ヒメポタモガーレ

分布

リベリア、コートジボワール、ギニア

形態

体長12cm~20cm、尾長10cm~15cm、体重130g。
体毛は灰色や茶色。

生態

標高1000m以下の河川や沼地の近くの森林に棲息している。
夜行性で半水生、水中では足と尾を巧みに使って泳ぐ。
外敵に追われた時などは最長で約15分水に潜っている事ができる。
食物は、甲殻類、貝類、魚類、昆虫、オタマジャクシなどを一日に約40g食べる。
獲物を探す時は視力ではなく触覚(髭)を使う。
恐らく一夫多妻で年数回繁殖する、妊娠期間は約50日で、メスは1頭~4頭の子供を産む。
生後約20日で目が開き、生後約40日で固形物を食べ始める。

状況

工業や農業による棲息地の劣化、魚網に絡まる事による窒息事故が脅威となっている。
個体数は4000頭程と推定され、年間約500頭のペースで減少していると言われている。
この速度で減少が続けば2020年までにヒメポタモガーレは絶滅するという予測もある。
また、ロンドン動物学会はヒメポタモガーレを絶滅する可能性が高い哺乳類100種の内の1種に挙げている。

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最終更新:2019年05月23日 22:14