神父交えた計画線上 階段のそのまた向こう
全然いいこともないし、ねえ
その手を引いてやろうか?
散々遠ざけた子孫と、
そう、ナイルの横で踊るの?
太陽に目が眩んじゃうから
どうでしょう、一緒にここで!
甲高い声が空を埋めるよ
低俗な日々に息巻いて
当然、充実感もないし
さあ、思い切り吐き出そうか
「親しい笑顔を振りまく理由(わけ)を
共に暮らしてて馴れあう理由を
さがしても
さがしても 見つからないから
はにかみながら怒ったって
目を伏せながら笑ったって
そんなの、どうせ、嘘だらけさ!」
夜中カイロで踊ろうか
世界の真ん中でワン・ツー
ちょっとクラッとしそうになる
全能感を楽しんで
パッと無駄ッと消えちゃいそな
次の瞬間に刻もうか
くるくるくるくるり 止まる世界に酔う
敗北者だけの世の中。
ラインの限界地点飛び越えて
「全然いいこともないし、ねえ
この手を引いてやろうか?」
なんだか平凡と違う。
運命の必然を信じてみる。
散々繰り返したワルツを、
そう、思い切り馬鹿にしようか
「つまらん命に意地張る意味を
勇気信じて勝ち抜く理由を
叩いても
叩いても 挑んでくるから
気分のときに踊れないの
笑いたいときに笑えないの
そんな人間をやめちゃった!」
絢爛の永遠を歌おうか
世界、生まれ変わる前に
ずっと刻まれた首の傷をどうぞ。
まだまだ薄れないさ。
なんて愉快な眺めなんでしょうか!
この手に掴む栄光
きっと幸せ手にしたいから、
広い歩道を行くの。
豪華客船で踊ろうか
運命はふたりでひとつ
ちょっとクラッとしそうになる
敗北感も噛み締めて
パッと無駄ッと消えやしない
次の宿命を残そうか
さよなら、また会おう。
巡る世界に言う―――
最終更新:2010年09月08日 17:05