少年よ お前の背には 清き星 血が流る
託された 希望も知らず 風よ 何処へと吹くのか?
一方その頃ー
花屋の依頼を受けた
ブチャラティチーム
ミスタは彫刻家スコリッピのスタンドと対峙していた
運命よ お前の手では 白き石 象られ
現れた 形状（かたち）も変えて 何故に行くのか?
一方その頃ー
「俺の負けだ…さあ、殺すが良い」
「とどめはささない、あんたはいい人だからな」
「気に入ったぞ
ジョルノ」
「お前の黄金のような気高き夢にかけよう」
尚も麻薬は街を駆け廻り
翻弄される者達
それぞれの思惑が絡み合う
嗚於...懐かしき故郷（ネアポリス）
遥けき人影 あの旋風は 今も吹いている
時が廻れば ぼくはその夢を 追いかけるのでしょう
（ぼくは ギャングスターになります）
組織に潜む闇が 今も 紅く胸を抉る
嗚呼...空よ 人間は何に従うべきで 何を守るべきなのか?
『覚悟に敬意を表する』
『ツイてる こいつが来て』
背中に星を抱いてる 君をいつも僕は／俺は信じてる
『行くなと言わないでくれ』
『安らげるのは隣だけだ』
新たな星を見てる 君をいまも傍に感じてる
（新入りだったジョルノ）
少年が剣を取るならば（uh uh aureo）
幹部になったブチャラティ
青年は盾に成るのだろうか？（uh uh leader）
廻る廻る 運命の奇妙な冒険
物語に黄金の風が吹き抜ける……
「あんな女の…
絶頂に連なる道こそ
大事よ…」
「トリッシュ…
貴様さえ生まれてこなければ…！」
「フフフ、
冷酷と蔑むなら蔑むがいい…」
「世界の…
帝王になるのはこの私だ！
フッハハハー！」
手を伸ばし掴んだ筈の君の腕は 掌から零れ落ちてゆくばかり
奪い去り 憎み合い また俺を裏切るのか 組織に蔓延った悪魔よ
我等は今 誰と戦うべきで 誰を守るべきか
嗚呼...空よ 人間は何を信じるべきで 何を守るべきなのか?
滅びへ向かう道も 信じて歩める盟友たちよ
嗚於...星よ 人間は何を貫くべきで 何を遺すべきなのか?
去ってしまった者たちから受け継いだものは
さらに「先」に進めなくてはならない
この『矢』は破壊しない
最終更新：2012年05月03日 13:46
