分布
ブラジル(ミナスジェライス州、リオデジャネイロ州、サン・パウロ州)
形態
体長20cm~25cm、尾長約30cm、体重300g~400g。
体毛は全体的に黒く、耳の周りの毛は白い、顔は黄土色。
生態
標高1300mまでの山地の森林に棲息している。
通常はメスをリーダーとする2頭~13頭の家族群を形成して生活しているが、血縁ではないメスやオスが混ざっている群れも確認されている。
昼行性で、樹上をジャンプして移動する。
食物は、バッタ、甲虫、シロアリ、アリ、毛虫、カエル、トカゲ、雛鳥、果実、種子などを食べる。
約5ヶ月の妊娠期間を経て春頃に双子を産む、オスは積極的に子育てに参加する。
社会構造は一夫一婦、一夫多妻、一妻多夫など群れ毎に様々な形を持つと思われる。
状況
森林伐採による棲息地の断片化と消失が脅威となっており、サン・パウロ州の低地では既に絶滅したと考えられている。
また、シロミミマーモセットはペット用として密猟される事もある。
最終更新:2019年06月02日 20:37