*ネクロノミコン #right(){[[前のページに戻る>クトゥルー神話]]} **ネクロノミコンの歴史 以下はラヴクラフトが記した資料「ネクロノミコンの歴史」の中で言及されている来歴であり、多くの作品中で事実として踏襲されている歴史である。 0730年 アブドル・アルハズラットにより、アラビア語の原書「アル・アジフ」が書かれる。 0950年 コンスタンティノープル(ビザンティウム)のテオドラス・フィレタス(テオドールス・ピレータース)により、「ネクロノミコン」の表題でギリシャ語に翻訳される。 1050年 総主教ミカエルにより、焚書処分にされる。 1228年 オラウス・ウォルミウスにより、ギリシャ語版をもとにラテン語に翻訳される。 1232年 教皇グレゴリウス9世により、ギリシャ語版・ラテン語版ともに出版が禁止される。 14xx年頃 ドイツでゴシック体版が刊行される。 1500~1550年頃 イタリアでギリシャ語版が出版される。 1560~1608年頃 ジョン・ディーにより、ラテン語版をもとに英語に翻訳される。なお「ダニッチの怪」での描写によれば英語版は製本されず、後に不完全な写本が散逸したとされる。 16xx年頃 ラテン語版をもとにスペイン語に翻訳される。