ぼうろん【暴論】[名詞]


産経新聞社が発行している雑誌「正論」の蔑称。暴論そのものの内容がかなり多い。

新聞社が出す雑誌ではあるが、実際には万人向けとは言えず右翼・極右向けである。そのため、素人や普通の保守層が手を出すのは危険。うっかり手を出してしまうと、オウム・創価学会・統一教会もビックリするような極右になる可能性もある。

普通の文章・普通っぽく見える文章で惹きつけておき、知らないうちに読者が極右となることがあり、そういった点ではオウム・創価学会・統一教会以上に非常に怖い。一般の保守系及び中道的な人間も記事を書いているが、同誌の記事を執筆している、また同誌に広告を出している一部の右翼・極右・国粋主義者の団体などがかなり厄介モノである。これらの厄介モノたちを完璧に放逐してしまえば、「正論」はかなり一般受けする雑誌になるだろうが…。

実際、中道的な立場の漫画家・小林よしのり氏も、「新しい歴史教科書を作る会」で活動していた当時、同誌に登場したことがある。なお小林氏はその後、極端な親アメリカ路線や記事の内容などへ反感を持ち「正論」を離れた。

素人や普通の保守層は、「正論」なんかを読まずに産経新聞や週刊新潮あたりにとどめておくか、小林よしのり編集長の「わしズム」あたりにとどめておくほうがまだ無難。
最終更新:2007年03月14日 11:38