森を抜けるジュン一行。
ジュ
「抜けたぁ! な? なんとかなっただろ?」

「そうだけどぉ…」

「森以外、なにもありませんね」

「いや、むこうに村のようなものが見えるぞ」
ジュ
「え! マジで? どこどこ? なにもみえねぇじゃん!」

「うちにも見えないよ」

「俺は視力が5.0あるからな、お前達には見えないかもしれないな」
ジュ、ツ
「!!!???」

「とにかくそちらの方角へ向かってみましょう」
ジュ
「お、おう!!」

マップ移動

村到着

ジュ
「村だ! すごく村っぽい!! 」

「村でしょ。ジュン」

「どうやらここは本当に日本では、いや、地球ですらないみたいですね。その畑で栽培されているものは地球には存在していませんから」

「どうしてそんなことがわかるの?タオファンさん」

「これでも料理人の端くれですからね。あらゆる食材は熟知しているつもりですよ」
ジュ
「へ~」
ジュ
「あ!第一村人発見!話し掛けてみよう」

「ちょっとジュン!」

(ここは強制イベントでも、プレイヤーが操作して話し掛けるでもどっちでもいいかな)

老婆
「おや、珍しい。旅の方ですかぁ?こんな辺鄙な村にようこそおいでくださった」

「(言葉は通じるのか…)」
ジュ
「おばあちゃん、ここはどこなんだろう」
老婆
「? ここは最初村じゃよ」

「どこか休める場所はありませんか?」
老婆
「おぉ、それなら、そこの二階建ての建物がそうじゃ」

「ありがとうございます、おばあさま」
老婆
「いえいえ、どういたしまして」

老婆と離れる一行


「村のリーダー的人物と話をしてみるべきだと思う」

「えぇ、そうですね。他にもこういった村があるだろうし、リーダーのような人ならそのことも知ってるかもしれない」
ジュ
「それなら、この道をまっすぐに行ったとこにある家だな」

「何で知ってるの?」
ジュ
「一番でかいからさ!」

「はぁ…」

移動
村長宅

ジュ
「ごめんくださーい」

「おじゃまします」
村長
「どちらさまでしょうか?」

カクカクシカジカ

村長
「違う世界?日本?地球?申し訳ないですが、私にはさっぱりあなた方が仰っている事がわかりません」

「村長さん、ここから近い場所でもう少し大きい街はありませんか?」
村長
「それなら、この村を南西にずっと行くと「ニバンメ」という栄えた街がありますぞ」

「そこに行ってみるしかなさそうですね」
ジュ
「そうだな。でも今日は休もうぜ。いきなりこんな事になったんで疲れちまったよ」
村長
「それではこの村の宿屋をお使いください。店の者には行っておきます。お役に立てるといったらこの程度のことしか出来ませんが」

「充分ですわ、本当にありがとうございます」

宿屋へ向かう

雑貨屋にて
ジュ
「ここはお店か。雑貨屋っぽいな」

「でもうちたちお金持ってないよ。日本のお金ならちょっとはあるけど」
どさっ。進十郎が布袋をカウンターに置く。

「店主、これは金の代わりにならないか?」
袋の中身を確認する店主。
店主
「あぁ、これなら構わないよ。じっくり見てってくれ」
ジュ
「進十郎、いつの間にそんなもの手に入れたんだ?」

