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レポ:第124話「シュメル攻防戦」
開催日
2008年9月23日
GM
Gハイパー
舞台
シュメル
参加PC
ティーネ・L・アウデンリート
コーラス
ヴォルフガング
ハインツ
オーディンの計算によって、アザゼルを召還するゲートを開く最適な日時が割り出された。同時にクーの遺品からシュメルの位置を割り出すことに成功した旅団一行は、アインヘリヤル達とともにシュメルへと向かうことに。
だが一行は、シュメルを求めて編成された帝国軍高高度戦闘艦隊イカロスによって尾行されていた。シュメルへ到着すれば後は不要、とばかりに砲撃をあびせるイカロス。だが,一騎当千の力を持つアインヘリヤルたちを止めることはできず、一行はシュメルへと降り立つ。
シュメルを制圧しようとする帝国軍上陸部隊の目と、イカロスからの絨毯爆撃を避けつつ、クーの友人であるヴァーハナたちの助力を得ながら、シュメルの中心部、ゲートレリクス基幹部へと急ぐ一行。
だが、レリクスの基幹部は、すでにアザゼルをこの地に召還しようとする異世界奈落によって侵食されていた。アザゼルを封印するには、ゲートのコントロールを奪い返さなければならない。レリクスに取り付いた奈落は、強化された《アカラナータ》《イーヴァルディ》《ニョルド》を駆使,さらにはほとんどの属性を無効化、さらに復活までしてくる特殊能力でPCを追い詰めるが、ハインツの《クリーチャー知識》で特性を見抜かれ、ヴォルフガングの《グラデーションマジック》が炸裂、無事レリクスを取り戻す。
召還・封印陣を展開するため、準備にとりかかるアインヘリヤルたち。だが、そこへアイギスのルーンナイト、ゴルドクラスの力を持つ7人の戦士が、異世界の奈落神の召還を阻止すべく襲い掛かる。“オーディン”、“トール”、“イドゥン”の3人を守るため3方に散る旅団PC。そして、レリクスを守るべく残ったハインツのもとに、アイギスに戻っていたリンが現れ、レリクスを破壊するべく勝負を挑んでくる。
ルーンナイトたちはいずれも高い戦闘能力を誇り、リンもまたツインルーンメタルを得てさらなる強さを得ていた。4方向に分散され、本来の力を発揮できないPCたちを、徐々に追い詰めるアイギスの戦士たち。だが、片腕拘束のバッドステータスをブレイクして解除したティーネの《ジャッジメントスラッシュ》がルーンナイトの一人を打ち倒すと、流れが激変。圧倒的な火力を誇るバトルマスターの一撃の前に、ルーンナイトたちは次々と倒されていく。
圧倒的な攻撃力を誇るリンの一撃はノーチラス号を打ち倒すことには成功したが、ハインツの高い防御力とコーラスの《インヴァルネラブル》の牙城を崩すことはできず、ティーネに目の前の敵を撃破してもらったコーラスが駆けつけると、ハインツの防御力はまさに要塞のごとし。最後は、自力で目の前の敵をなんとか片付けたヴォルフガングがリンに《リストリクション》を決めて、5ラウンドに及んだ攻防はジ・エンド。PCたちの説得によって、リンたちアイギスの戦士は、戦いの行方をPCたちに託すことに。
そしてついに開かれる異世界へのゲート、パルフェによって召還された時と同じ、おぞましい瘴気があたりを包み、アザゼルがミッドガルドへと現れる。封印陣と、その核となる“イドゥン”のジェネシススフィアを展開し、そのアザゼルを封印しようとする一行。PCとアインヘリヤルの魔力はアザゼルのそれを上回り、ついに成功するかと思われたその瞬間。陣の外部から、一条の閃光が“イドゥン”を襲う。力を使い果たしていた一行に、それを止める力はすでになく…。
コーラスの腕に抱かれて命を落とす“イドゥン”。それを見た“オーディン”は、絶望のあまり正気を失い、奈落の力を発現させてしまう。止めようとする“トール”と“ヘイムダル”だったが、彼らの真の名を知る“オーディン”によって、二人は操られてしまう。帝国軍艦隊を一撃で壊滅させ高笑いをあげる“オーディン”。そして封印が消え、動き出すアザゼル。アイギス渾身のミョルニル砲も、アザゼルの活動を一時停止させるにとどまり、逆に反撃でアイギスは壊滅的打撃を受けてしまう。
ついにミッドガルドに新たな、そして完全なる異世界の“闇の王”が降臨してしまった。この絶望の中から、希望の光は生まれるのだろうか?最後まで希望を信じて散った“イドゥン”=エリシア・カトレットはマナとなって、空に消えた…。
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最終更新:2008年09月26日 17:05
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