テングハネジネズミ

分布

コンゴ民主共和国、マラウイ、モザンビーク、タンザニア連合共和国、ウガンダ、ザンビア

形態

体長24cm~32cm、尾長18cm~26cm、体重320g~420g。
体毛は全体的に黄色がかった灰色で、背部の中心線の脇に茶色と褐色の四角い斑が交互に並んでいる。

生態

山地の森林に棲息している。
地上性で昼行性、夜間は地面の窪みに植物を敷き詰めた巣穴で休む。
日中は単独から数頭の群れを形成して行動する。
移動中は常に鳴き声を上げ鼻や耳を動かし続けている。
食物は主に昆虫だが、時には甲殻類、卵、貝類、鳥類、小型哺乳類などを食べる。
繁殖は最大で年5回行われる、妊娠期間は約42日間で、1度に1頭~2頭の子供を産む。
離乳までは約2週間かかり、寿命は4年~5年と考えられる。

状況

1847年にドイツ人博物学者のヴィルヘルム・ペータースによって新種と記載された。
棲息地の消失や食用としての狩猟など、コシキハネジネズミと似た理由で減少している。
一部保護区と分布が重なっている地域はあるが、本種に対する保護対策は特に存在しない。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2019年05月25日 10:37
添付ファイル