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はじめに - (2006/06/23 (金) 19:18:25) のソース

<p>なぜ、よりによって、私の娘がガンに……。<br>
しかし私はまだ楽観的でした。現代の進んだ医学なら必ず娘を助けてくれるだろうと、信じていました。私は、私にできる限りの、経済的、精神的な支援をすればいい、あとは現代医学にまかせておけば大丈夫だと……。<br>

そしてつらく苦しい治療が始まりました。抗ガン剤治療です。娘はみるみる衰えていきました。あの元気で活発だった娘が、どんどんやせ細っていくのです。<br>

それでもこれは、ガンを治す過程での、避けられない苦しみなのだ。これにくじけず頑張れば、娘は元の元気で活発な姿に戻るのだ。現代医学を信じてさえいれば、悪い結果になるはずはない……。<br>

そして娘はわが子ながら、本当によく頑張っていました。あの壮絶な吐き気のまえでは、すべての思考回路はストップしてしまうでしょう。中学1年の女の子にとって、髪の毛が抜けていくということが、どんなにつらく悲しいことでしょう。<br>

友達は皆元気で学校に行っているのに、なぜ私だけ病院のベッドで寝ていなければならないのだろう。夜一人で寝ている時、泣いたこともあったのではないでしょうか。<br>

でも娘は泣き言一ついいませんでした。笑顔も忘れることはありませんでした。本当にわが子ながら、頭の下がる思いでした……。<br>

それなのに…、信じていた…、唯一の頼みの綱であった…、現代医学から娘は死の宣告をうけたのです。ガンの転移が発見されたのです。あと半年か1年ということでした……。</p>
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第1章に書くことはすべて事実です。事実にもとづき、娘のプライバシーに配慮し、あえて実名と商品名はふせてありますが、できるだけ正確に、皆様にお伝えしようと思っています。<br>

悪質な出版社が批判を受けているように、代替医療や抗ガンサプリメントについては、もちろんすべての方が、私の娘と同じ結果になる保障はありません。<br>

しかしこれは、正真正銘事実なのです。<br>
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第2章は、娘の闘病中に知った抗ガンサプリメントのセールスコピーから、「ガンは病気でなく、“進化”に関連した生物にとって必要なものなのではないか」という思いつきを、素人流にまとめてみました。<br>

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第3章は、もし身体にガンが発見されたとき、ガンへの最高の対応は「ガンを利用すること」、次は「ガンを治すこと」、そして「ガンを抑えること」、最悪なことは「ガンを取り除くこと」、というガンに対する姿勢を考えてみました。<br>
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