別名;ジェフロイクロシロコロブス
分布
ベナン、コートジボワール、ガーナ、ナイジェリア、トーゴ
形態
体長60cm~65cm、尾長75cm~80cm、体重8kg~10kg。
体毛は全体的に黒く、顔や尾や膝が白い。
生態
標高350mまでの落葉樹林やサバンナに棲息している。
1頭のオスと複数のメスと子供たちによる平均16頭の群れを形成する、オスは最大で4頭になる事もある。
昼行性で樹上性だがサバンナなど木が少ない場所では地上も普通に歩く、食事中以外は樹上に座ってジッとしている事を好む。
食物は、果実、種子、葉を食べる。
妊娠期間は約半年で1頭の子供を産む。
メスは4年、オスは6年で性成熟する。
状況
農地拡大や木材を目的とした森林伐採と狩猟によって減少している。
ジェフロイクロシロコロブスの毛皮はアフリカでは伝統的に装飾品として使用され、ヨーロッパでは敷物や壁掛に使われていた。
19世紀にヨーロッパで最も需要が高まった時には100万頭~200万頭のジェフロイクロシロコロブスが捕殺されたと言う。
今でも観光客の土産物として毛皮は狙われているが、多くは食用として狩猟されている。
個体数は不明たが、30年て30%は減少している可能性がある。
最終更新:2019年06月11日 00:44