「道中であった化け物たちが落としていったんだ。何なのか気にはなって
たんだがこういう使い道だったとはね…」

「これなら飢える事にならずに済みそうですね」
ジュ
「抜け目無いなぁ進十郎はー」

宿屋にて
店主
「旅の方だね、村長から話は聞いてるよ。ゆっくりしていくといい」

案内された部屋でくつろぐ4人
ジュ
「なんだか飯が味気なかったなぁ」

「それはジュンがいつも濃い味付けのばっかり食べてるからでしょうが。充分美味しかったわよ」

「そうですね。あれがこの世界の家庭料理という感じでしょう。なかなか興味深い」

「明日もまた長時間歩くことになるだろう。今日は早めに休んだほうがいいな。」
ジュ
「そうだな。ワクワクして眠れないかもな」

「遠足に行く小学生じゃないんだから…」

その時、外から悲鳴が木霊した。

「うわああああああああ!! 化け物だあああああああ!!! 」
ジュ
「なに!! 化け物が襲ってきた!! ツバサ、進十郎、タオファン!! どうしよう!! 」

「おい、少し落ち着け」

「ほっとくわけにいかないでしょ! 行くよ!! 」

外に出るジュン一行。そこでは村人たちが襲ってきたモンスターたちに必死の抵抗を試みていた。

村人
「くそっ! これ以上村を荒らさせるか! 」

果敢にもモンスターに挑んだ村人であったが、その力はモンスターに適うはずも無かった。

村人
「うわー!!」

吹き飛ばされる村人。

ジュ
「トカゲの化けモンが。これ以上好き勝手させねぇ! やるぞ、みんな!! 」

戦闘開始
3匹くらい?
戦闘終了

ジュ
「はっはっは! ちょろいもんよ! 」

「ジュンはすぐに調子にのる。それよりも、あのモンスターたちと戦うと、体が不思議な感じ」

「体に力がみなぎるような感覚か?」

「そう、それ!」

「強くなっていると言うことなんでしょうか」
ジュ
「ん? そうか? よくわかんねぇなー」

4人が話をしていると、村長がこちらに寄ってきた。
村長
「旅の方、我々はたびたび村を襲いにやってくるやつらに困り果てておりました。ありがとうございます」

「そんな、私たちは当然のことをしたまでです」
村長
「しかし…」

「どうしました、村長」

村長:はい…やつらは元々ばらばらで行動しておったのです。その時はこの村にやってくることは殆どありませんでした。しかし、最近になってやつらをまとめる親玉が現れたのです。それ以来やつらは群れをなしてこの村を襲い、作物などをあらすようになりました

ジュ
「なるほどね。その親玉をやっつけりゃ村にあいつらが来ることもなくなる訳だ」
村長
「はい、その通りです」

「ジュン、困ってる人を助けるのは…」
ジュ
「当然だよな!」

村長:ありがとうございます、旅の方! そうだ、おーい誰か! あれを持ってきてくれ!! 

ジュ:ん?

村人が何かを持ってくる

村長:見たところあなた方は随分軽装をなさっているようだ。これを身に付ければ多少の危険からも身を守れるでしょう

ジュンたちは武器防具一式をもらった

ジュ:悪いね村長! ありがたくいただくよ


「おい…今から行くのか?」

「今日は休み、明日その親玉の所へ向かいましょう」
ジュ
「そうだな!」

ちゃーらちゃーらーちゃちゃちゃーん


「それでは、村長のところへ親玉の話を聞きに行きましょう」

移動

村長
「トカゲの親玉は、最初村を東に行った山の洞窟におります」

移動

洞窟到着
ジュ
「洞窟なんて始めてきたよ。薄気味悪ぃ」

「こんなところでトカゲの化け物と戦わなくちゃいけないのね」

「足元には注意しろよ」

洞窟の奥に到着
ジュ
「でたな親玉! 直接恨みはねぇけど、人に迷惑掛けちゃいけねぇよな! 」

戦闘開始
タオファンかばうスキルを覚えるが負傷?
戦闘終了

ジュ
「大丈夫かタオファン!? 」

「え、えぇ…何とか生きてますよ…」

「すぐにあの村に連れて行ったほうがいい。ジュン、手伝え」
ジュ
「お、おぉ!!」

一気に村に移動

村医者
「命に別状はないようですが、しばらくは安静にしなくてはならないでしょう」

「ありがとうございます」
ジュ
「こんなことになるなんて…俺が調子に乗って親玉退治なんて引き受けるから…!!」

「いえ、ジュン。村の人たちでは化け物たちに対抗できないが、私たちにはその力があった。ならば私たちが行くのが当然のことでしょう。それに私は死んだわけじゃない」

「ニバンメはどうする」

「先に行ってください。私はしばらくの間動けない。その間、君達まで時間を無為に過ごす必要はないでしょう」
ジュ
「わかった。なんか情報が入ったらまたもどってくるからな。」

「えぇ、よろしくお願いします」

診療所のようなところを出る3人

村長
「旅のお方!いや、あなた方は勇者だ!この村をお救い下さって本当にありがとうございます!この村を代表して改めて御礼を申し上げます」
ジュ
「そんな。俺らはたいしたことはしてねぇよ」

「そうです。困っている人がいたら助けてあげるのは同然ですから」


村人たち
「おぉ、なんと謙虚な方達だ!」
「勇者様だ。勇者様が俺たちを助けてくれたんだ!」
「勇者様ー!!勇者様万歳ーー!!」

ジュ
「なんだか、えらいことになっちまったな。俺たち勇者だってよ」

「でも、悪い気はしないよね」
ジュ
「そうだな」

宿屋へと戻る3人。


「ジュン、おやすみなさい」
ジュ
「あぁ、おやすみ」

パタン、部屋をでていくツバサ




ジュ
「命懸けの旅か…」

就寝

ニバンメへ

たけ:やっぱしここでタオファン抜けたいね、かばうしとかないとかばうスキルの根拠がなくなるから。抜けてストーリーには関係なく2章でタオファン使えるのがおいしいしね。

漆:かばう覚えるイベントの記述があるとありがたいんだけど、ある?
あと2章でタオファンが使える必要があまり無いんだよね。エルリスいるから
1章の方がサポートキャラが必要な気がする

アスカ:進十郎のセリフを少し変えました

トール
トカゲ洞窟に「向かう前」に装備をもらうイベントを追加でいこう

トール
宿屋へと戻る3人。 の会話がどう見ても同衾に見えるので
会話追加しておく

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最終更新:2008年05月28日 01:14