日本では男女の双子は心中者の生まれ変わりと考える文化があった。来世で生まれ変わって夫婦になることを誓い合った二人だと考え、片方を養子に出して成人してから他人として結婚させるということが行われた。この場合は双子であっても近親相姦とは考えない傾向があった。
『近親相姦 - Wikipedia』より引用
2012/05/18 アンケートの結果を見て、10月下旬村建ての方向で調整させていただきます。よろしくおねがいします。 2012/05/29 一部修正(女の双子が結婚に同意する場合の処理など)、アンケートはコメントアウト致しました。 また、参加CO(兼キャラチップ予約)は7月頃開始する予定です。 2012/07/27 参加CO兼キャラチップ予約を始めました。
2012/09/06 現時点でCOが集まっていない&村内容的に飛び入り参加を募集するのはやや厳しいことから、当企画は無期限で凍結と致します。 申し訳ありません。
| 村名 | 双子の赤縄(ふたごのせきじょう) |
| 村建て人 | siro |
| 開催国 | 議事国 |
| 種別 | 完全RP |
| 更新間隔 | 48h |
| こだわり | えろぐろ |
| キャラセット | 和の国てやんでえ+人狼議事 |
| 募集人数 | 9〜13 |
| 編成 | 後述 |
| 更新時刻 | - |
| 開催時期 | - |
| 役職希望 | 有効 |
舞台は明治、されど文明開化のぶの音も届かぬような田舎の農村。 二十年前、その農村で或る女が男女の双子を産み落とした。 男女の双子は前世で心中した者が母胎を借りて添い遂げようとしたものであるが故。 女児のほうが別の家へと養子に出され、赤の他人として育てられた。
そして二人が共に成人した今年。 双子にその事実が知らされ、結婚するよう命が下る。 ――たとえ、どちらかに別の想い人がいたとしても関係のないことだ。 これは前世から定められた、逃れられぬ赤縄の運命なのだから。
選べる道は三つ。 運命を受け入れ、前世の恋人と結婚するか。 運命に背を向け、一人で冥府へと旅立つか。 運命を繰り返し、現世の恋人と心中するか。
残された時間は、あと僅か――。
冒頭部で上げたような「双子伝承」を基にした完全RP村です。 詳細はすべて後述しますが、ざっくりとまとめると、 プロローグ:日常 1d〜2d:双子の男女が結婚しろと迫られる、悩み戸惑い覚悟を決めるための時間 3d:双子の選択如何に関わらず狼が死亡し村終了 となります。
薔薇百合は村趣旨的に非推奨です。 こだわりアイコンについてですが、 「えろ」は世界観を十二分にご理解いただいた上で流れ上必要であれば可、という意味で、 「ぐろ」はもし心中されるカップルがいらっしゃった場合、その手段次第ではぐろに分類される描写があるかもしれないという保険の意味でそれぞれ設定しています。 積極的にえろぐろする村ではないこと、ご了承くださいませ。
明治中〜後期、文明開化の華やかさとは未だ縁遠い、古い因習が多く残る閉鎖的な田舎村が舞台となります。 基本的に村の外の描写はしないため、具体的な地名も定めません。 季節等は村の開催時期に準じます。
村に残る伝承自体は冒頭部の引用ママです。ただしこの伝承は決してロマンチックなものではないことを補足させて頂きます。
かつて心中というものはとても忌み嫌われたものでした。 心中した男女は埋葬も許されず、もし失敗した場合は死罪とされるなど、不義密通と同様に重い処罰を下された「罪人」だったのです。 その罪人が現世に蘇った、ということは。 当然、良い処遇など望むべくもありません。
また、そもそも「双子」というもの自体がかつては忌避された存在でした。 一度の出産で多くの子を産むのは犬や牛などの畜生と変わらないと、双子を産んだ女性のことを「畜生腹」とすら呼んでいたのです。
つまりこれらを総合すると「双子を他人として育て、成人したら結婚させる」という行為は、 「前世で成し遂げられなかった恋を今世こそ成就できるよう協力しよう」という肯定的な意味ではなく 「畜生同然の罪人達が、全うな者と結婚するなどとんでもない、罪人は罪人同士で共に在るのが相応しい」というたいへん否定的な意味になる、ということです。
殺されないだけ、マシ。という言い方もできるかもしれません。(*1)
この辺りの話を詳しく知りたい方は「双子 心中」などのキーワードでgoogle検索等してみてください。(*2)
「村八分」という言葉が示す通り、村の中で決まったことは村の中では絶対であり、掟を破った者はその家ごと共同体から外されてしまいます。 このため、結婚の決定に逆らうことは事実上不可能と言ってよいでしょう。 両親すら、制裁を恐れてあなたの味方にはならないかもしれません。
双子伝承の項目で"かつて"と心中について記しましたが、 時代が変わり幕府による明確な処罰がなくなろうとも心中行為が忌避される行為であることには変わりません。
もしあなたが愛の為に心中という行為を選んだならば、 あなたの行為は死してなお詰られ、あなたの家族もまた八分とは行かぬまでも辛い思いをすることになるかもしれません。
