*飛来明里 &italic(){Akari Hirai} *&i(){&color(red){あなたは、私を生かさなければならない}} 原作登場部分:The Book 一人称:私 種族:人間(日本人・女性) 特殊能力:なし The Book過去編の主人公、当時は二十一歳。黒髪に両おさげの若い女性。 特別な能力を持つわけではないが芯が強く、窮地に陥ろうと決して自分の命乞いをしたりはしない。 杜王町の農家に生まれるが田舎の生活を嫌い、短大を出た後開発が進む杜王町にて住宅販売会社の事務員となる。 そこで知り合った建築士[[大神照彦>双葉照彦]]と恋仲になるが、一九八一年七月末、彼の元恋人を名乗る[[織笠花恵]]からの電話によってその人生は一変する。 彼女から大神が違法建築を行っているという話を聞いた明里は彼の部屋を捜索、大金の入った鞄を持ち出して探りを入れるが、話し合いの前に首を絞められビルの隙間へ落とされてしまう。 どうにか命はあったものの自力での脱出はできず、唯一その状況を知る大神は明里の命、明里は持ち出した金、とお互いの弱みを握り合った関係となり、十ヶ月以上もビルの隙間で生き続けることになる。 与えられる物資で状況を打破するべく試行錯誤し、そのうち自身の妊娠に気づくも希望だけは持ち続けていたが実は大神のスタンド能力に陥っており、やがて脱出に失敗したことでその希望も絶たれてしまう。 その後明里はビルの隙間で男の子を出産し、最後の望みとして赤ん坊の保護を条件に金の場所を言うことを決め、その要求は受けいれられた。 最終的には用済みとなったことで補給を絶たれてついに外に出る事は叶わず、成長した子供の姿を夢に見ながら最期を迎える。 死後、死体は人目に触れることなく世間では「行方不明者」として処理されるが、実に十二年後、成長した赤ん坊である[[蓮見琢馬]]がその場所を訪れ、明里のものを出来る限り持ち帰っていった。 その際琢馬は「母は杜王町に分け与えられた」と考えていた。 #region(close,ジョジョロワ3rdでの動向(ネタバレ注意)) **ジョジョロワ3rdでの動向 『[[未来日記]]』に登場。 何の因果か、はたまた“運命”がそうさせたのか――自分の人生を大きく狂わせた男、[[大神照彦>双葉照彦]]とほぼ同じ場所に飛ばされる。 そして、彼への復讐を――これもまた運命か、彼の娘でもある[[双葉千帆]]がそうしたように、包丁を突き立てることで完遂した。 その場に居合わせたのは、彼女の息子でもある[[蓮見琢馬]]。 ほんのわずかな時間ではあったが、明里は“親子の会話”を心から幸福に感じ――そして、息子を『開放』して安らかに眠りについた。 &color(red){GAME OVER} 参戦時期:琢馬が救いだされた後、衰弱死する前 初期ランダム支給品:双葉家の包丁 #endregion