グラスホッパーものがたり【グラスホッパー物語】[名詞]


一見口数の少ない寡黙そうな性格の人が、あることをきっかけに一転してまるで別人のように多弁な人格に変身して、周囲の人々を驚かせる様を表した表現。

NHK「できるかな」に出演していた「ノッポさん」こと高見映(現:高見のっぽ)氏は、同番組最終回で同氏自らが挨拶するまでは、本人には一切台詞のないゼスチャーだけの演技で永年の放送期間を通していた。
しかしながら、同局の「みんなのうた」にて同氏が「グラスホッパー物語」という歌を歌い、実に饒舌なミュージカル風の演技を披露したことはファンを驚かせた。「みんなのうた」放映以来、ノッポさんは歌い語る子供たちのアイドルとして君臨している。

ファンにとってしゃべる「ノッポさん」が観られるというのは、「できるかな」最終回以来の感動的場面の再来である。
最終更新:2007年03月16日 16:10