赤縄で定められた双子同士の結婚は、離婚を認められません。 また、夫婦となってもそれは畜生同士が結ばれただけのことであり、決して祝福はされないでしょう。 「罪人の生まれ変わり」というあなた達の謂れのない不名誉も、決して晴れることはありません。
本来の「赤縄」の意味とは多少異なる使い方をしていますが、 「結婚」或いは「結婚する運命」ぐらいの意味で捉えていただければ幸いです。
PCは「双子候補(男女それぞれ3名ずつ)」「双子候補以外(残りPC全員)」のどちらかを選んでいただきます。
以上より、役職内訳は『賞金稼1、魔女1、衰狼1、残り全員村人』となります。
プロローグ中は「双子候補」の男女同士の恋人縁故をNGとさせていただきます。 もし長く付き合っている恋人同士が双子になり妨害も発生しなければ普通に結婚する村になってしまうので……。
なのでプロローグ中に双子候補のPCが恋人縁故を結ぶ場合は双子候補以外のPCと。 双子候補から双子候補への片思い・両思い縁故は1dになってから「今までずっと隠してたけど実はお前のことが……」みたいに明かしてください。
双子同士が実は両思いだった、みたいなのはOKです。 が、相手は実は双子だったことへの驚きとか、明日結婚しろという急過ぎる話に戸惑いを見せるなど、何らかの形で葛藤することをお勧めします。
この村は初回処刑と同時にエピローグに突入します。 その内訳は以下のようになります。少々複雑なのでよくお読みください。
まず、以下が原則となります。 ・処刑 「男の双子」を処刑しますので、男の双子(賞金稼)に投票してください。 ・襲撃 パスしてください。
衰狼は処刑されませんが、黎明にX-Day処理が行われて死亡し、そのまま村が終了します。(*5)
そして、双子の選択如何で次のように変わります。 1.双子が結婚を受け入れる場合 「男の双子」は女の双子に投票し、賞金稼能力で女の双子を殺害してください。 「女の双子」は男の双子に投票し、魔女能力(毒薬)で男の双子を殺害してください。(*6)
2.双子が結婚を受け入れず、他PCとの心中も選ばない場合(*7)「男の双子」は女の双子以外の誰か適当な人に投票し、賞金稼能力をパスしてください。 「女の双子」は男の双子以外の誰か適当な人に投票し、魔女能力をパスしてください。
男の双子のみが拒否しなかった場合(賞金稼能力を女の双子に使用した場合)、女の双子はシステム的に死亡しますが、嫁入り前にひっそり薬を飲んで自害したなどで確定で結婚を拒否して構いません。女の双子のみが拒否しなかった場合も同様です。
3.双子が結婚を受け入れず、他PCと心中する場合 「男の双子」は心中相手に投票し、心中相手に賞金稼能力を使用してください。 「女の双子」は心中相手に投票し、心中相手に魔女能力(毒薬)を使用してください。 「心中相手」は心中に同意する場合、心中相手の双子に投票を委任してください。同意しない場合は原則通り男の双子に投票してください。
心中する場合、双子は明確に心中の意思を相手PCにロールで伝えてください。(*8)ただし、相手PCに拒否された場合でも無理心中が可能です。 ですが、心中相手に指名されたPCのPLは心中が嫌であれば「無理心中を図られそうになったけど逃げ出して無事だった」等の確定返しにより心中を拒否することができます。拒否された場合は諦めてください。
白ログ:RPしてください。 灰ログ:ご自由にどうぞ。 赤ログ:使わないでください。 青ログ:ありません。
・過度な掛け持ち ・エピローグ突入前の村の外での村に関するやりとり(村の話は村の中でしましょう) ・議事国のきまりごとに反する行為
・双子引いても(引けなくても)泣かない ・自分の役割に全力で生きる ・リアルだいじに
村の日常です。双子も自分たちが双子であることは知らずに普通に暮らしています。
明くる朝、双子のPCが雷門さんから呼ばれます。 (該当PCは雷門に呼ばれ、二人が双子であること、心中した罪人の生まれ変わりであるから結婚しなければならないことを聞いた、とロールしてください) 狭い村ですから、誰が何故呼ばれたのかはあっと言う間に伝わってしまうでしょう。 婚礼は明後日の朝、行われるそうです。
時間軸は前半24hで朝〜昼過ぎ、後半24hで昼過ぎ〜夜くらいで回してください。
衝撃の告知から一夜明けました。 雷門さんは明日の婚礼の儀の準備の為忙しいようです。
婚礼の朝になりました。約束の時間に双子は姿を現すでしょうか――? (エピローグがどのようになるかは「吊り襲撃規定」を参考) 適当なところで中身発言を解禁します。
*1 更に前の時代ですと、双子は双子という理由だけで片方が殺されていたりもしました
*2 とはいえ、大まかには上記の通りの話が出てくるとは思いますが
*3 村の長である雷門が手引きをしています
*4 養子が大量にいる世界観だと、実の親でなかったというショックが半減してしまうので
*5 この辺りの詳しい話は人狼議事まとめサイト等で仕様をご確認ください
*6 両方が成功すれば見た目的には処刑死者が0になるはずです
*7 愛していない男(女)と結婚するくらいなら自殺する、他に恋人が居て自分はその人と心中したかったけれど恋人からは拒否されてしまったなど
*8 実際の心中相手以外が誤解して投票委任が複数発生すると事故が発生する可能性があります