鏡と現を行き来して 逃げられはしないさ
姿を見たなら termine della vita【御終いだ】
baratro【死の淵】へ誘おう
倒逆の世界の中に 一人づつ引き込み殺す
鏡の中の男
俺が『許可しない』生命は
此処に入り込むことは出来ない
足掻こうが 所詮 無力
そう 重要なことだ ポンペイの遺跡に
お前らは何を取りに来た? それは俺が貰う
教えてもらおうか?
ふたつの世界の境 越え
そのchiave【鍵】奪うんだな
今のお前を殺すには
力なんて要らないだろう?
潜りゆく鏡の世界 其処にこそ在る安息と
現実の逆光に
堕ちながら仰ぐ空には 忌まわしき過去の屈辱
二度と戻りたくはない
夢+自由=幻 組織の澱の中
首輪を諦めて ただ待っていたなら
このcielo【大空】
見上げることもなく
痛みなら深くあるほど 灼けるように肌は粟立ち
その先は、inferno【地獄】
覚悟して逃げた外には 紫の霧の姿
この身を目に映して
生きなくちゃならない 組織の檻の外
ああ・・・最後の力 振り絞る
遺跡の壁伝い
体は溶けていく
最終更新:2010年08月11日 04:09