杜の詩

海に消える船 俺たちは見送った
眩しく輝く黄金の心は あの日から
変わらず いつまでも変わらずに
在り続けようと 霞む船へ手を振った

あの夏はまだ胸に残ったまま
いつかは俺も大人になる
この町を父と歩いていたこと
母にだけ秘めて過ごしてる
子どもの頃 忘れられぬヒーロー
破れた学ラン持つ背中
救いたい あの人のように
今なら手にした能力(スタンド)
消えた魂を追い掛けど追い付けず
あの小道越えた さよならも言えずに あの日から
変わらずいつまでも待つ家族
町の歴史背負い俺は生きるだろう ずっと

あの日々駆け抜けた杜王の仲間
馬鹿笑いは卿も聴こえる
奴らも俺もいつかは歩みだし
この町離れる日が来ても
振り返る グランドホテルはある
あの人はもう町に居ない
いつまでも覚えていて どうか
季節が残した昨日を
消える赤ん坊 池染むジョースターの血
父は要らないと思っていた 最後に少しだけ
甘えたジジイの財布 今も
俺の部屋の中 隠したままずっと持つ

海に消える船 俺たちは見送った
眩しく輝く黄金の心は あの日から
変わらず いつまでも変わらずに
在り続けようと 霞む船へ手を振った

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最終更新:2007年12月17日 11:01
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