい頼んじゃって悪かったね」 「いいえ、お役に立てるのでしたら……ところでマスター、今日買ってきたものですけど……何にお使いですか? ツリーやオーナメントは珊瑚ちゃんや瑪瑙ちゃんに頼んでありますし……」   今日買ってきたものは、色紙、色とりどりのビーズ、粘土……マスターに頼まれて買ってきたけど、何に使うんでしょうか? 「うん、みんなには内緒だけど……アドベント・カレンダーを作ろうと思ってね」 「アドベント……?」 「そう。24個のポケットをつけてね、12月に入ったら飾っておくんだ。毎日一つずつポケットを開けていって、そこにはお菓子やおもちゃが入ってる。クリスマスまで、わくわくしながら過ごせるだろう...
  • 同志、君もシベリアで……
    「マスタマスタマスタっ、大変や!!」  いつもより三割増しに騒がしく帰ってきた化石。  このように、慌ててくる化石が持ち込んでくる話は、大抵俺が苦労することになる。 「大変やー!」 「ぐあっ、こ、こら! 手元狂う! 内職がぁぁ!」 「そんなんどーでも……ええ訳ないやん……ちゃう! それより大変や!」  俺の腕をしっかりと掴みながら、そのメガネを鼻先まで近寄らせてくる。  ……というか、ヘタすればくっつくぞ。あんなところとこんなところが。 「うちらに重大任務や! ペリ姉からの直々や!」 「分かった分かった。だからこの距離で大声出すな。つばが飛ぶ」 「クリスマスツリーの準備? 俺達が?」  化石が言う重大任務とは、あまりにも庶民的なものだった。  今年の宝石乙女が集まるクリスマスパーティ。その装飾のメインを飾るツリーを、俺達が用意するというものだった。  方法は...
  • 絵-化石メイン1-56スレ目
    14スレ目「黒曜石とか雲母とか薔薇乙女とか和んだり絵描いたりしても」より 14スレ目「黒曜石とか雲母とか薔薇乙女とか和んだり絵描いたりしても」より 16スレ目「黒曜石とか雲母が何度甦っても」より 29スレ目「黒曜石とアメジストと月長石が、「油断大敵」と言って」より 30スレ目「黒曜石と雲母が焼き芋食べたって」より 31スレ目「黒曜石とか雲母とかが帰りを待っていても」より 39スレ目「【黒曜石とか】鉱石を擬人化して萌えるスレ【雲母とか】」より 41スレ目「【黒曜石に】鉱石を擬人化して萌えるスレ【雲母が】」より 41スレ目「【黒曜石に】鉱石を擬人化して萌えるスレ【雲母が】」より 44スレ目「黒曜石とか宝石乙女は誇り高くても」より 45ス...
  • 小説-漬物石メイン
    ご飯とおかずと味噌汁と 23スレ目「黒曜石や雲母や虎眼石とカラオケに行ったって」より 飲んだら乗るな 27スレ目「黒曜石と雲母が、次にスレが落ちたら」より 飯は一人じゃつまらない 45スレ目「黒曜石とか雲母が蒼星石や翠星石とお茶会したって」より 仕事帰りの貴方へ 47スレ目「黒曜石や雲母たちの最後の晩餐」より お勤め、ご苦労様 「宝石乙女に萌えるスレ避難所」より 漬物石、クリスマスを考える 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より ネクタイは苦手 「黒曜石とか雲母が冬ごもりしても(避難所)」より ただいまを言う前に 「黒曜石とか雲母が冬ごもりしても(避難所)」より 怒った顔も愛らしくて 56スレ目「黒曜石とか雲母たちがクリスマスパーティしたって」より 偉大なるいし 58スレ目「蒼星石や翠星石が...
  • 小説-メイン複数41-75スレ目
    初めての荒巻 41スレ目「【黒曜石に】鉱石を擬人化して萌えるスレ【雲母が】」より 温泉旅行 41スレ目「【黒曜石に】鉱石を擬人化して萌えるスレ【雲母が】」より 花鳥風月:虎置編 42スレ目「【黒曜石と】鉱石を擬人化して萌えるスレ【冬支度】」より 鳥 『鳥篭姫』 42スレ目「【黒曜石と】鉱石を擬人化して萌えるスレ【冬支度】」より 風 『疾風』 42スレ目「【黒曜石と】鉱石を擬人化して萌えるスレ【冬支度】」より 落ち葉掃き 43スレ目「黒曜石や雲母が蒼星石や翠星石と落ち葉掃きをしても」より 落ち葉掃除 43スレ目「黒曜石や雲母が蒼星石や翠星石と落ち葉掃きをしても」より 銀様にクロレラ飲ませてみた 47スレ目「黒曜石や雲母たちの最後の晩餐」より 黒曜石の卵焼き 47スレ目「黒曜石や雲母たちの最後の晩餐」より ...
