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レオーネ・アバッキオ - (2013/08/14 (水) 22:58:14) のソース

*レオーネ・アバッキオ &italic(){Leone Abbacchio}
&i(){&color(red){  オレももともとよォ~~ 行く所や居場所なんてどこにもなかった男だ…}}
&i(){&color(red){  この国の社会からはじき出されてよォ―― オレの落ちつける所は………}}
*&i(){&color(red){ブチャラティ あんたといっしょの時だけだ……}}

原作登場部分:JC49~59、63巻、恥知らずのパープルヘイズ(回想シーンのみ) 
一人称:オレ
種族:人間(イタリア人・男性)
特殊能力:スタンド能力
スタンド:『ムーディー・ブルース』

イタリア・ネアポリスに住む、ギャング・パッショーネの一員。身長188cm。21歳。
[[ブローノ・ブチャラティ]]の部下。元は正義感溢れる警察官だったが、社会の矛盾に触れることで失望し、自らも収賄等の悪事に手を染めるようになる。後に、自身の汚職が原因で同僚が殉職、汚職も発覚し身も心も暗黒に堕ち、&color(purple){事情を聞きに来たブチャラティの部下・[[パンナコッタ・フーゴ]]の紹介の元、}ギャングとなった。 
やさぐれた経緯ゆえか、人をあまり信用しない性格で、付き合いの長い仲間であるブチャラティ、フーゴ、[[グイード・ミスタ]]、[[ナランチャ・ギルガ]]はともかく、新入りとなった[[ジョルノ・ジョバァーナ]]とは初対面時からことあるごとに衝突している。
特にブチャラティのことは自分の最も落ち着ける場所として、彼の心の拠り所のような存在であると感じていた。
&color(purple){また、フーゴとは長くコンビで行動しており、彼の能力で調べ上げた事件の犯人をフーゴが始末すると言う血腥い仕事が多かった。}
&color(purple){これらの仕事の半分はブチャラティからの命令であったが、残りはポルポからの命令であったり人のいいブチャラティに黙って二人で行う物もあった。}
チームの中では唯一戦闘向きではないスタンドを持つが、生身での腕っ節の強さはチーム内随一であった。
ポルポの遺産を手に入れる際に[[マリオ・ズッケェロ]]との戦いをサポートし、ブチャラティが幹部になった後はボスの娘の[[トリッシュ・ウナ]]をボスの元まで護衛する任務につき、トリッシュを狙う暗殺チームと交戦。彼自身はイルーゾォとの戦いをサポートし、見事任務を遂行する。
しかし任務終了直前、組織のボス・[[ディアボロ]]がトリッシュを殺そうとした事からブチャラティが組織を裏切り、彼に賛同したアバッキオも組織から追われる身となる。
最期は、ボスが居たサルディニア島で、ボスの正体に近づくため能力を使用するが、子供に化けたディアボロの不意打ちを受け、死亡する。しかし、最期の力を振り絞りディアボロの素顔のデスマスクと指紋をジョルノらに託し、ボスに辿り着く重要な手掛かりとなった。

*スタンド『ムーディー・ブルース』
人型・特殊用途型・近距離攻撃型。全長2m。腹と両脚以外の全身をラバースーツのようなもので覆っている。額にタイムカウンターがある。
「過去の出来事」を、録画したビデオのように「リプレイ(再生)」することができる能力。自ら対象(生物やスタンド、本体自身)に変身し、その動きを再現する。 
リプレイ中は自由な制御ができなくなる。ただし、リプレイの解除はいつでも自在。 
最初に「巻戻し」を行い、過去のある時点にその場所にいた対象をリプレイする。ただし対象が過去であるほど巻き戻しには時間がかかる。
基本的にどんな形や動きでもリプレイするが、スタンドの特殊能力等は再現できない場合もある。
「再生」以外に「早送り」、「スロー」、「一時停止」等ができる。

|破壊力|スピード|持続力|精密動作性|成長性|射程距離|能力射程|
|C|C|A|C|C|10m程度|-|

&color(purple){※紫の字体部分は「恥知らずのパープルヘイズ」にて新たに加えられた設定である。}

#region(close,ジョジョロワ3rdでの動向(ネタバレ注意))
**ジョジョロワ3rdでの動向


第018話、[[やっぱり僕のパパじゃない]] にて登場。
元警官としての鋭い観察力により、そこで起きたであろう戦闘の様子を“リブレイ”し、[[川尻浩作]] の残忍なスタンドによる[[片桐安十郎]] の殺害の様子を知る。
とはいえ、[[川尻浩作]]のスタンドは自分のムーディーブルースの手に余ると判断し、何よりも優先すべき仲間との合流の為追跡はせず移動。

