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怪盗

怪盗

 

毎晩1人の人間を選んで、その人の役職と自分(怪盗)の役職を「交換する」事が出来る

この際、自分を選択すれば「自分(怪盗)⇔自分(怪盗)」という処理が行われ、結果的に怪盗のまま朝を迎える事が可能

成程、面白そうな役職だな  と思った諸君も多いと思う

だが、この怪盗という役職は殆どの村で採用されていない

何故か  単純に「強すぎるから」だ

怪盗は推理型オンラインチャットゲームとしての「醍醐味」をぶち壊す、バランスブレイカーとして君臨しているのだ

 

 

【怪盗の何が強いのか】

怪盗の強さは「役職が入れ替わる」という点  すなわち「ゲーム中にある程度意識的に陣営を変える事が可能」だという事

グレ視(グレーの人達の中から誰が人外かを見極めるスキル)がさほど強くないプレイヤーでも、

試合終盤にもなれば「大体この辺りが狼だろうな」と「感じる」はずだ

つまり、試合終盤の土壇場で「村を裏切って人外と役職を交換する」事が高い確率で可能なのである

 

そして特筆すべきは次の点 「裏切らず、村に尽くしても強すぎる」

恐らく怪盗の裏切り行為よりも、こちらの点の方が問題視される要因なのではないだろうか

怪盗の「役職交換」という特殊なシステム、この能力の最大の特徴は「能力発動の対象者と自分とで相互確認が出来る」事なのだ

「相互確認」とは、共有者がよく使用する事で知られているが、能力を発動した怪盗も似たような事で互いの真を証明出来る

これは複数出てきた占い候補の真を確定する際に力を発揮する

 

A「占いCO」

B「占いCO」

 

ではここで怪盗のCさんがAさんと役職を交換してみよう

 

1、Aさんが真占いだった場合

⇒翌日CさんAさんで相互確認  

 C「元怪盗CO、Aさんと役職を交換し現占いCO」

 A「元占いCO、現怪盗CO」

占い結果に関わらず、対抗占いの動向に関わらず一発で真確定である

 

2、Aさんが偽占いだった場合(ここでは狂人と仮定する)

⇒つまり今後のゲームを Cさんは狂人、Aさんは怪盗としてプレイしなければならない

 だが、そんな事情は村の皆が知るよしもない  さて、ではどうするか

 Aさんは元狂人として占いを騙っていたが、今や怪盗 立派な第一陣営だ

 

 A「元狂人CO 現怪盗CO 前日まで占いを騙っていましたが、役職を交換されて今は怪盗です  占いCO撤回します」  

 

 ・・・とまあこうなるだろう  当然だ  狂人でなくなった今、占いを騙る理由がない

 村としては限りなく怪しいが、対抗もないため信じるしかない  

 そして何より「Aさんが普通に今も狂人だとしても、このような占いCO撤回は愚策  狂人目線メリットがない」

 このような思考回路を経て、Aさんの占いCO撤回、現怪盗COは確定される

 

 さて、お気づきだろうか?  この場合、残されたBさんも同時に確定で真占いだと証明されるのだ

 すなわち、「怪盗がどちらを選んでも翌日真占いが確定する」ということだ  アンビリーバボー!

 

今回は占い候補2の場合で考えたが、占い候補が3人の場合でも「占い候補の真偽を狭める事が出来る」事は事実であるため、

怪盗の強力さに対しては考察の余地もないだろう

 

 

 

 

そして最強の狼泣かせ「狼告発」

怪盗が能力を使った結果、「たまたま」狼を選んでしまい自分が狼になってしまった・・・

狼となってしまったからには仕方ない  余生は狼として人を喰いながら過ごそう・・・まあこれも怪盗ならではの苦悩だろう

今回問題となるのは、「交換された元狼」すなわち「現怪盗」の立場だ

彼は元々狼として、狼仲間と夜な夜な遠吠えで作戦を練り村を陥れようと暗躍してきた

だが突然、「あなたは怪盗です」とのメッセージが 

さてこの場合、あなたはどうすべきか?

繰り返すが怪盗は第一陣営  村のために貢献し、狼を殲滅しなければならない

そして怪盗となってしまった不幸なあなたは「とある情報」を手にしている

それは「他の狼が誰と誰か」という国家機密だ

 

「元狼CO、現怪盗CO  仲間だった狼は△△さんと■■さんです」

 

振るわれる情報の暴力、致命的すぎるバランスブレイクである

怪盗に役職を交換された狼が、翌日仲間の狼が誰だったかを村に教える事を「告発」と呼ぶ

この「告発」に関しては未だなお議論が冷めない所であり、

 

「告発は一瞬でゲームが終わるため禁止行為にすべきだ」

「人狼ゲームとしての面白さが失われる  他の役職の人たちが馬鹿みたいだ」

 

などと、怪盗告発禁止令を唱える者も数多い

onlineではこの辺りのルールはいまだ整備されておらず、そもそも怪盗という役職自体を導入している人狼鯖が少ないため

「その村のRMが事前に怪盗告発の是非を定める必要」がある

怪盗の行動1つでトラブルにならないよう、怪盗村のRMは考慮しなければならない

 

 

 

【怪盗の裏切りはグレーゾーン?】

怪盗はあくまで「第一陣営」  村のために行動しなければならない

「能力を使って、たまたま人外を選んでしまい結果的に人外となってしまった・・・村を裏切る形となってしまい、申し訳ない」

という「不慮の事故」ならまだ許容範囲であるが、意識的に人外を狙って能力を発動するのはいかがなものか?

という意見も数多く見られる

この辺りの考え方は、online鯖に怪盗が導入されて以来何度も行われてきた議論の種である

当wiki管理人の意見としては

「そもそも怪盗が配役されている村はガチ村ではない  

 事前にRM及び参加者と、怪盗の裏切り行為はありかなしかをはっきりさせておくことが重要なのでは」

という最終結論にしている

そもそも「村側か狼側か、村に尽くすか裏切るかプレイヤーが自由に決めれる」という点にこそ、

怪盗の他にない魅力が溢れているのだと思う

 

いわば怪盗は「自由の象徴」であり、常識やセオリーに囚われた人狼ゲームの在り方を今一度考えて欲しい、という

online管理人の想いが込められているのではないだろうか

 

最終更新:2015年08月26日 09:17