3/9の会議から10年前の話を考えた
フロルエリア大陸にはかつてたくさんの国があった。
長い歴史の中で多くの戦争を繰り返しやがて3つの国が大陸を支配するようになった。
一つはラーナ=ラグナロクが治めるラーナ帝国
一つはドルガン8世が治めるドルガン公国
一つはアルフォンス=ロンバルディアが治める王都ロンバルディア
3つの国は互いに牽制しながら戦いの機会をうかがっていた。
が、12年前事件が起こる。
長きに渡り沈黙を守ってきた魔島アルトゥーラに住む魔族達が
強大な力を持った魔王の出現とともにフロルエリア大陸に攻めてきたのである。
これにより3つの国は一時休戦→共闘という形を取り
魔族の侵略に備えることになる。
※ちょっと補足
王都ロンバルディアはもともとアルトゥーラから時々来る魔族の
襲撃に対して設立された防衛都市が発展して国になった設定。
2年間魔族たちの侵攻を防衛し続けていたフロルエリア連合軍だったが
元凶である魔王には手が出せず戦況は泥沼状態であった。
アルトゥーラに攻め入ろうにもロンバルディアとアルトゥーラをはさむ"魔の海域"と
呼ばれる場所があり、そこでは常に海が荒れていて多くの強力な
魔族もいたため容易に島へと近づけなかったのである。
連合軍は現状を打破するために異世界から強力な力を持った人間を召還し
魔王に対抗させるという計画を立てる。
そうして召還されたのがシリュウ、ジン、その他2~3人?である。
シリュウ達を前面に立て連合軍がアルトゥーラへの侵攻を計画していた時
(この時シリュウ達は大陸各地で魔族が起こす事件を解決させていた)
その計画と勇者の存在を知った魔王は魔族の全軍攻撃を仕掛けてきた。
これが魔族と人間の最終戦争となった。
先手を打たれた連合軍は王都ロンバルディアが大きな被害を受ける。
その被害はドルガン公国にまで広がっていった。
ロンバルディアにあった連合軍本陣は一時ラーナ帝国へ移動、戦力を
結集させついに全面戦争が始まった。
ラーナからは上級大将である"軍聖"レアード
ドルガンからは宮廷魔導師である"賢者"ミューラー
そして勇者シリュウ一行(現エキドナ族長もいた)を中心として
連合軍はアルトゥーラへと兵を進めていった。
再びロンバルディアの防衛線に本陣を移すにまで立て直した連合軍。
そこの防衛線で指揮をとっていたロンバルディアの大将軍"抗魔の鉄壁"バルバトスと
ドルガン公国が開発した"魔道戦艦クレイモア"の力を得て
ついにアルトゥーラへ乗り込むことに成功する。
とうとう魔王を倒したシリュウ達だったがその戦いでシリュウは魔王の
魔法により石化させられてしまう。
(ドラクエのアストロンのような状態、この魔法を受けたことにより
シリュウは魔王に取り付かれてしまう)
多くの犠牲を払いながらも魔族と連合軍の戦いは終結する。
※補足
この戦いで
- 賢者ミューラー死亡
- 戦艦クレイモア大破
- 王都ロンバルディア半壊滅(国王死亡)
- ドルガン公国兵力の40%失う
- ラーナ帝国兵力の20%失う
その後、しばらくの間3つの国はそれぞれ自国の建て直しに力を注ぐ。
フロルエリアに残ったジンはシリュウを元に戻す方法を探すため世界各地を放浪する。
もう国家同士の戦争をするつもりは無かった
ロンバルディアとドルガンは終戦協定を調印。
ラーナにも同じ協定を持ちかけるが最も被害の少なかったラーナは
なにかと理由をつけて返事を保留していた。
(この時すでに皇帝ラグナロクは武力制圧に備え戦力を整えていた)
突如、ラーナ帝国は王都ロンバルディアに武力侵攻開始。
魔族との戦争の被害が最も大きかったロンバルディアに
抵抗する力は無くほぼ一方的に敗北、ラーナ帝国の支配下に置かれる。
その後、ラーナ帝国はドルガン公国に侵攻を開始した。
ロンバルディアの残党と共に抵抗を試みたドルガン公国だったが
絶対的な兵力の差は覆すことができず敗北、ラーナ帝国の支配下に置かれる。
(戦争終了後、ドルガン8世処刑される)
そうしてラグナロクはフロルエリア大陸の王となった。
(この間魔族との戦闘終結後より3年間の出来事)
※補足
レアードはこの武力制圧に反対していたが皇帝の意思には逆らえなかった。
この当時将軍だったクーガはこの戦争で戦果を挙げ上級大将となった。
時は流れラグナロクが大陸の王となって2年後、各地を放浪していたジンが
シリュウを元に戻す方法を発見、ついにシリュウが復活する。
アスカ:まだ途中だけどここで一旦休憩。漢字が多いとか言って読み飛ばさないでね。
このロンバルディアとドルガンのわずかに残った残党がレジスタンスに
なったとかそういう話にするのはどうだろうか。
漆:カザンとフブキは王族の生き残りみたいな
セン:色々見まわしてこの文に行きついた。俺も王族案賛成!そしたらより戦う理由がはっきりするね
最終更新:2008年05月22日 13:02