ディアボロデイズ

どこか知らないトコの午後12時半くらいのこと 天気が良い
鬱病になりそうなほど繰り返した死亡の中 することも無いから一人ぶらついてた

「俺はいつまで死ぬんだろう」 町を歩きながらふてぶてしく俺はつぶやいた
あぁ、吠え出した犬にかなりビビッて飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機

バッと通った自動車が俺を轢きずって鳴き叫ぶ
血飛沫の色 俺の匂いと混ざり合ってむせ返った
嘘みたいなレクイエム 「嘘じゃないぞ」って嗤ってる
かつての絶頂かき回すようなコール音に全て眩んだ

目を覚ました時計の針が鳴り響くベッドで 今は何時?
いつものホテル午前12時過ぎ位を指す やけにうるさい外の音覚えていた

でもさあ、嫌な感じだな 同じところで前に死んだ日を思い出した
「もう今日は帰ろうか」 道に抜けた時 周りの奴は皆 上を見上げ口を開けていた

落下してきたローラーが俺を下敷きに着地する
劈く咆哮 機械の音が木々の隙間で空廻り
ワザとらしくジョバァーナが「夢じゃないぞ」って嗤ってる
眩む視界に奴の横顔 笑ってるような気がした

何度世界が眩んでもジョバァーナが嗤って奪い去る
繰り返して何十年 もうとっくに気が付いていたろ
こんなよくある話なら結末はきっと1つだけ 繰り返したレクイエムの向こう

バッと自ら飛び込んだ瞬間トラックにぶち当たる
血飛沫の色 俺の瞳と軋む体に乱反射して
文句ありげなジョバァーナに「ざまぁみろ」って笑ったら
実によく在るレクイエムのなか そんな何かがここで終わった

目を覚ましたどこかのせまい部屋のベッドの上 少年(かれ)はただ
「とぅるるるるるるるん」と一人受話器抱きかかえてた



原曲【初音ミク/カゲロウデイズ】
元動画URL【http://www.nicovideo.jp/watch/sm15938639



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最終更新:2013年08月18日 11:05
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