*川尻浩作 &italic(){Kosaku Kawajiri} *&i(){&color(red){「めし」「フロ」「ネル」}} 原作登場部分:JC39巻 一人称:不明 種族:人間(日本人・男性) 特殊能力:特になし 杜王町に暮らしている、年齢は30代前半頃で身長は175cm前後、ごく普通の成人男性。 職業は会社員で安月給だが真面目に会社に通っており出世欲は人並み、椎茸が嫌い。 性格は平凡なうえに寡黙で何を考えているのかもわかりにくいらしく、妻の[[川尻しのぶ]]いわく「つまんない男」。 家族構成は妻・しのぶと息子・[[川尻早人]]の三人家族だが、いわゆる出来婚で「恋」がなかったうえに浩作自身もあまり家族に対して気を使わない(暗いとも言う)性格のためか家族関係は冷え切ったものであった。 生活も朝起きて8時に会社へ行き、19時過ぎに家に帰って食事、入浴、就寝という変わらない毎日を過ごしていたようである。 だが1999年、サマーシーズンも近いある日、浩作は殺人鬼・[[吉良吉影]]に関わってしまう。 [[広瀬康一]]、[[空条承太郎]]、[[東方仗助]]と戦い、逃走した吉良は彼らから完全に逃げきるために浩作を捕まえてエステ・シンデレラに引きずりこみ、浩作はその場で殺害されてしまう。 そして辻彩のスタンド『シンデレラ』により「顔」「髪」「指紋」を奪われ、整形した吉良は浩作に「成り変わる」こととなる。 浩作本人の死体はどうなったか不明(少なくとも家族の元に返されてはいない)で、入れ替わった吉良の死体も最終的に「[[吉良吉影]]本人」として処理された(と思われる)うえに真相を知る者たちは口を噤むことを選んだため、川尻浩作は『行方不明者』として四部は終了する。 登場した時点で既に死亡しており、また回想シーンも皆無のため本来の彼がどのような人物だったかは断片的にしか情報が存在しない。 ただひとつ言えるのは彼は普通に家庭を持ち普通に生活をしていた、それこそ現実にもいるような普通の人間だということである。 そんな人間がある日突然「非現実的な別人」に入れ替わったことにより、四部後半において浩作のふりをする吉良も含めた川尻家の三人に起こる様々な心境の変化がジョジョの中でも独特の雰囲気でドラマのように描かれている。 余談だが本編中で吉良が入れ替わりの相手に浩作を選んだ理由について本人が語ることはなく、「背格好が同じだったから」という他者の推測があるのみ。 そのためかいろいろと議論もされており、浩作と吉良は元々ちょっとした知り合いだったという説などもあったりする。 理由がどうであれ浩作にとっては不幸で迷惑極まりない話であることに変わりはないが。 #region(close,ジョジョロワ3rdでの動向(ネタバレ注意)) **ジョジョロワ3rdでの動向 『[[やっぱり僕のパパじゃない]]』に登場――と言っていいものか。 それもそのはず。登場したのは彼の姿をした[[ラバーソール]]。 つまり、情報を吐くだけ吐かされてイエロー・テンパランスの餌食になってしまっていたのだ。 奇しくもジョジョ原作と同様に“登場時にはすでに死体となっていた”状態と言える。 ちなみに、いわゆる『ズガン枠』で登場した彼と、原作で彼の姿を拝借した[[吉良吉影]]、そして本編中で(ゲーム開始前に)彼の姿を見た[[川尻しのぶ]]。 先のラバーソールを含め、OP直後の投下ラッシュの中で『誰がどの外見で誰に見られたのか』などという議論が白熱した(?)というちょっとした経緯がある。 もっとも、一般的な日常を過ごした挙句で理不尽に死んでいった彼には関係のない話なのだが…… &color(red){GAME OVER} 参戦時期:不明(少なくとも生きていた) 初期ランダム支給品:不明。一部の参加者には確認されたようだが、使用されることなく[[悪の経典>悪の教典(下)]]で焼失した。 #endregion