「謝罪すべきだ」元慰安婦、橋下氏を批判

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「謝罪すべきだ」元慰安婦、橋下氏を批判

 
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橋下徹氏らの発言に対し、テーブルを叩いて抗議の意志を示す金福童さん(中)=18日午後、西原町・沖縄キリスト教学院大学シャローム会館

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2013年5月19日 09時30分
 

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が「慰安婦は必要だった」などと発言したことをめぐり、来沖した韓国人元従軍慰安婦の金福童(キムボクトン)さん(87)は18日、「必要だったと言うだけで、(謝罪など)何もしないのは人間ではない」と述べ、慰安婦の必要性を認めながら政治家として謝罪しない橋下氏の態度を非人道的と断じた。慰安婦問題での自説や差別的発言を繰り返す橋下氏を強く批判した。金さんは24日、橋下氏と面会予定。

 金さんは19日宜野湾市海浜公園屋外劇場で開かれる「5・15くらしを守る県民大会」に出席するため初来県。18日は西原町内で学生たちとの交流集会に参加した。その後、記者会見で橋下発言についての見解を求められ答えた。

 金さんは、橋下氏の発言は、日本が国策として従軍慰安婦制度を用いたと証言しているのに等しいとの見解を示し「日本には必要だったというなら、その真実を明らかにし、正しく解決し謝罪すべきだ」と述べた。橋下氏に対しては「必要なら、自分の娘を(慰安婦として)送ることができるのか」とも憤った。

 「慰安婦の強制連行の証拠はない」と橋下氏が主張していることには「ここに本人がいるのに、どうして証拠がないと言うのか。私がここに生きている。それ以上の証拠がいったいどこにあるのか」と強い口調で語った。

 終戦間際には戦地の病院で看護に従事させられたことにも触れ、「日本の慰安婦を隠すため私たちは看護婦に仕立てあげられた。日本兵の手術には私たちの血を使い輸血までさせられた。当時の写真もあり、強制連行の証拠が無いとは言えない」と慰安婦の処遇に国が深く関わっていたことを証言した。

 金さんは14歳のころ旧日本軍に「軍服を作るために日本へ行く」と言われて連行され台湾、広東、香港、マレーシア、スマトラ、インドネシアなど前線地で8年間、22歳になるまで慰安婦として従軍させられた。

 
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最終更新:2013年05月26日 01:47
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