悪戯に時は過ぎて 忘却は 意識を奪って
水底で 重なり合う 求めすぎては バラバラ
チグハグな てとて、あし 今もまだ 抗う鼓動で
グラスの水 飲み干すよう 乾いた喉を 潤した
さあ 毎夜 毎夜 抱きしめて 枯れるほど 腕の中で
嫌というほど吸い付いて 気がつけばもう
抜け殻になった
部屋の中 二人きり 冷め切った 瞳が泳いだ
君だけは 特別 心の中 ウラハラ
さあ もっと、もっと 近づいて 吐息が 重なるほど
そっと、そっと つぶやいた 別れの言葉
「今宵は”ひとつ”に」
あの子も この子も 魅せられて
あの世も この世も 無くなった
芽生えた 想いは 誰のもの?
みんな つかまっちゃった・・・
さあ 何もかも 脱ぎ捨てて 月夜に 火照るカラダ
何度 何度 ツキヌケテ 絡み合うほど
そう 愛を 毎夜 ささやいて 誰にも 届かぬ夜
もっと、もっと 深くまで ”ひとつ”に成るよう
求めつづけたい
最終更新:2013年03月10日 11:28