しかしその先、第049話、[[Break My Body/Break Your Soul]] で、[[エシディシ]] に襲われている1人の少年、[[川尻早人]] と出会う。そして早人を逃がすため、この半裸の巨漢と戦うことに。
元々戦闘向きではないスタンドを持つアバッキオが、人間を超越した存在である柱の男に敵うべくもなく、一方的にやられてしまう。その窮地に駆けつけたのは、先に逃がされた早人の連れてきた助っ人、[[岸辺露伴]]であった。
協力の元、[[エシディシ]]をなんとか無力化するも、アバッキオの受けたダメージは尋常なものではなく、その命は風前の灯火。
そこで露伴の下した判断により、アバッキオの運命は大きく変わることとなる……!

第060話、[[生とは――(Say to her) 前編]] にて意識を取り戻したアバッキオは混乱する。コンテナの下敷きとなっていた自らの身体は、異常なまでに発達した筋肉に長身…そう、先程戦っていた[[エシディシ]]のもの。
見た目は[[エシディシ]]! 頭脳はアバッキオ! 真実はいつも一つ! だから、ここはムーディー・ブルースで再生して確かめるしか無いっ……!
そのアバッキオの場所へと、[[生とは――(Say to her) 後編]] にて、[[ジョナサン・ジョースター]] と、[[ナランチャ・ギルガ]] が接近しているとも知らずに…。

続く第85話『[[迷える子羊は神父への懺悔を望む]]』でアバッキオは……命が助かったものの、ある意味では被害者としてあの場で死んでおけばと思ったことだろう。
本来の肉体の主であるエシディシが振りまいた種が何も知らないアバッキオに茨となって絡みついてきた。
柱の男が生み出した吸血鬼に因縁のある[[ジョナサン・ジョースター]]、そしてスタンドを奪われたと向かってくる[[リンゴォ・ロードアゲイン]]。
更に遭遇するのはかつての仲間たち……

第87話『[[怪物は蘇ったのか]]』――
決闘を申し込むリンゴォ、そして[[ナランチャ>ナランチャ・ギルガ]]を1分もしないうちに黙らせ、さらにはジョナサンをも叩き伏せた。
残るは[[フーゴ>パンナコッタ・フーゴ]]。だがアバッキオは彼を攻撃しなかった。
長い長い“独り言”を言い、そして決意を口にし、別れを告げた。
『怪物と戦うものは自らも怪物とならないように気をつけねばならない』確かにそのとおりである。
だがアバッキオは逆に、『怪物となり怪物と戦う事』を選んだのだ。

第125話、[[THE LIVING DEAD]]で遭遇(と言っても遠目に見つけたのみであるが)したのは[[かつての上司>ブローノ・ブチャラティ]]と、[[護衛の対象>トリッシュ・ウナ]]。
彼らには真実を話すことが出来ずにいた。
そして迎える第一回放送。
アバッキオが“殺す”相手はいったい……

そして続く126話『[[Wake up people!]]』
出会った相手は[[ビットリオ・カタルディ]]そして[[橋沢育朗]]。
そう、育郎。バオーの能力を持つ少年。
怪物が出会ったのは『怪物』であった。

――全く同じ存在だった。
命の危機に瀕し、そして望まぬ形で蘇り、怪物の力を植えつけられた。
その力に翻弄され、それでも戦うことを選んだ。
戦う理由は自分の存在する理由、自分は何者かを知るため。
そう、彼らは“似ていた”。

彼らの戦いはそのまま『[[タチムカウ-狂い咲く人間の証明-]]』にもつれ込む。
怪物同士の戦いは二転三転し、ついに決着を迎える。
勝ったのは、『人間』だった。
レオーネ・アバッキオは人間を捨てることが出来ず、
――いや、人間である誇りを持って怪物を道連れに死ぬことを選んだ。自分の意志を遺言として一人の『人間』に託し……


&color(red){GAME OVER}


参戦時期:JC59巻、サルディニア島でボスの過去を再生している途中
初期ランダム支給品:不明([[127話>タチムカウ-狂い咲く人間の証明-]])で育郎に回収されたものと思われる。



#endregion