  • 我が家のサンタ
    「マスタぁーっ、クリスマスのプレゼントねぇー」  相変わらずのご機嫌っぷりで、俺の隣にやってくる天。  で、話題はクリスマスか……まぁ、もう12月だが。 「あー、そういうのはサンタのじーさんに言って……」 「違うよぉ。マスタぁーのね、クリスマスプレゼントだよー」 「俺? どういう風の吹き回しだよ」  いきなり何を言い出すかと思えば。  しかし、クリスマスプレゼントか……この年にもなると、どことなく照れくさい気も。 「マスタぁーはもう子供じゃないからぁ、サンタさんプレゼントくれないんだよね。だから天河石があげるっ。何か欲しい物あるー?」 「休暇」  ……沈黙。どうやらもらえないようだ。結構欲しいんだけどな。 「え、えぇとぉ、お、お休み? うー……お休み……」 「すまん、冗談だ」  その言葉に、天が不機嫌そうに俺の肩を叩く。ほどよい肩叩きだ。 「マスタぁーの意地悪ー...
  • 朝焼けのなかで
      パーティの余韻に浸りながら、二人で家路につく。まさか、子供たちが寝た後に第二部があるとは思わなかったが……。   これだけ呑んで、話をして、和やかに時間を過ごしたのは久しぶりだ。明け方の一番冷え込む時間帯でも、それほど寒さを感じないのは酔いのせいか、ペリドットがそばにいるからか……。 「どうしました?」 「ん、いやいや。君も……タフだね。あれだけ呑んだのに」 「姉に鍛えられましたから」   ペロリと舌を出して見せる彼女の顔も少し赤いのだが、言葉や立ち居振る舞いから酔いは感じない。まったく……いろんな意味で底が知れない女性だ。   クリスマスか……また……こんなに穏やかな気分で過ごす日が来るとは思わなかったな……。   歩きながら、昔のことを思い出す。   かつて、恋をしていた。当時は唯一無二の恋だと思っていたが……思い過ごしだったようだ。数ヶ月前までは ラジオから...
  • 絵-漬物石メイン2-72スレ目
    2スレ目「黒曜石とか雲母とか珊瑚とか金剛石とか天河石とか真珠とか輝石とか」より 4スレ目「黒曜石のマスターがなんでも吸い込んでも」より 10スレ目「黒曜石と雲母がグラビアアイドルになって…」より 16スレ目「黒曜石とか雲母が何度甦っても」より 16スレ目「黒曜石とか雲母が何度甦っても」より 16スレ目「黒曜石とか雲母が何度甦っても」より 17スレ目「黒曜石とか雲母が夏休みの宿題に追われてたって」より 17スレ目「黒曜石とか雲母が夏休みの宿題に追われてたって」より 20スレ目「黒曜石と雲母が田舎にお泊りしたって」より 21スレ目「黒曜石と雲母がお絵かき落書きしたって」より 21スレ目「黒曜石と雲母がお絵かき落書きしたって」より 22スレ目「黒曜石と雲母が...
  • 絵-黒曜石メイン55-64スレ目
    「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より 55スレ目「黒曜石とか雲母が久しぶりに帰省しても」より 55スレ目「黒曜石とか雲母が久しぶりに帰省しても」より 「黒曜石とか雲母が冬ごもりしても(避難所)」より 「黒曜石とか雲母が冬ごもりしても(避難所)」より 「黒曜石とか雲母が冬ごもりしても(避難所)」より 56スレ目「黒曜石とか雲母たちがクリスマスパーティしたって」より 56スレ目「黒曜石とか雲母たちがクリスマスパーティしたって」より 「黒曜石とか雲母が冬ご...
  • 小説-蛋白石メイン
    紛らわしい言い方 5スレ目「黒曜石とうんm…雲母がジョグレス進化しても」より 放っとくと…… 5スレ目「黒曜石とうんm…雲母がジョグレス進化しても」より キスの味 17スレ目「黒曜石とか雲母が夏休みの宿題に追われてたって」より 北海の珍味 36スレ目「黒曜石とか雲母とか瑪瑙がお裁縫したって」より 蛋白石を選んだ理由 37スレ目「黒曜石とか雲母とかがたまには夜更かししても」より マシンガントーク 「宝石乙女に萌えるスレ避難所」より 蛋白石は唯一水分を含んでいる…… 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より ご飯で満ちない心とか 55スレ目「黒曜石とか雲母が久しぶりに帰省しても」より 言伝 56スレ目「黒曜石とか雲母たちがクリスマスパーティしたって」より だってせくしぃなんだもん 「黒曜石とか雲母...
  • 絵-月長石メイン
    54スレ目「黒曜石とか雲母がいろいろと準備をしてるって」より 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より 55スレ目「黒曜石とか雲母が久しぶりに帰省しても」より 55スレ目「黒曜石とか雲母が久しぶりに帰省しても」より 56スレ目「黒曜石とか雲母たちがクリスマスパーティしたって」より 56スレ目「黒曜石とか雲母たちがクリスマスパーティしたって」より 「黒曜石とか雲母が冬ごもりしても(避難所)」より 57スレ目「黒曜石や雲母たちが書初めをしたって」より 57スレ目「黒曜石や雲母たちが書初めをしたって」より 59スレ目「黒曜石とか雲母とか置石とか化石がお茶会しても」よ...
  • 絵-金剛石メイン1-69スレ目
    1スレ目「蒼星石とか翠星石とかいるぐらいなら黒曜石が」より 5スレ目「黒曜石とうんm…雲母がジョグレス進化しても」より 10スレ目「黒曜石と雲母がグラビアアイドルになって…」より 16スレ目「黒曜石とか雲母が何度甦っても」より 17スレ目「黒曜石とか雲母が夏休みの宿題に追われてたって」より 29スレ目「黒曜石とアメジストと月長石が、「油断大敵」と言って」より 32スレ目「黒曜石とか雲母とか虎置が台風に備えたって」より 41スレ目「【黒曜石に】鉱石を擬人化して萌えるスレ【雲母が】」より 50スレ目「黒曜石とか雲母がハロウィンやるんだって Re act」より 50スレ目「黒曜石とか雲母がハロウィンやるんだって Re act」より 51スレ目「黒曜石とか雲母が蒼星石や翠星石と七...
  • 街路は灯りに照らされて
      黒曜石ちゃんには悪いと思っている。   だけど、俺と漬物石は一足先にパーティ会場を後にさせてもらう。 「もう少し話してたかったか?」 「え、ええ少しは……でも、マスターとのお出かけも、楽しみでしたから」 「この期に及んでデートって言ってくれないんだな。俺は悲しいぞ」 「ま、マスターっ、また意地悪……」   そんなつもりはないんだけどなぁ。まぁ、可愛いから怒らせるのもまた……。 「結局黒曜石ちゃんのところでご飯済ませちゃったから、街でぶらぶらしようか」 「そうですね。マスター、今度あのレストラン連れて行って下さいね」 「はいはい」   漬物石と初めて来る市街地。   俺自身はまぁ、仕事で来ることが多いから物珍しいことなどない。 「すごいですねぇー。目がチカチカします」   だが、漬物石はここに来られただけでも嬉しいといった様子。こちらとしても嬉しいが。 ...
  • 秋の日の試金石
    さて、朝と夜がなんだか爽やかになってきているこの季節。 そろそろ落ち葉なんかが自己主張をし始めて焼き芋か何かが食べたくなるものだ。 だが焚き火かなんかをする間に寒い思いをするぐらいなら家の中でぬくぬくしていたい。 とんとやる事がないこのような日は珊瑚の家にでも突撃するのがいいんだろうが 今は人に会うような気分ではないし迷惑だと思うので自重しておく。 主人は最近出たゲームにのめりこんでいて相手すらしてくれない。 携帯ゲーム機から出る銃声やら叫び声が少々癪に障るものの気にしない事にしておく。 つまり今現在私が置かれているこの状況は実も蓋も無い言い方をすれば暇なのである。 秋の夜長だ夜更かししようと大量に買い込んだ本はすべて読破した。 じゃあスポーツの秋だといわれても身体なんかあんまり動かしたくない。 それなら食欲の秋。と言われても朝食の後だ、食欲なんか沸...
  • 小説-虎眼石メイン
    アッガイ……? 7スレ目「黒曜石と雲母がガンマ線透過写真撮影作業主任者免許もってたって」より パイナップルは 17スレ目「黒曜石とか雲母が夏休みの宿題に追われてたって」より 変わった人 18スレ目「黒曜石とか雲母と一緒にお月見したくたって」より 二人の過去 21スレ目「黒曜石と雲母がお絵かき落書きしたって」より デコトラ野郎虎眼石 28スレ目「黒曜石とか雲母は幸せを望んでも」より 割り箸 29スレ目「黒曜石とアメジストと月長石が、「油断大敵」と言って」より 夕暮れの図書館 50スレ目「黒曜石とか雲母がハロウィンやるんだって Re act」より 虎眼石と虚しい空 「黒曜石とか宝石乙女たちの別荘(避難所)」より クリスマスツリーを彩ろう 55スレ目「黒曜石とか雲母が久しぶりに帰省しても」より いつもの風景...
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